Oracle® Fusion Middleware Oracle Enterprise Repositoryヘルプセット 11g リリース1 (11.1.1.5.0) E59382-01 |
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登録プロセスの理解
登録プロセスにおけるアセットの移動は、アセット・エディタ内のファイル・ツリーに表示されているように、いくつかのフォルダによって編成および管理されます。
アセットは、「発行済」フォルダで登録プロセスを開始します。レジストラによって受入れまたは拒否されると、アセットは「発行済」の下のレビュー中フォルダに移動します。
保留中のレジストラがアセット・エディタ内のタブのデータをレビューし承認すると、アセットはレビュー中から「登録済」フォルダに移動します。ユーザーは、発行済、未発行および登録済アセットにアクセスする検索機能を使用するか、My Stuffを使用して、アセットの進捗状況を追跡できます。
登録プロセスには、次のアクションが含まれます。
- 発行
- アセットはユーザーによって発行されると、「発行済」の下の保留中のレビュー・フォルダに表示されます。自動電子メール・メッセージにより、新規アセットが発行キューに入ったことがレジストラに通知されます。
- レビュー
- レジストラは、アセットおよびその関連情報を検証し、ワーク・キューに入れるか、拒否するかを決定します。
- 拒否
- アセットを拒否した場合、レジストラは拒否の理由を入力します。
- アセットが発行フォルダから拒否された場合、アセットは、発行者のMy Stuffのマイ発行フォルダで拒否済とマークされます。
- 受入れ
- 登録のために受け入れられたアセットは、レビュー中フォルダに移動され、レジストラまたは上級発行者が登録プロセスを開始します。必要な情報が集められ、アセット・エディタの適切なタブで入力されます。レジストラは、各タブを検証し、ワークフローを監視します。ワークフローの特定のステージの情報が受入れ可能な場合、レジストラは該当のタブでデータを承認します。承認プロセスに規定された順序はなく、レジストラは任意の順序でステージを承認できます。レジストラには、プロセスの任意のステージの情報を編集するオプションもあります。
- 承認
- レジストラは、様々なタブで指定されている情報に関する組織の基準に基づいて、「管理」タブで最後の承認を付与します。アセットのアセット・エディタ・タブの個別の構成は、発行時にアセットが関連付けられるタイプ・テンプレートの構成によって決定されます。各タブは、アセットの説明およびその使用の促進に使用されるメタデータの様々な要素を提供します。
「アセットの登録」を参照してください。
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