Oracle® Fusion Middleware Oracle Enterprise Repositoryヘルプセット 11g リリース1 (11.1.1.5.0) E59382-01 |
|
レポート・タイプ
プロジェクト・ポートフォリオ生産性レポート
プロジェクト・ポートフォリオ生産性レポートには、プロジェクト・チームの生産性全体(規定されるアセット使用要件に関するコンプライアンスのレベル、既存のアセット・ポートフォリオを活用することで実現した価値など)が示されます。レポートは、アセット・ポートフォリオに対する各プロジェクト・チームの貢献度にも着目します。プロジェクト・ポートフォリオ生産性レポートには、次の項目があります。
- プロジェクト別アセット生産性の詳細 (アセット生産性の追跡機能を有効にする必要があります)。
プロジェクトで使用される個々のアセットと、アセットの使用による節約時間を示します。マネージャは、このレポートを使用して、アセットの再利用に関してグループまたは個人に報酬を与えることができます。設計者やレジストラは、レポートを使用して、ポートフォリオでの新たな基準を見極めることができます。また、マネージャは、このレポートを使用して、クライアントに対して生み出される価値を数値化することもできます。
-
アセットの使用(プロジェクト別)
プロジェクトで使用される個々のアセットと、アセットの使用による節約時間を示します。マネージャは、このレポートを使用して、アセットの再利用に関してグループまたは個人に報酬を与えることができます。設計者やレジストラは、レポートを使用して、ポートフォリオでの新たな基準を見極めることができます。また、マネージャは、プロジェクト・リーダーとともにこのレポートを使用して、クライアントに対して生み出される価値を数値化することもできます。
- プロジェクト・コンプライアンス(コンプライアンス・レポートの使用を想定)
プロジェクトに適用されるコンプライアンス・テンプレートと、プロジェクトがテンプレートに従っているかどうかを示します。
アセット・ポートフォリオ管理レポート
主に設計者とレジストラによって使用されます。これらのレポートは、アセット・ポートフォリオの品質、ステータスおよび価値を示します。また、これらのレポートは、アセットの需要と供給を監視し、アセット・ポートフォリオの分類の絞込みに役立ちます。このグループに含まれるレポートは次のとおりです。
- アセット・ポートフォリオ・ポリシー・ステータス
組織のアセット・ポートフォリオ全体に関して、ポリシー・ステータス(可、不可、不明)の概要を示します。このレポートを使用すると、ユーザーは、各ステータスのアセットのリスト(たとえば、不可となるすべてのアセット)を表示できます。詳細なレポートには、各アセットに適用されるすべてのポリシーと、すべてのポリシー・アサーションのステータスがリストされます。
- アセット・ポートフォリオ評価
使用されているアセット数、各アセットが使用された頻度および再利用における合計節約時間を示します。設計者とレジストラは、このレポートを使用して、最も重要で価値のあるアセットを検索できます。
- アセット評価
コンシューマによるアセットの評価を示します。設計者とレジストラは、レポートを使用して、アセットについて判断された価値を図で示すことができ、プロデューサとメインテイナは、レポートをフィードバック・メカニズムとして使用できます。
- アセット拒否プロジェクトでの使用に関してアセットが拒否された理由を示します。設計者とレジストラは、このレポートを使用して、特定のアセットの需要レベルを測定でき、プロデューサとメインテイナは、レポートをフィードバック・メカニズムとして使用できます。
- アセット・ステータス
アセットの名前、タイプおよびステータス(アクティブ、非アクティブなど)を示します。レジストラは、このレポートを使用して、アセット・ポートフォリオに必要なアセット・ライフサイクル・メンテナンスのレベルを決定できます。 - アセットの使用(プロジェクト別)
プロジェクトで使用される個々のアセットと、アセットの使用による節約時間を示します。マネージャは、このレポートを使用して、アセットの再利用に関してグループまたは個人に報酬を与えることができます。設計者やレジストラは、レポートを使用して、ポートフォリオでの新たな基準を見極めることができます。また、マネージャは、プロジェクト・リーダーとともにこのレポートを使用して、クライアントに対して生み出される価値を数値化することもできます。
- コンシューマによってレポートされたアセット価値(アセット別)
アセット関連の、コンシューマによってレポートされた節約と、アセットの予測値を示します。マネージャは、このレポートを使用して、実質予測時間の計算に使用される数値を絞り込むことができます。設計者とレジストラは、このレポートを使用して、リポジトリで最も使用され価値のあるアセットを特定できます。プロデューサおよびメインテイナは、このレポートを使用して、コンシューマによって実現された実際のアセット価値の特定、およびリポジトリ内のアセットへの進行中の変更および拡張を識別できます。
- ポリシー・ステータス・レポート
組織のポリシー・ポートフォリオのすべてのポリシーの概要と、ステータスが可、不可、または不明のアセットの数を示します。このレポートは、各ポリシーで管理されるアセットの詳細リストと、ステータスが可、不可または不明のアサーションの数も示します。
- 検索基準
各検索パラメータの結果数を示します。設計者とレジストラは、このレポートを使用して分類を定義できます。
- 結果が作成されなかった検索
結果が作成されなかった検索の検索パラメータを示します。最終的には、リポジトリ内の需要が満たされなかった領域が示されます。レジストラと設計者は、このレポートを使用して分類を絞り込むことができます。
- 最新の結果を作成した検索
最新の結果を戻した検索の検索パラメータを示します。このレポートは、設計者やレジストラによって使用され、ユーザーがリポジトリ内の必要な情報を検索するかどうかを判断できます。レポートは、分類の絞込みにも使用できます。
- 発行されたアセットのステータス承認サイクルにおけるアセット・ステータスを示します。レジストラは、このレポートを使用して、作業が必要なアセットのスケジュールを決定できます。
- アセット通知へのサブスクライハ゛
アセット情報への個々のサブスクライハ゛を示します。このレポートは、設計者やレジストラによって使用され、ポートフォリオのアセットに関する需要レベルを決定できます。
アセット・リリース管理レポート
アセットのプロデューサやメインテイナによって主に使用されます。これらのレポートは、アセットの絞込みや強化についてこれらのユーザーに通知し、コンシューマ・コミュニティやプロジェクトの使用に対するアセット変更の影響を決定します。また、これらのレポートによって、変更が通知される必要がある利害関係者が特定されます。アセット・リリース管理レポートには次のオプションがあります。
- アセット・デプロイメント
デプロイされるアセットの名前と、そのアセットが関連付けられるプロジェクトの名前を示します。プロデューサ、メインテイナおよびプロジェクト・リーダーによって使用され、アセットに対する変更の影響を評価します。
- アセットの使用状況
特定のプロジェクトで使用するために選択されたアセットをリストします。プロデューサ、メインテイナおよびプロジェクト・リーダーによって使用され、アセットに対する変更の影響の可能性を評価します。
- アセット評価
コンシューマによるアセットの評価を示します。設計者とレジストラは、レポートを使用して、アセットについて判断された価値を図で示すことができ、プロデューサとメインテイナは、レポートをフィードバック・メカニズムとして使用できます。
- アセット拒否
プロジェクトでの使用に関してアセットが拒否された理由をリストします。設計者とレジストラは、このレポートを使用して、特定のアセットの需要レベルを測定でき、プロデューサとメインテイナは、レポートをフィードバック・メカニズムとして使用できます。
- コンシューマによってレポートされたアセット価値(アセット別)
アセット関連の、コンシューマによってレポートされた節約と、アセットの予測値を示します。マネージャは、このレポートを使用して、実質予測時間の計算に使用される数値を絞り込むことができます。設計者とレジストラは、このレポートを使用して、リポジトリで最も使用され価値のあるアセットを特定できます。プロデューサおよびメインテイナは、このレポートを使用して、コンシューマによって実現された実際のアセット価値の特定、およびリポジトリ内のアセットへの進行中の変更および拡張を識別できます。
- アセット通知へのサブスクライハ゛
アセット情報への個々のサブスクライハ゛を示します。このレポートは、設計者やレジストラによって使用され、ポートフォリオのアセットに関する需要レベルを決定できます。
パフォーマンス・レポート
これらのレポートでは、個々のユーザーが、組織への貢献度の値を数値化できます。また、組織でのプロデューサ、コンシューマおよびプロジェクト・リーダーのパフォーマンスに関して、部門長に通知します。Oracle Enterprise Repositoryに現在含まれているパフォーマンス・レポートは次のとおりです。
- アセットの使用(プロジェクト別)
プロジェクトで使用されるアセットと、アセットの使用による節約時間を示します。マネージャは、このレポートを使用して、アセットの再利用に関してグループまたは個人に報酬を与えることができます。設計者やレジストラは、レポートを使用して、ポートフォリオでの新たな基準を見極めることができます。また、マネージャは、プロジェクト・リーダーとともにこのレポートを使用して、クライアントに対して生み出される価値を数値化することもできます。
プログラム管理レポート
各種マネージャによって主に使用されます。これらのレポートは、プログラムが組織にもたらす価値(ROI)を公開し、プログラムが正常に目標を達成するかどうか、およびプログラムの成長と進捗を示し、インセンティブやガバナンスの基盤としての役割を果たします。プログラム管理レポートには次のオプションがあります。
- アクティブと非承認のユーザー・ログイン
アクティブおよび非承認ユーザーの名前と、そのユーザーがログインした時間を示します。システム管理者またはセキュリティ管理者は、このレポートを使用して、リポジトリ・ライセンスを再度割り当てることができます。
- アクティブと非承認のユーザー(ログインなし)
一度もログインしたことがない、アクティブおよび非承認ユーザーの名前を示します。システム管理者またはセキュリティ管理者は、このレポートを使用して、リポジトリ・ライセンスを再度割り当てることができます。
- アセット・ポートフォリオ評価
使用されているアセット数、各アセットが使用された頻度および再利用における合計節約時間を示します。設計者とレジストラは、このレポートを使用して、最も重要で価値のあるアセットを検索できます。
- コンシューマによってレポートされたアセット価値(アセット別)
アセット関連の、コンシューマによってレポートされた節約と、アセットの予測値を示します。マネージャは、このレポートを使用して、実質予測時間の計算に使用される数値を絞り込むことができます。設計者とレジストラは、このレポートを使用して、リポジトリで最も使用され価値のあるアセットを特定できます。プロデューサおよびメインテイナは、このレポートを使用して、コンシューマによって実現された実際のアセット価値の特定、およびリポジトリ内のアセットへの進行中の変更および拡張を識別できます。
- パスワード・イベント・ログ
ユーザーに対して行われたパスワードの変更を示します。このレポートは、セキュリティ管理者やシステム管理者によって使用され、セキュリティ違反を特定できます。
- 発行ステータス(プロデューサ別)
プロデューサの名前、発行および登録されたアセットの数、使用インスタンスの数、アセット・コンシューマによる予測節約時間を示します。
- アセット通知へのサブスクライハ゛
アセット情報への個々のサブスクライハ゛を示します。このレポートは、設計者やレジストラによって使用され、ポートフォリオのアセットに関する需要レベルを決定できます。
Copyright (c) 2008, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
目次