この章では、Oracle WebCenter Sites: コミュニティ・ガジェットWebアプリケーションおよびその個別のWEMアプリケーション、コミュニティおよびガジェットに関連する問題について説明します。この章には、Oracle WebCenter Sites: コミュニティ・ブログ・モジュールのアップグレードについての情報も含まれます。
この章の内容は次のとおりです。
WebCenter Sites: コミュニティ・ガジェットには、次のユーザビリティおよびプラットフォームの拡張が含まれます。
Contributorインタフェース統合: ウィジェットおよびガジェットには、WebCenter Sites Contributorインタフェース内からアクセスできます。ユーザーはソーシャル・コンポーネント(投票、コメント・ウィジェット、ガジェットなど)を簡単に検索し、それらを直接ページにドラッグ・アンド・ドロップできるようになりました。
OAMソーシャル統合: OAMソーシャル統合により、管理側でOAMを使用してサイト・ビジターの認証およびモデレータの認証を行うための、複数のソーシャル・ネットワークに対するサポートが有効化されます。
インストールの改善: コミュニティ・サーバーおよびガジェット・サーバーが単一のインストーラにバンドルされ、インストール・プロセスが簡単になりました。
コミュニティ・ウィジェットの拡張: ユーザーは、任意のカテゴリに関するコメントおよびレビューをフィルタで除外およびモデレートできます。ビジターは、Googleアカウントを通して認証できます。モデレータは、ボタンをクリックすることによって任意のページのコメントの投稿を受け入れたり、または不許可にすることができます。
ガジェットの拡張: ガジェット管理インタフェースがローカライズされ、ローカライズされたガジェット・サポートが含まれます。さらに、複数のガジェットをコミュニティ・ウィジェットとともに同じWebページ上でレンダリングできます。他の拡張には、ガジェットへのプラガブル・ログイン・バー、ガジェットおよびダッシュボード間のユーザー・セッションのメンテナンスが含まれます。
コミュニティおよびガジェットのプラットフォーム・サポートの更新には、新しいオペレーティング・システムおよびアプリケーション・サーバーが含まれます。詳細は、Oracle WebCenter Sites動作保証マトリックスを参照してください。詳細は、Oracle WebCenter Sites動作保証マトリックスを参照してください。
この項には次のトピックが含まれます:
コミュニティおよびガジェット・インタフェースに対して、Internet ExplorerユーザーはサードパーティCookieを受け取るようにブラウザを設定する必要があります。
ウィジェットは、有効なHTMLホスト・ページでのみ認証されます(Strict doctypeのXHTML 1.0でテスト済)。
ウィジェットは、有効な問合せ文字列のみを含むホスト・ページURLで認証されます(http://en.wikipedia.org/wiki/Query_string
を参照)。
ホスト・ページのCSSはウィジェットのルック・アンド・フィールに影響する可能性があります。カスタムCSSをウィジェットに適用することや、ホスト・ページCSSを調整することも必要な場合があります。
コミュニティおよびガジェット管理インタフェースは、スタンドアロン・モード(ビュー)ではサポートされておらず、WebCenter Sites WEM Frameworkを介したアクセスのみが想定されています。
Lucene索引がすべてのコミュニティおよびガジェット・アセット・タイプに有効であることを確認してください。
すべての管理ページおよびサイト終了ウィジェットに対してJavaScriptがオンである必要があります。
ビジター認証は、同時にWebCenter Sites/WEMデータベースおよびLDAPの両方に対してサポートされることはありません。
使用可能な最新のOpenSocial APIのサポートは実装されておらず、コミュニティ・ガジェットに同梱されているOpenSocial Gadget Containerは、以前のリリースでサポートされていたすべての機能のサポートを継続します。
ディスク格納が有効な場合は、シャットダウン時、移入されたキャッシュがディスクにフラッシュされるまでコミュニティ・ガジェットが数分間フリーズすることがあります。このプロセスが中断されるとキャッシュが破損する可能性があります。
「制限付きワード」リストに加えられた変更は、既存の投稿には影響しません。
ガジェット検証はXMLディスクリプタ専用です。ダッシュボード上のガジェットの正常なレンダリングを保証するための確認は行われません。これは、デプロイメントよりも前に確認する必要があります。
新しいガジェットを登録すると、ページ区切り設定は保持されません。
OAuthガジェットはサポートされなくなりました。
同じマシンにコミュニティ・ガジェットの管理用および本番用の両方のWebアプリケーションをデプロイする場合、一方のコミュニティ・ガジェットWebアプリケーションのデフォルト・コンテキスト・ルートを変更することをお薦めします(たとえば、管理用のWebアプリケーションはコンテキストcgm
を使用し、または本番用のWebアプリケーションはコンテキストcgp
を使用するなど)。
注意: 単一サーバー・インストールは開発目的でのみサポートされます。 |
別のCASアプリケーション(たとえば、サイトCAS)がすでにデプロイされているマシンにビジターCASをデプロイする場合、デフォルトのビジターCASコンテキスト・ルートを(たとえば、cas
からvcas
に)変更することをお薦めします。
ビジターCASはライブ・サイトと同じドメインにインストールする必要があります。
コミュニティ・ガジェットのインストール中に指定されたWebCenter Sites URLは、WebCenter Sitesへのアクセスに使用するものと同じである必要があります。そうしない場合は、コミュニティ管理インタフェースおよびガジェット管理インタフェースのロード中に失敗します。たとえば、コミュニティ・ガジェットのインストーラでWebCenter Sitesホスト名を指定した場合、IPアドレスを介してWebCenter Sitesにアクセスすると、コミュニティ管理インタフェースおよびガジェット管理インタフェースのロードで失敗します。
コミュニティおよびガジェットWEMアプリケーションへのログイン中にOracle Access Manager (OAM)コンソールで次の例外が発生する可能性がありますが、無視しても問題ありません。
<Error> <oracle.oam.engine.authz> <BEA-000000><Initialization of Module TokenIssuer failed. oracle.security.am.engines.tpe.TokenProcessingException: OAMSSA-16002: Initialization of Module TokenIssuer failed.
この項には次のトピックが含まれます:
この項には次のトピックが含まれます:
「ブラックリストへのビジターの追加」および「ホワイトリストへのビジターの追加」画面の「選択可能」ボックスに表示できるのは、500ユーザーのみです。
Janrain JavaScriptは、Janrainサポートが有効であるかどうかにかかわらずデプロイ済ウィジェットによってロードされます。
コミュニティ・アプリケーションがLDAPと統合されていて、LDAPサーバーが使用可能ではない場合、ユーザーがサイトにログインしようとすると、サーバー停止の表示ではなく無効な資格証明メッセージを受け取ります。
コメントまたはレビューの2ページ目へのパーマリンクを設定しても、表示順序設定が「最も新しいものが一番上」である場合は依然として最初のページが表示されます。
投票の作成時、カレンダ・ウィンドウで投票終了に「現行」/「今日の日付」は選択できません。
重複したカテゴリでファイルをアップロードすると、「トピック別レビュー」ページでそのカテゴリが2回表示されます。
ビジター表示名は、名前変更の前に投稿されたコメントのコミュニティ・インタフェースでは更新されません。
「トピック別コメント」ページの日時フィールドでソートすると、コメントが削除されている場合は「最終コメント日」フィールドが表示されないため正しい順序で表示されません。
カテゴリのアップロード中、カテゴリ・タイトルを'< >'の間に指定した場合は空白のカテゴリ・タイトルが表示されます。
負荷が高い期間は、「トピック別コメント」ページのカウントがフィルタ・カウントと一致しない場合があります。
重複したカテゴリでファイルをアップロードすると、「トピック別レビュー」ページでそのカテゴリが2回表示されます。
Rating Only
およびReviewing Enabled
をNO
に設定したレビュー・デプロイメント・タグをデプロイすると、空白のページがレンダリングされます。
「レビューのデプロイメント」ページにある「カテゴリ」ドロップダウン・リスト内のカテゴリの順序は、アップロードされたカテゴリ・ファイルに入力された順序とは一致しません。
ページの管理設定が1度のみのレビューである場合に、ゲスト・ユーザーが2度目に記事をレビューしようとすると、アラート・メッセージが表示されません。
すでに使用中であるResourceIDを使用して、デフォルトのサムズ・アップまたはサムズ・ダウン評価ウィジェットをデプロイすると、投稿した評価がサイト上で更新されません。ユーザーは、重複したResourceIDが割り当てられていないことを確認する必要があります。
保留中、承認済および不適切なレビューのカウントは、手動リフレッシュが開始されるまで「トピック別レビュー」ページの「フィルタ」パネルで更新されません。
最大レビュー数に達しても、コミュニティ・ガジェットによって追加レビューの投稿が依然として許可されます。
ダッシュボードに多数のガジェットが存在する場合、ガジェットを目的の場所にレンダリングするために複数の移動が必要になる場合があります。
ドラッグ・アンド・ドロップは、大きいダッシュボードをスクロールできません。
6個以上のカテゴリ・フィルタが存在する場合、ダッシュボード上でページ区切りボタンとフィルタ名が重なります。
Janrainと統合されている場合、MySpaceまたはWordPressアカウントの資格証明を使用してログインできません。
ローカライズされたコミュニティ・ガジェットのインスタンス内で匿名ユーザーとして登録すると、ローカライズしたユーザー名で新しいユーザーが作成されます。
次のページは、ドイツ語ロケールでは正しく表示されません。
管理者として返信
ユーザー別コメント
投票の作成
投票の編集
コミュニティ・ガジェットをOracle Access Manager Mobile Socialと統合している場合、Twitterを使用してログインできません。
負荷が高い期間は、「トピック別コメント」ページのカウントがフィルタ・カウントと一致しない場合があります。
コミュニティ・ブログ・アップグレードの一般情報は次のとおりです。
アップグレード・プロセスにより、すべてのデフォルト・テンプレートが新しいバージョンに更新されます。これらに対して行われたカスタマイズは、インストーラを実行する前にバックアップしておく必要があります。
アップグレード・プロセス中に、2つの追加プロパティcos.protocol
およびcos.contextroot
がfuturetense_xcel.ini
ファイルに追加されます。