この章では、グローバルに登録されたガジェットをサイト・ガジェット・カタログと共有する方法および手順について紹介します。また、名前やプレビュー・イメージなどのガジェットのメタデータを変更する手順についても説明します。
この章は、次の項で構成されています。
グローバル・カタログに登録されているガジェットは、必要な数だけサイト・ガジェット・カタログと共有できます。サイト・ガジェット・カタログは、ガジェットの「単一ガジェットのデプロイメント」画面およびダッシュボードと関連付けられています。つまり、サイト・ガジェット・カタログにリストされたガジェットは自動的に次の状態になります。
単一ガジェットとしてデプロイ可能になります。
ダッシュボードのガジェット選択パネルにサムネイルとして配置されます。
グローバルに登録されたガジェットを共有するには:
WebCenter Sitesに一般管理者としてログインし、グローバル・ガジェット・カタログ・インタフェースが有効化されているサイトを選択して、ガジェット・アイコンをクリックします。
「グローバル・カタログ」が開きます。
サイト・ガジェット・カタログと共有するガジェットのチェック・ボックスを選択し、「共有」をクリックします。
「サイトでのガジェットの共有」フォームが開きます。
「使用可能」リスト・ボックスから、ガジェットを共有するサイトを選択し、サイトを「選択済」リスト・ボックスに移動します。
注意: サイトがインタフェースに表示されない場合は、ガジェット・ユーザー・インタフェースがどのサイトにも割り当てられていないことを意味しています。インタフェースを割り当てる手順については、第40.2.2.1項「既存のサイト・ユーザーに対するガジェット・ユーザー・インタフェースの有効化」を参照してください。 |
「保存」をクリックします。
ガジェットのサムネイルの下にあるサイト・インジケータに示されるとおり、ガジェットは選択したガジェット・カタログで使用可能になります。
これでガジェットが、サイト・ガジェット・カタログで単一ガジェットとしてデプロイ可能になります。またガジェットは、サイト・ガジェット・カタログの関連付けられたダッシュボード上にガジェット選択パネルのサムネイルとしても配置されます。
注意: ガジェットを特定のサイト・ガジェット・カタログと複数回共有することはできません。 |
ガジェットのメタデータは、グローバル・カタログまたはサイト・ガジェット・カタログから変更できます。ガジェットのメタデータには、名前、ディスクリプタURL、サムネイル、プレビュー、アイコン・イメージおよび割り当てられたフィルタ・カテゴリが含まれます。
この項は、次のトピックで構成されています。
一般管理者は、グローバル・カタログ内でガジェットのメタデータを変更できる唯一のユーザーです。
グローバル・カタログ内でガジェットのメタデータを変更するには:
WebCenter Sitesに一般管理者としてログインし、グローバル・ガジェット・カタログ・インタフェースが有効化されているサイトを選択して、ガジェット・アイコンをクリックします。
「グローバル・カタログ」画面で、メタデータを変更するガジェットのサムネイルをクリックします。
「ガジェットの編集」フォームが開きます。
「ガジェットの編集」フォームでガジェットのメタデータに必要な変更を加えて、「保存」をクリックします。
ガジェットのメタデータに加えた変更は、グローバル・カタログ内のガジェットのインスタンスにのみ適用されます。ガジェットをサイト・ガジェット・カタログと共有している場合は、サイト・ガジェット・カタログからガジェットを削除して、(グローバル・カタログ上の)更新されたガジェットをサイト・ガジェット・カタログと共有します。
サイト・ガジェット・カタログ内のガジェットのメタデータは、一般管理者とサイト管理者が変更できます。変更はそのカタログ内のガジェットのみに影響します。変更内容は、サイト・ガジェット・カタログからダッシュボード、ガジェットの「単一ガジェットのデプロイメント」画面、およびガジェットがデプロイされているすべての場所に伝播されます。
サイト・ガジェット・カタログ上でガジェットのメタデータを変更するには:
WebCenter Sitesに一般管理者またはサイト管理者としてログインし、ガジェット・ユーザー・インタフェースが有効化されているサイトを選択して、ガジェット・アイコンをクリックします。
「ガジェット」画面で、メタデータを変更するガジェットのサムネイル・イメージをクリックします。
「ガジェットの編集」フォームでガジェットのメタデータに必要な変更を加えて、「保存」をクリックします。
ガジェットのメタデータに加えた変更は、サイト・ガジェット・カタログ、ガジェットの「単一ガジェットのデプロイメント」フォーム、ダッシュボード、およびガジェットがデプロイされているすべての場所(個別およびダッシュボード上)に適用されます。