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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1.1.7.0)
B55911-06
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3 シングル・サインオン・インストレーションの評価

この章には次のトピックが含まれます:


注意:

既存のOracle Single Sign-On 10gをご使用の場合、Oracle Access Manager 11gにアップグレードして、シングル・サインオン・ソリューションの機能をさらに拡張することをお薦めします


3.1 Oracle Portal 11gインストールの重要な注意点

Oracle Portal 11gの新規インストールには、インストール・プロセスの際にOracle Single Sign-On 10gが必要です。そのため、Oracle Portal 11gユーザーは、既存のOracle Single Sign-On 10gインストールを使用する必要があります。Single Sign-On 10gの新規インストールを実行する必要がある場合、ハードウェアの問題や、システムの破損などの予期しない問題について考慮してください。新規Single Sign-On 10gインストールについては、10gでサポートされているシステム・フレームワークに従うことをお薦めします。

Oracle Portal 11gのインストール後に、Oracle Single Sign-On 10gをOracle Access Manager 11gにアップグレードできます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementアップグレード・ガイド』を参照してください。

3.2 作業の前に

アップグレードやインストールを実行する前に、次のドキュメントを読み、Oracle Fusion Middlewareの環境が、インストールする製品の最小インストール要件を満たしていることを確認する必要があります。

3.2.1 システム要件と仕様の確認

Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様に関するドキュメントは、次の場所で入手できます。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html

このドキュメントには、ハードウェアとソフトウェア要件、データベース・スキーマ要件、最小ディスク領域とメモリー要件、必要なシステム・ライブラリ、パッケージ、パッチなどに関する情報が記載されています。

3.2.2 動作保証情報の確認

Oracle Fusion Middlewareでサポートされるシステム構成に関するドキュメントは、次の場所で入手できます。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

このマニュアルでは、サポートされる32ビットおよび64ビット・オペレーティング・システム、データベース、Webサーバー、LDAPサーバー、アダプタ、IPv6、JDKおよびサード・パーティ製品の動作保証に関する情報が記載されています。

3.2.3 相互運用性と互換性に関する情報の確認

インストール時に発生する可能性がある相互運用性および互換性の問題については、『Oracle Fusion Middleware相互運用および互換性ガイド』を参照してください。

Oracle Fusion Middleware製品が旧バージョンの他のOracle Fusion Middleware、Oracleまたはサード・パーティ製品と機能するために重要な情報がこのマニュアルに記載されています。この情報は、既存の環境をアップグレードする既存ユーザーと新しいOracle Fusion Middlewareユーザーの両方に適用されます。

3.3 シングル・サインオンのオプション

シングル・サインオン・ソリューションで使用できるオプションは、次のとおりです。

3.4 シングル・サインオンの準備作業に関する考慮事項

シングル・サインオン・ソリューションの準備作業の際には、次の事項を考慮してください。

3.5 Oracle Single Sign-Onの既知の制限事項

Oracle Single Sign-Onの制限事項は、次のとおりです。

3.6 推奨事項

シングル・サインオン・ソリューションの選択時には、次の要件とオプションについて慎重に考慮することをお薦めします。