Oracle® Fusion Middleware Oracle Web Tierインストレーション・ガイド 11g リリース1 (11.1.1.7.0) B55905-08 |
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この章では、Oracle Web Tier 11.1.1.7.0コンポーネントのインストールおよび構成の方法について説明します。このプロセスでは、次の製品のインストールおよび構成を選択できます。
Oracle HTTP Server (OHS)
Oracle Web Cache
Oracle Process Manager and Notification Server (OPMN)は、デフォルトでインストールと構成が行われます。
注意: この章は、新規ユーザーを対象者としています。既存のOracle Web Tierインストールがある場合は、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』の最新のOracle Fusion Middlewareパッチ・セットの適用に関する項を参照してください。 |
この章は次の項で構成されています。
この項では、インストール・タイプとして「インストールと構成」を選択(第2.4項)した場合に実行する必要がある手順について説明します。
インストーラを起動した後、表3-1の手順に従ってOracle Web Tierをインストールおよび構成します。
表3-1 インストールと構成の手順
番号 | 画面 | この画面はいつ表示されるか | 説明と必要なアクション |
---|---|---|---|
1 |
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常に |
「次へ」をクリックして続行します。 |
2 |
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常に |
My Oracle Supportでソフトウェア更新を検索してダウンロードする場合は、My Oracle Supportアカウントのユーザー名およびパスワードを入力し、「接続のテスト」をクリックします。 ローカル・ディレクトリで更新を検索する場合は、「ローカル・ディレクトリで更新を検索」を選択し、「更新の検索」をクリックします。 ソフトウェア更新をスキップする場合は、「ソフトウェア更新のスキップ」を選択します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
3 |
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常に |
「インストールと構成」を選択します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
4 |
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常に |
「次へ」をクリックして続行します。 |
5 |
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常に |
MiddlewareホームとWeb層Oracleホームのディレクトリを指定します。
「次へ」をクリックして続行します。 |
6 |
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常に |
セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取る場合は、次のようにします。
セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取らない場合は、次のようにします。
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7 |
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常に |
構成するコンポーネントを選択します。 Web Tierを既存のFusion Middleware (EM) Controlに関連付ける場合は、「選択されたコンポーネントとWebLogicドメインの関連付け」を選択します。このオプションを選択する場合は、管理サーバーが稼働していることを確認してください。 Oracle Web Tierをスタンドアロン・モードでインストールする場合は、「選択されたコンポーネントとWebLogicドメインの関連付け」が選択されていないことを確認します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
8 |
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「コンポーネントの構成」画面で「選択されたコンポーネントとWebLogicドメインの関連付け」が選択されている場合 |
Fusion Middleware (EM) Controlのホストである既存のWebLogicドメインの接続情報を指定します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
9 |
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常に |
Oracleインスタンスの場所とコンポーネントの名前を指定します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
10 |
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常に |
Oracleインスタンスの場所とコンポーネントの名前を指定します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
11 |
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常に |
ポートの構成を自動または手動で行うかを選択します。 注意 - 詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のポート番号に関する項を参照してください。 「次へ」をクリックして続行します。 |
12 |
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常に |
この画面の情報を確認します。 「インストール」をクリックしてインストールを開始します。 |
13 |
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常に |
「次へ」をクリックして続行します。 |
14 |
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常に |
「次へ」をクリックして続行します。 |
15 |
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常に |
「終了」をクリックしてインストーラを終了します。 |
インストールと構成が完了した後、トポロジと構成によっては、インストール後の作業を実行する必要があります。この項の内容は、次のとおりです。
デフォルトでは、Oracle HTTP ServerとOracle WebLogic Serverの間のルーティングは構成されません。Oracle HTTP ServerからOracle WebLogic Serverへリクエストをプロキシできるようにするには、プラグインを構成する必要があります。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle HTTP Server管理者ガイド』のmod_wl_ohsに関する項を参照してください。
Oracle BAMでOracle Web Cacheを使用している場合は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Web Cache管理者ガイド』のキャッシング・ルールの構成と監視の基本的なタスクに関する項を参照してください。
次のOracle BAM設定を使用します。
Expression Type : Regular Expression URL Expression : oracle.bam.web (or Event=viewReport, for the second rule) HTTP Methods : Select all Leave URL and POST Body Parameters empty. POST Body Expression : .* Caching Policy : Don't Cache Leave Comment as it is. Compression : Off Enabled : yes
インストールの成功を検証するには、次のタスクのうちのいくつかを実行します。
Oracleインベントリ・ディレクトリ内のlogs
ディレクトリにインストール・ログ・ファイルが存在するかを確認します。UNIXシステムで、Oracleインベントリ・ディレクトリの場所がわからない場合は、WebTier_ORACLE_HOME
/oraInst.loc
ファイルを参照すればわかります。Windowsシステムのインベントリ・ディレクトリのデフォルトの場所はC:\Program Files\Oracle\Inventory\logs
です。
ドメイン・ホーム・ディレクトリ内のservers
ディレクトリにあるドメイン・サーバー・ログを確認します。たとえば、次のとおりです。
UNIXの場合
Web_Tier_ORACLE_HOME/user_projects/domains/domain_name/servers/server_name
Windowsの場合
Web_Tier_ORACLE_HOME\user_projects\domains\domain_name\servers\server_name
インスタンス・ホーム内のINSTANCE_HOME
/bin
ディレクトリ(UNIXの場合)またはINSTANCE_HOME
\bin
ディレクトリ(Windowsの場合)からopmnctl status
コマンドを実行します。たとえば、次のとおりです。
> ./opmnctl status Processes in Instance: instance2 ---------------------------------+--------------------+---------+--------- ias-component | process-type | pid | status ---------------------------------+--------------------+---------+--------- webcache1 | WebCache-admin | 24057 | Alive webcache1 | WebCache | 24056 | Alive ohs1 | OHS | 23890 | Alive
この情報には、このインストールで構成されたコンポーネントが示されます。ステータスAliveは、コンポーネントが起動され実行中であることを示します。
インスタンス・ホーム内のINSTANCE_HOME
/bin
ディレクトリ(UNIXの場合)またはINSTANCE_HOME
\bin
ディレクトリ(Windowsの場合)からopmnctl status -l
コマンドを実行して、コンポーネントが使用するポートのリストを取得します。たとえば、次のとおりです。
> ./opmnctl status -l ---------------------------------+--------------------+---------+----------+------------+----------+-----------+------ ias-component | process-type | pid | status | uid | memused | uptime | ports ---------------------------------+--------------------+---------+----------+------------+----------+-----------+------ webcache1 | WebCache-admin | 24057 | Alive | 1067146469 | 43712 | 14:43:29 | http_admin:7799 webcache1 | WebCache | 24056 | Alive | 1067146468 | 64072 | 14:43:29 | http_stat:7800,http_invalidation:7801,https_listen:7802,http_listen:7798 ohs1 | OHS | 23890 | Alive | 1067146467 | 50260 | 14:43:39 | https:9999,https:4447,http:7777
この表示のポート番号を使用して、ブラウザで適切なページを開きます。次の形式を使用します。
http://system_name:port_number
前述の情報に基づき、表3-2のURLを使用して、この構成から様々なページにアクセスします。