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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理
11gリリース1 (11.1.1.8.3)
E51441-03
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45 複数言語ポータルの管理

この章では、WebCenter Portalでサポート可能な言語と、アプリケーションおよびポータル・レベルでの翻訳とポータル内の特定文字列の翻訳の管理方法について説明します。

この章には次のトピックが含まれます:


権限:

この章のタスクを実行するには、次のロールが付与されている必要があります。

  • WebLogic Server: Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して付与される、AdminロールまたはMonitorロール。

  • WebCenter Portal: ポータル・ビルダー管理を使用して付与されるAdministratorロール、または次の権限を付与するカスタム・ロール。

    Basic Services: Edit Page Access, Structure, and Content permission

第1.8項「管理操作、ロールおよびツールの理解」も参照してください。


45.1 WebCenter Portalの言語について

ポータルで異なる言語をサポートする必要がある場合、ローカライズされたコンテンツをユーザーが選択した言語とロケールに基づいて表示するように、ポータルを構成できます。たとえば、イタリア語を話すユーザーがページを表示することがわかっている場合、イタリア語が(ブラウザ、ユーザー・プリファレンス、ポータルまたはアプリケーション設定で)選択されたときにページ内のテキスト文字列をイタリア語で表示するように、ページをローカライズできます。

また、ロケールを選択する際は、選択したロケールに適用される、特殊な書式について考慮する必要があります。たとえば、通常の情報の表示方向が左から右、右から左のどちらであるか、数字をどのように表記するか(通貨情報など)などを考慮します。

WebCenter Portal内に表示される主な情報のタイプは、次の3つです。

変更に関する処理は、情報のタイプごとに異なります。

45.1.1 WebCenter Portalによってデフォルトでサポートされる言語

WebCenter Portalでは、28の言語と100の異なるロケールに対応した翻訳が実行時に提供されます。

表45-1のリストには、デフォルトでWebCenter Portalに提供されるすべての言語が含まれています。ユーザーは、特定の言語に関連付けられたロケールを選択することもできます。たとえば、ユーザーは言語をアラビア語に変更し、その言語グループの中で、アルジェリア、バーレーン、ジブチなど、20の異なるロケールを選択できます。

表45-1 WebCenter Portalで提供される言語

AからGe GrからRo RuからT

アラビア語

ギリシャ語

ロシア語

ポルトガル語(ブラジル)

ヘブライ語

中国語(簡体字)

チェコ語

ハンガリー語

スロバキア語

デンマーク語

イタリア語

スペイン語

オランダ語

日本語

スウェーデン語

英語

韓国語

タイ語

フィンランド語

ノルウェー語

中国語(繁体字)

フランス語

ポーランド語

トルコ語

フランス語(カナダ)

ポルトガル語


ドイツ語

ルーマニア語




注意:

Oracle Enterprise Managerなど、WebCenter Portalにサービスを提供する管理層では、WebCenter Portalで使用可能な言語サブセットが提供されます。それらを次に示します。

  • 英語

  • ポルトガル語(ブラジル)

  • 中国語(簡体字)

  • 中国語(繁体字)

  • フランス語

  • ドイツ語

  • イタリア語

  • 日本語

  • 韓国語

  • スペイン語

ディスカッションには、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーが使用されます。初期設定では、ディスカッション・サーバー・アプリケーションでは、英語とスペイン語がサポートされています。表45-1にリストされているその他の言語はサポートされません。ただし、アプリケーションはユーザー独自の翻訳ファイルを受け入れます。詳細は、Jiveのドキュメント・サイトを参照してください。この情報は、ディスカッション・サーバー・アプリケーションのユーザー・インタフェースに明示的に示されます。



注意:

ページレット・プロデューサの管理UIでは、9か国語の管理言語とオランダ語がサポートされています。


45.2 アプリケーション・レベルでの文字列の変更と翻訳

変更または翻訳対象が、アプリケーション全体のUIテキスト、特定ポータルのUIテキスト、またはポータル内のユーザー入力メタデータのいずれであっても、そのプロセスは基本的に同じで、該当するファイルをそれぞれ変更するだけです。

アプリケーション全体にシードされたUIテキストを変更するには、オーバーライド・バンドル(SpacesSeedDataOverrideBundle.xlf)を編集します。

アプリケーション・レベルで文字列を変更または翻訳するには:

  1. WLSTを起動します。詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。

  2. WLSTコマンドexportMetadataを使用して、オーバーライド・バンドルをエクスポートします。

    exportMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',toLocation='/tmp/metadata',docs='/xliffBundles/SpacesSeedDataOverrideBundle.xlf')
    

    この例では、WC_Spaces管理対象サーバー上のWebCenter Portal (webcenter)のSpacesSeedDataOverrideBundle.xlf/tmp/metadataフォルダにエクスポートします。アプリケーション名には、必ずwebcenterを使用してください。

    WebCenter Portalのインストールをホストする管理対象サーバーの名前と一致するようにserver値を変更します。

    toLocation値を、文字列ファイルのエクスポート先となる場所に変更します。

    詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。 『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のexportMetadataに関する項も参照してください。

  3. /xliffBundles/SpacesSeedDataOverrideBundle.xlfをエクスポートしたフォルダに移動します。


    注意:

    編集したファイルを正しくエンコードしないと、翻訳をインポートする際にエラーが発生する場合があります。Oracle JDeveloperは特殊文字を自動的に正しくエンコードするため、ファイルの編集にはOracle JDeveloperを使用することをお薦めします。


  4. ベース言語の文字列を変更する場合には、テキスト・エディタで/xliffBundles/SpacesSeedDataOverrideBundle.xlfを開きます。

    ファイルを別の言語に翻訳する場合には、そのファイルの言語固有バージョンを作成します。たとえば、アプリケーション全体のUIテキストをカタリナ語に翻訳するには、ファイルの名前をSpacesSeedDataOverrideBundle_ca.xlfにします。翻訳の場合には、通常このファイルを翻訳チームに送信し、翻訳チームがファイルを更新して返信します。

  5. 変更または翻訳する<trans-unit>ブロックを見つけます。

    SpacesSeedDataOverrideBundle.xlf内のID属性は、WebCenter Portalのコンポーザに表示されるUI要素のリソース・キーに対応します。

    たとえば、アプリケーション全体のSpacesSeedDataOverrideBundle.xlfファイルに含まれるAnnouncementsタイトルの<trans-unit>ブロックは、次のとおりです。

    <trans-unit id="ANNOUNCEMENTS.TITLE">
    <source>Announcements</source>
    </trans-unit>
    
  6. <source>ブロック内のテキストをビジネス要件に合わせて編集し、ファイルを保存します。

  7. WLSTコマンドのimportMetadataを使用して、更新された文字列ファイルをWebCenter Portalに再度インポートします。例:

    importMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',fromLocation='/tmp/metadata',docs='/xliffBundles/SpacesSeedDataOverrideBundle.xlf')
    

    この例では、/tmp/metadataフォルダから、該当する文字列ファイルをWC_Spaces管理対象サーバー上のwebcenterアプリケーションにインポートしています。fromLocationのパスを、文字列ファイルのインポート元となる場所に変更します。アプリケーション名には、必ず「webcenter」を使用してください。WebCenter Portalのインストールをホストするサーバーと一致するようにサーバー名を変更します。

    詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。 『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のimportMetadataに関する項も参照してください。

  8. WC_Spaces管理対象サーバーを再起動し、変更がUIの表示に反映されていることを確認します。

45.3 ポータルの文字列の翻訳

特定のポータルの文字列を翻訳するには、ポータル固有のリソース・バンドル(scope-resource-bundle.xlf)を編集します。翻訳できる文字列は、ポータルの表示名、説明およびページ・タイトルです。

ポータルの文字列を翻訳するには:

  1. WLSTを起動します。詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。

  2. WLSTコマンドのexportMetadataを使用して、文字列ファイルをエクスポートします。

    • すべての文字列ファイルをエクスポートする場合は、docs属性を含めません。例:

      exportMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',toLocation='/tmp/metadata')
      

      この例では、WC_Spaces管理対象サーバー上にあるWebCenter Portal (webcenter)のすべての文字列ファイルを/tmp/metadataフォルダにエクスポートしています。アプリケーション名には、必ずwebcenterを使用してください。

      WebCenter Portalのインストールをホストする管理対象サーバーの名前と一致するようにserverの値を変更します。

      toLocationのパスを、文字列ファイルのエクスポート先となる場所に変更します。

    • 特定の文字列ファイルのみをエクスポートする場合は、docs属性を含めます。例:

      exportMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',toLocation='/tmp/metadata',docs='/oracle/webcenter/translations/scopedMD/PORTAL_GUID/scope-resource-bundle.xlf')
      

      この例の結果は1つ目の例と似ていますが、ポータル固有のリソース・バンドルのみがエクスポートされます。PORTAL_GUIDを文字列の変更対象となるポータルのGUIDに置換します。


      注意:

      複数のファイルをエクスポートするには、ファイルの場所をカンマで区切ります。


    詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。 『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のexportMetadataに関する項も参照してください。

  3. 文字列ファイルをエクスポートしたフォルダに移動します。


    注意:

    編集したファイルを正しくエンコードしないと、翻訳をインポートする際にエラーが発生する場合があります。Oracle JDeveloperは特殊文字を自動的に正しくエンコードするため、ファイルの編集にはOracle JDeveloperを使用することをお薦めします。


  4. 文字列をベース言語で変更する場合は、/oracle/webcenter/translations/scopedMD/PORTAL_ GUID/scope-resource-bundle.xlfを開き、PORTAL_GUIDを、文字列の変更対象となるポータルのGUIDに置換します。

    ファイルを別の言語に翻訳する場合には、そのファイルの言語固有バージョンを作成して、テキスト・エディタで開きます。たとえば、ポータルのUIテキストをカタリナ語に翻訳するには、ファイルの名前をscope-resource-bundle_ca.xlfにします。

  5. 翻訳する<trans-unit>ブロックを見つけます。

    scope-resource-bundle.xlf内のOBJECTGUID属性は、WebCenter Portalのコンポーザに表示されるUI要素のリソース・キーに対応します。

    たとえば、ポータル固有のscope-resource-bundle.xlfファイル内にあるページの表示名では、<trans-unit>ブロックは次のようになります。

    <trans-unit id="SCOPEGUID:s2f80d470_6cc4_479a_884c_9feb574b35d6:Pagedf7eed1_13eea02290b__7ff6:SERVICEID:oracle.webcenter.page:OBJECTTYPE:page:OBJECTGUID::PAGES.:Page2.jspx.DISPLAY_NAME">
    <source>Personal25</source>
    </trans-unit>
    
  6. <source>ブロック内のテキストをビジネス要件に合わせて編集し、ファイルを保存します。

  7. WLSTコマンドのimportMetadataを使用して、更新された文字列ファイルをWebCenter Portalにインポートします。例:

    • すべての文字列ファイルをインポートする場合は、docs属性を含めません。例:

      importMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',fromLocation='/tmp/metadata')
      

      この例では、すべての文字列ファイルを、/tmp/metadataフォルダからWC_Spaces管理対象サーバー上のwebcenterアプリケーションにインポートしています。fromLocationのパスを、文字列ファイルのインポート元となる場所に変更します。アプリケーション名には、必ず「webcenter」を使用してください。WebCenter Portalのインストールをホストするサーバーと一致するようにサーバー名を変更します。

    • 特定の文字列ファイルのみをインポートする場合は、docs属性を含めます。

      importMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',fromLocation='/tmp/metadata',docs='/oracle/webcenter/translations/scopedMD/PORTAL_GUID/scope-resource-bundle.xlf')
      

      この例の結果は1つ目の例と似ていますが、ポータル固有のリソース・バンドルのみがインポートされます。PORTAL_GUIDを文字列の変更対象となるポータルのGUIDに置換します。docs属性を使用することをお薦めします。


      注意:

      複数のファイルをインポートするには、ファイルの場所をカンマで区切ります。


    詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。 『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のimportMetadataに関する項も参照してください。

  8. WC_Spaces管理対象サーバーを再起動し、変更がUIの表示に反映されていることを確認します。

45.4 ポータルの特定文字列に対する翻訳の変更と追加

ビジネス要件に合わせるために、ポータルの特定文字列のみを翻訳する場合があります。たとえば、ポータル内のページにある特定のインスタンスで、「お知らせ」タスク・フローのタイトルのみを翻訳する必要がある場合があります。

ポータル内の文字列の特定のインスタンスに翻訳を追加するには:

  1. WLSTコマンドのexportMetadataを使用して、文字列ファイルをエクスポートします。例:

    exportMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',toLocation='/tmp/metadata',docs='/oracle/webcenter/translations/scopedMD/PORTAL_GUID/scope-resource-bundle.xlf')
    

    この例では、WC_SpacesにデプロイされたWebCenter Portal (webcenter)のポータル固有のリソース・バンドルを/tmp/metadataフォルダにエクスポートしています。PORTAL_GUIDを文字列の変更対象となるポータルのGUIDに置換します。必要に応じて、WebCenter Portalのインストールに合うようにサーバー名を変更します。toLocationのパスを、文字列ファイルのエクスポート先となる場所に変更する必要があります。

    詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。 『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のexportMetadataに関する項も参照してください。

  2. 翻訳する文字列ファイルの言語/ロケール固有バージョンを作成します。

    /oracle/webcenter/translations/scopedMD/PORTAL_ GUID/scope-resource-bundle.xlfをコピーして、PORTAL_GUIDをポータルのGUIDに置換します。次にそのファイルに必要な名前を付けて保存します。たとえば、ポータル全体のUIテキストをカタリナ語に翻訳するには、ファイルの名前をscope-resource-bundle_ca.xlfにします。

  3. 翻訳されるファイルを翻訳チームに送信して、編集します。翻訳の手順は、次のとおりです。

    1. JDeveloperまたはテキスト・エディタで文字列ファイルを開きます。


      注意:

      編集したファイルを正しくエンコードしないと、翻訳をインポートする際にエラーが発生する場合があります。Oracle JDeveloperは特殊文字を自動的に正しくエンコードするため、ファイルの編集にはOracle JDeveloperを使用することをお薦めします。


    2. 変更する<trans-unit>ブロックを見つけます。

      ポータル固有のscope-resource-bundle.xlfファイルの<trans-unit>ブロックの場合、次のようになります。SCOPEGUIDは選択したポータルの内部IDを示し、OBJECTGUIDは「お知らせ」タスク・フローのIDを示しています。

      <trans-unit id="SCOPEGUID:s7735bad2_2e7d_4d73_a360_423a64bfc111:SERVICEID:oracle.webcenter.peopleconn:OBJECTTYPE:profile:OBJECTGUID:ANNOUNCEMENTS.TITLE">
      <source>Announcements</source>
      </trans-unit>
      

      OBJECTGUID属性(scope-resource-bundle.xlf内)は、コンポーザで必要な文字列に表示されるリソース・キーに対応します。リソース・キーの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の文字列のリソース・キーの確認に関する項を参照してください。

    3. 必要に応じて、指定された<trans-unit>ブロックの<source>テキストを翻訳します。

    4. ファイルを保存します。

  4. WLSTコマンドのimportMetadataを使用して、更新された文字列ファイルをWebCenter Portalに再度インポートします。例:

    importMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',fromLocation='/tmp/metadata',docs='/oracle/webcenter/translations/scopedMD/PORTAL_GUID/scope-resource-bundle.xlf')
    

    この例では、指定されたポータルの文字列ファイルを、/tmp/metadataフォルダからWC_Spaces管理対象サーバーにデプロイされたWebCenter Portal (webcenter)にインポートしています。PORTAL_GUIDを文字列の変更対象となるポータルのGUIDに置換します。必要に応じて、WebCenter Portalのインストールに合うように管理対象サーバーの名前を変更します。fromLocationのパスを、文字列ファイルのインポート元となる場所に変更します。

    詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。 『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のimportMetadataに関する項も参照してください。

  5. WebCenter Portal内の必要なUI要素のリソース・キーを更新します。たとえば、ポータル内における特定の「お知らせ」タスク・フローのタイトルを翻訳する場合、次の手順を実行します。

    1. WebCenter Portalにログオンして必要なポータルに移動し、タイトルを翻訳する「お知らせ」タスク・フローの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のコンポーネントの変更に関する項を参照してください。

    2. 「表示オプション」タブの「テキスト」フィールドで、新しいリソース・キーを次の形式で指定します。

      #{o_w_f_t_TranslationsRBBean['trans-unit id']}
      

      trans-unit idは、scope-resource-bundle.xlfファイルの「お知らせ」タスク・フローのIDです。たとえば、次のリソース・キーを指定します。

      #{o_w_f_t_TranslationsRBBean['SCOPEGUID:s7735bad2_2e7d_4d73_a360_423a64bfc111:SERVICEID:oracle.webcenter.peopleconn:OBJECTTYPE:profile:OBJECTGUID:ANNOUNCEMENTS.TITLE']}
      
    3. 「OK」をクリックします(図45-1)。

    図45-1 「お知らせ」タスク・フローの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログ

    図45-1の説明が続きます
    「図45-1 「お知らせ」タスク・フローの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログ」の説明

  6. WC_Spaces管理対象サーバーを再起動し、WebCenter Portalで変更内容が反映されているかどうかを確認します。

45.5 WebCenter Portalへの新規言語のサポートの追加

WebCenter Portalではデフォルトでサポートされていない新規言語のサポートを追加できます。WebCenter Portalを有効化して追加言語をサポートするには、ポータルの文字列をリソース・バンドル内で新規言語に翻訳し、2つの言語の構成ファイル(supported-languages.xmlおよびfaces-config.xml)を更新し、該当する言語更新をカスタム共有ライブラリにデプロイします。

新規言語のサポート追加に関する情報は、Oracle Technology NetworkのOracle WebCenter Portalホワイト・ペーパーおよびテクニカル・ノートページにあるホワイト・ペーパーSpacesのサンプル拡張機能を参照してください。