ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Process Managementユーザーズ・ガイド
11g リリース1 (11.1.1.7)
B61408-10
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

B リソース・バンドルのカスタマイズ

この付録では、Oracle Business Process Management WorkspaceまたはOracle BPM Worklistの管理者がカスタム・リソース・バンドルを作成してアプリケーションに表示される文字列を追加したり変更する方法を説明します。


注意:

任意の場所に一時ディレクトリを作成します(例: /scratch/jstein/sharedLib)。このディレクトリは個別のJARファイルすべてと共有ライブラリJARファイル(custom.client.applib.jar)を格納するためのディレクトリです。この作業を行ってから、次の手順を実行してください。


B.1 リソース・バンドルのカスタマイズ方法

この項では、リソース・バンドルのカスタマイズ方法について説明します。

リソース・バンドルをカスタマイズするには:

  1. Oracle JDeveloperでOracle Application Development Frameworkプロジェクトを作成します。図B-1は、「Fusion Webアプリケーション(ADF)の作成」ダイアログ・ボックスを示しています。

    図B-1 JDeveloperでのADFプロジェクトの作成

    この図の説明が続きます。
    「図B-1 JDeveloperによるADFプロジェクトの作成」の説明

  2. Javaクラスを作成し、CustomResourceBundleという名前を付与します。図B-2は、「Javaクラスの作成」ダイアログ・ボックスを示しています。

    図B-2 Javaクラスの作成

    この図の説明が続きます。
    「図B-2 Javaクラスの作成」の説明

  3. ワークリスト・アプリケーションJARファイルを含めます。図B-3は、追加されるBPMワークリスト・コンポーネント・ライブラリを示しています。

    ワークリスト・アプリケーションJARファイルを含めるには:

    1. プロジェクト・プロパティ・パネルで、「ライブラリとクラスパス」を選択します。

    2. 「ライブラリの追加」を選択します。

    3. 「ライブラリ」リストで、BPMワークリスト・コンポーネントを選択します。

    4. 「OK」をクリックします。

    図B-3 ワークリスト・アプリケーションのライブラリへの追加

    この図の説明が続きます。
    「図B-3 ワークリスト・アプリケーションのライブラリへの追加」の説明

  4. CustomResourceBundleクラスを変更します。クラスは図B-4のようになる必要があります。

    図B-4 CustomResourceBundleクラスの変更

    この図の説明が続きます。
    「図B-4 CustomResourceBundleクラスの変更」の説明

    このクラスは適切なWorklistResourceBundleを拡張するものである必要があり、さらに、サポートするすべての言語のバンドルでgetContents()メソッドが同じように実装されている必要があります。

  5. その他の言語サポート用のカスタム・リソース・バンドルを作成します。

    異なる名前を使用して同じパッケージ内に様々なカスタム・リソース・バンドルを作成することができます。この場合、ファイル名にロケールを追加する必要があります。たとえばEnglish USの場合、カスタム・リソース・バンドルの名前はCustomResourceBundle_en.javaのようになります。getContents()メソッドは必ず手順4の説明のとおりに実装してください。


    注意:

    デフォルトでは、ファイルCustomResourceBundle.javaとファイルCustomResourceBundle_en.javaの両方を作成する必要があります。これは、アプリケーションのログイン時に英語(en)のリソース・バンドルがデフォルトで使用されるためです。そうしないと、ログインは失敗します。


  6. 図B-5に示すように、新規のJARデプロイメント・プロファイルを作成します。

    図B-5 JARファイルに対するデプロイメント・プロファイルの作成

    この図の説明が続きます。
    「図B-5 JARファイルのデプロイメント・プロファイルの作成」の説明

  7. JARデプロイメント・プロファイルが図B-6のようになっていることを確認します。

    図B-6 JARデプロイメント・プロファイルの検証

    この図の説明が続きます。
    「図B-6 JARデプロイメント・プロファイルの検証」の説明

  8. 図B-7に示すように、新しく作成したディレクトリを指すようにJARファイルの場所を編集します。

    図B-7 JARデプロイメント・プロファイルの編集

    この図の説明が続きます。
    「図B-7 JARデプロイメント・プロファイルの編集」の説明

  9. 図B-8に示すように、リソース・バンドルをJARファイルとしてデプロイします。

    図B-8 リソース・バンドルのデプロイ

    この図の説明が続きます。
    「図B-8 リソース・バンドルのデプロイ」の説明

    このファイルは後の手順で、事前定義された場所、つまり共有ライブラリ・ディレクトリにデプロイされます。

リソース・バンドルの詳細およびそのカスタマイズ方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイドを参照してください。