Oracle® Fusion Middleware Oracle SOA Suite、WebCenter PortalおよびADFアップグレード・ガイド 11g リリース1 (11.1.1.8.0) B55926-08 |
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この章では、Oracle WebCenter 10g環境をOracle WebCenter Portal 11gにアップグレードする方法について説明します。
この章には、次のタスクが含まれます:
タスク3: リポジトリ作成ユーティリティによるOracle WebCenter Portal 11gスキーマのインストール
タスク6: Oracle WebCenter Portalツールおよびサービスのバックエンド・コンポーネントのアップグレード
注意: Oracle WebCenterおよびOracle Enterprise Content Management Suiteは、リリース11gで再ブランド化(名前変更)されています。更新された製品および機能名の詳細は、第3.3.1項「Oracle WebCenterおよびOracle Enterprise Content Management Suiteの新規製品名」を参照してください。 この章では、該当する箇所で商標変更された製品名を使用しています。 |
アップグレード処理を開始する前に、新しいOracle Fusion Middleware 11g環境のトポロジを決定します。
詳細は、第3.3項「Oracle WebCenterユーザー向けの情報」を参照してください。
Oracle WebCenter環境をアップグレードする場合は、スキーマのインストール先となるデータベースのバージョンがOracle Fusion Middleware 11gでサポートされることを確認しておく必要があります。
新しいデータベースをインストールするか、または既存のデータベースをサポートされているバージョンにアップグレードできます。
データベースがOracle Fusion Middleware 11gの要件を満たしているかどうかを確認する手順については、『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』の「データベースのアップグレードと準備」の章を参照してください。
Oracle WebCenterをアップグレードする場合は、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用して、「タスク2: WebCenterスキーマをホストするOracleデータベースのアップグレード(必要な場合)」で識別して準備したデータベースにスキーマをインストールします。
詳細は、次の各項を参照してください。
RCUを開始するには、rcu
コマンドを実行します。このコマンドは、リポジトリ作成ユーティリティCD-ROMのルート・ディレクトリまたは(ディスクにOracle WebCenter Portalソフトウェアをインストール済の場合は)Oracle WebCenter PortalのOracleホームのbinディレクトリにあります。
リポジトリ作成ユーティリティへのアクセスおよび実行方法の詳細手順は、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』を参照してください。
リポジトリ作成ユーティリティの実行時に選択するスキーマの詳細は、第7.3.2項「Oracle WebCenter Portal 11gに必要なスキーマの選択」を参照してください。
リポジトリ作成ユーティリティによってインストールされるOracle WebCenter Portalスキーマの詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』の付録「メタデータ・リポジトリ・スキーマ」を参照してください。
リポジトリ作成ユーティリティを使用して、スキーマを必要とするすべてのOracle Fusion Middlewareソフトウェア・コンポーネントに必要なスキーマをインストールできます。ただし、すべてのスキーマをインストールする必要があるのは、Oracle Fusion Middlewareの完全な環境をインストールし、すべてのOracle Fusion Middlewareコンポーネント・スキーマに同じデータベースを使用する計画がある場合にかぎられます。
Oracle WebCenterのアップグレードでは、リポジトリ作成ユーティリティから要求されたときに、次のスキーマを選択する必要があります(図7-1を参照)。
AS共通スキーマ・カテゴリでメタデータ・サービス・スキーマを選択します。
このスキーマは、Oracle Fusion Middlewareのメタデータ・サービス(MDS)をサポートします。これは、Oracle WebCenter Portalで提供されるすぐに使用できるエンタープライズ仕様のカスタマイズ可能アプリケーションであるWebCenter Portalで必要となります。
WebCenter Portalカテゴリ全体のスキーマを選択します。
これらのスキーマは、様々なOracle WebCenter Portal 11g製品でサポートされています。
Oracle Fusion Middleware 11gにアップグレードする前に、Oracle Application Server 10gに対して設定したトポロジと同様のOracle Fusion Middleware環境をインストールする必要があります。
Oracle Fusion Middlewareのインストール手順の詳細は、次のドキュメントを参照してください。
Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalクイック・インストレーション・ガイド
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイド
表7-1は、Oracle WebCenter Portal中間層のインストールと構成時に実行する必要がある主なステップのサマリーと、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイドの各ステップで実行する特定の手順の参照先を示しています。
ここで説明する手順では、最新バージョンのOracle WebLogic ServerおよびOracle Fusion Middleware 11gのダウンロード作業が完了していることを前提としています。詳細は、『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』の最新のOracle WebLogic ServerおよびOracle Fusion Middleware 11gソフトウェアの取得に関する項を参照してください。
表7-1 Oracle WebCenter Portal中間層のインストールと構成に必要となる主なステップ
ステップ番号 | 説明 | 項 | マニュアル名 |
---|---|---|---|
1 |
Oracle WebLogic ServerのインストールとMiddlewareホームの作成 |
グラフィカル・モードでのインストレーション・プログラムの実行に関する項 |
Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド |
2 |
Oracle WebCenter PortalのインストールとWebCenter PortalのOracleホームの作成 |
「Oracle WebCenter Portalのインストール」 |
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイド |
3 |
Oracle WebCenter Portalドメインの構成 |
Oracle WebCenter Portalの構成に関する項 |
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイド |
4 |
Oracle WebLogic Serverドメインの開始 |
サーバーの起動に関する項 |
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイド |
5 |
インストールの確認 |
構成の確認に関する項 |
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイド |
Oracle WebLogic Serverのインストール時にインストールされるOracle WebCenter Portal 11gシステム・コンポーネントのみでなく、Portal Frameworkアプリケーション(従来の名称はWebCenterアプリケーション)のサポートに必要なその他のOracle WebLogic Server機能も構成する必要があります。
たとえば、アプリケーションに必要なデータソース、JMSリソースまたはその他のサービスを定義することが必要な場合があります。Oracle WebLogic Serverドメインで提供されるリソースおよびサービスは、Portal Frameworkアプリケーションおよびポートレット・プロデューサ・アプリケーションを含むすべてのJavaベース・アプリケーションに共通です。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Java EEアップグレード・ガイド』を参照してください。
アップグレードされたPortal Frameworkアプリケーションには、Oracle WebCenter Portalにより提供される様々なツールおよびサービスが含まれる場合があります。特定のツールおよびサービスがアプリケーションで機能するには、バックエンド・データ・サーバーを構成する必要がある場合があります。この項では、Oracle WebCenter Portal 11gを使用するために準備が必要となる可能性のあるバックエンド・サーバーについて説明します。
この項の内容は、次のとおりです。
注意: この項では、該当する箇所で最近商標変更されたOracle WebCenter Portal製品名を使用しています。詳細は、第3.3.1項「Oracle WebCenterおよびOracle Enterprise Content Management Suiteの新規製品名」を参照してください。 |
Portal Frameworkアプリケーションにディスカッションおよびお知らせが統合されている場合、Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gをインストールし、既存のOracle WebCenter Discussions 10.1.3.xサーバーのデータベース・スキーマをOracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gにアップグレードする必要があります。
表7-2は、Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gへのOracle WebCenter Discussions 10.1.3.xのアップグレードに関するタスクを示したものです。
表7-2 Oracle WebCenter Discussionsをアップグレードするためのタスク
ステップ | 必須/オプション |
---|---|
Oracle WebCenter Discussionsデータベース・スキーマのバックアップ |
必須 |
SSO関連のシステム・プロパティの削除 |
必須(SSOが構成されている場合のみ) |
Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gのインストール(インストールされていない場合) |
必須 |
Oracle WebCenter Discussions 10.1.3.xで使用されるデータ・ストアからデータを読み取るためのOracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gのデータベース接続の変更 |
必須 |
Jive Forumsアップグレード・コンソールを使用したDiscussionsサーバーのアップグレード |
必須 |
WS-Securityの構成 |
必須(SAMLが有効な場合のみ) |
SSOの再構成 |
必須(SSOを有効にする必要がある場合のみ) |
この項では、Oracle WebCenter Discussions 10.1.3.xからOracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gにアップグレードする方法について説明します。
Oracle WebCenter Discussions 10.1.3.xサーバーのアップグレードを準備する手順は、次のとおりです。
Oracle WebCenter Discussions 10gのデータベース・スキーマをバックアップします。
ヒント: データベース・スキーマへのパスを検索するには、Oracle WebCenter Discussions管理コンソールに管理者としてログオンします。コンソールの上部にある「システム」リンクから、「システム情報」ページに移動します。このページの「データソース情報」セクションには、接続URLやユーザー名など、データベース・スキーマの様々な詳細が表示されます。 |
SSO関連のシステム・プロパティが構成されている場合は、削除します。
注意: Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gでは、シングル・サインオン(SSO)構成がOracle WebCenter Discussions 10.1.3.xから変更されました。SSOがOracle WebCenter Discussions 10.1.3.xサーバー用に構成され、SSO関連のシステム・プロパティがOracle固有のSSOカスタム・クラスに設定されている場合は、SSO関連のエラーを回避するために、Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gをインストールする前にSSO構成を無効にする必要があります。Discussionsサーバーをアップグレードした後、SSO認証が必要な場合はSSOを再構成する必要があります。 |
SSO関連のシステム・プロパティを削除する手順は、次のとおりです。
次のURL形式を使用して、Oracle WebCenter Discussions管理コンソールに管理者としてログオンします。
http://host
:port
/owc_discussions/admin
host
およびport
は、Oracle WebCenter Discussions 10gサーバーからデプロイされているサーバーおよびポート番号を表します。
Jive Forum管理コンソールの「システム」ページの右側にあるナビゲーション・パネルで、「システム・プロパティ」をクリックします。
Jiveプロパティ・ページの「すべてのプロパティ」で、AuthFactory.className
システム・プロパティがSSOのOracle固有のカスタム・クラスoracle.jive.sso.OracleSSOAuthFactory
に設定されている場合は、このシステム・プロパティを削除します。
UserManager.className
システム・プロパティがSSOのOracle固有のカスタム・クラスoracle.jive.sso.OracleSSOUserManager
に設定されている場合は、このシステム・プロパティを削除します。
Oracle WebCenter Discussions 10.1.3.xサーバーをOracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gにアップグレードする手順は、次のとおりです。
Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gがインストールされていることを確認します。
WebCenter Portal 11gのインストール中、またはその後のOracle WebCenter Portalドメインの拡張中にOracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gのインストールを選択できます。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイドを参照してください。
Oracle WebCenter Discussions 10.1.3.xサーバーで使用されるデータソースからデータを読み取るように、Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gのデータベース接続を変更します。データベース接続を編集するには、Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用するか、またはOracle WebCenter Discussions 10.1.3.xサーバーのデータベース・スキーマをエクスポートまたはインポートします。
データベースのエクスポートおよびインポート・コマンドを使用してデータベース接続を構成するには、Oracle WebCenter Discussions 10.1.3.xサーバーのデータベース・スキーマをダンプ・ファイルにエクスポートします。その後、ダンプ・ファイルの内容を、Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gのRCUインストール中にインストールされたデータベース・スキーマにインポートします。
Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用してデータベース接続を編集する手順は、次のとおりです。
Oracle WebLogic Server管理コンソールに管理者としてログオンします。次のURL形式を使用します。
http://host
:port
/console
host
およびport
は、Oracle WebLogic Serverがインストールされているホスト名およびポート番号を表します。デフォルトでは、ポート番号は7001です。
Oracle WebLogic Server管理コンソールの「ドメイン構造」で、「サービス」→「データ・ソース」に移動します。
データ・ソースのサマリーページの「データ・ソース」表で、「OWC_DiscussionsDS」接続リンクをクリックします。
「DiscussionsDS」ページの「設定」で、「接続プール」タブをクリックします。
Oracle WebCenter Discussions 10.1.3.xサーバー・データ・ストアからデータを読み取るように、Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gのデータベース接続を変更します。
「接続プール」タブの「URL」フィールドで、Oracle WebCenter Discussions 10.1.3.xで使用されるデータベースを指すようにJDBC URLを変更します。
「プロパティ」フィールドで、ユーザー名をOracle WebCenter Discussions 10.1.3.xのデータベースへの接続に使用されるユーザー名に変更します。
「パスワード」フィールドで、パスワードをOracle WebCenter Discussions 10.1.3.xのデータベースへの接続に使用されるパスワードに変更します。
「保存」をクリックします。
Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gがデプロイされているWC_Collaboration管理対象サーバーを再起動します。
Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gに管理者としてログオンします。URL形式は、http://
host
:
port
/owc_discussions
を使用します。
Jive Forumsアップグレード・コンソールが表示される場合は、コンソールに管理者としてログオンします。
Jive Forumsアップグレード・コンソールで、データベースおよびJive Forum構成ファイルをバックアップしたかどうか、およびjiveHome
ディレクトリの場所を確認するチェック・ボックスをすべて選択します。(図7-2)
アップグレードの開始をクリックして、Discussionsサーバーのデータベース・スキーマをアップグレードします。
すべてのアップグレード・タスクが完了すると、確認メッセージが表示されます。
Oracle WebCenter PortalのDiscussion Server 11gがデプロイされているWC_Collaboration管理対象サーバーを再起動します。
新しくアップグレードされたDiscussionsサーバーにアクセスします。
このDiscussionsサーバーを使用する場合は、Oracle WebCenter PortalのDiscussion ServerおよびPortal FrameworkアプリケーションでWeb Servicesセキュリティ(WS-Security)信頼認証を構成します。WS-Securityにより、Portal FrameworkアプリケーションとDiscussionsサーバーの間に信頼関係が確立されます。
WS-Securityの構成方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalのための管理者ガイドのWS-Securityの構成に関する項を参照してください。
必要に応じて、Oracle WebCenter PortalのDiscussion ServerのSSOを再構成します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalのための管理者ガイドのシングル・サインオンの構成に関する項を参照してください。
注意: この項では、該当する箇所で最近商標変更されたOracle WebCenter Portal製品名を使用しています。詳細は、第3.3.1項「Oracle WebCenterおよびOracle Enterprise Content Management Suiteの新規製品名」を参照してください。 |
Oracle WebCenter Portal 11gでは、外部コンテンツ・リポジトリとしてOracle Content Server 10.1.3.5.1およびOracle WebCenter Content Server 11gをサポートしています。すでにOracle Content Server 10gがインストールされている場合は、サポートされているバージョンにアップグレードする必要があります。
注意: 機能のフルセットを利用するためには、Oracle WebCenter Portal 11gのコンテンツ・リポジトリとしてOracle WebCenter Content Server 11gを使用することをお薦めします。Oracle Content Server 10.1.3.5.1を使用した場合、アクセスできるのは機能のサブセットに対してのみです。 |
アップグレードするContent Serverのバージョンに応じて、次の項を参照してください。
Oracle WebCenter Content Server 11gをコンテンツ・リポジトリとして使用する手順は次のとおりです。
既存のOracle Content Server 10gインストールをOracle WebCenter Content Server 11gにアップグレードします。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentアップグレード・ガイドを参照してください。
Oracle Content Serverがインストールされていない場合は、Oracle WebCenter Content 11gをインストールしてください。詳細は、『Oracle WebCenter Contentインストレーション・ガイド』を参照してください。
Content Server 11gをOracle WebCenter Portal用に構成します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalのための管理者ガイドのContent Serverリポジトリの構成に関する項を参照してください。
FrameworkFoldersコンポーネントを無効にし、Folders_gコンポーネントを有効にします。
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalのための管理者ガイドの必須コンポーネントの有効化に関する項を参照してください。
注意: Oracle WebCenter Content Server 11gのフォルダ・インタフェースには、コントリビューション・フォルダ( |
既存のOracle Content Server 10gインストールにOracle Content Server 10.1.3.5.1へのパッチを適用するには、最新のUpdateBundle
とFolders_g
コンポーネントをインストールする必要があります。このために必要な手順は、次のとおりです。
次のサイトから最新のUpdateBundle
であるCS10gR35UpdateBundle
コンポーネントをダウンロードします。
最新のUpdateBundle
をインストールし、次にFolders_g
をインストールします。
更新バンドルには、Folders_g
を含む他の様々なコンポーネントのzipファイルが格納されています。更新バンドルをインストールすると、zipファイルは次のディレクトリに抽出されます。
content_server_install_home
/custom/CS10gR35UpdateBundle/extras
インストールの詳細は、次のサイトに掲載されているContent Serverコンポーネントの使用ガイドの、コンポーネントのアップロードに関する項を参照してください。
必要に応じて、Oracle Content Server 10.1.3.5.1を構成します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイドのOracle Content Server 10.1.3.5.1の構成に関する項を参照してください。
Wikiおよびブログ機能をサポートするために、Oracle WebCenter Portal 11gはOracle WebCenter Content Server 11gに依存しているのに対し、Oracle WebCenter 10gはOracle WebCenter Wiki and Blog Serverに依存しています。Oracle WebCenter 10g環境でOracle WebCenter Wiki and Blog Serverが構成されている場合、すべてのWikiデータおよびブログ・データをContent Server 11gに移行する必要があります。詳細は、第15.5.1項「Oracle WebCenter Wiki and Blog Serverからのデータの移行」を参照してください。