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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverパフォーマンスおよびチューニング
11gリリース1 (10.3.6)
B61002-06
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20 WebLogic Tuxedo Connectorのチューニング

この章では、WebLogic Tuxedo Connector (WTC)アプリケーションのパフォーマンスを最大にする方法について説明します。WebLogic Tuxedo Connector (WTC)では、WebLogic ServerアプリケーションとTuxedoサービスの相互運用性が実現されます。WTCを使用すると、サービス・リクエストに応じて、WebLogic ServerクライアントがTuxedoサービスを呼出し、TuxedoクライアントがWebLogic Server Enterprise Java Beans (EJBs)を呼出すことができます。『Oracle WebLogic Serverインフォメーション・ロードマップ』のWebLogic Tuxedo Connectorに関する項を参照してください。

構成のガイドライン

WebLogic Tuxedo Connectorの構成を行う際には、次のガイドラインに従ってください。

ベスト・プラクティス

次の項では、WTC使用時のベスト・プラクティスを紹介します。

表20-1 ロード・バランシングの正しい構成の例

ResourceName LocalAccessPoint RemoteAccessPointList RemoteName

service1

WDOM1

TUXDOM1

TOLOWER

service1

WDOM1

TUXDOM2

TOLOWER2


次の例は、ロード・バランシングのリクエストを不適切に構成した場合です。この構成では、service1に対して同じ複合キーが使用されます。

表20-2 ロード・バランシングの誤った構成の例

ResourceName LocalAccessPoint RemoteAccessPointList RemoteName

service1

WDOM1

TUXDOM1

TOLOWER

service1

WDOM1

TUXDOM1

TOLOWER