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Management Pack for Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Directorの管理
12c (12.1.2)
E52104-02
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A Java Runtime Environment (JRE)のインストール

Oracle GoldenGate Directorソフトウェアとインストーラはいずれも、Java Runtime Environment (JRE)のコンポーネントに依存しています。多くの場合、システムが構成されたり、他のプログラムがインストールされたときにインストールされるので、この環境はすでに存在しています。サーバーやクライアント・コンポーネントをインストールしているシステムにこの環境がない場合、次の手順に従ってJREをダウンロードし、Oracle GoldenGate DirectorをサポートするようにUNIXおよびWindowsのシステム上でJRE環境を確認します。


注意:

サポートされているJREバージョンは、「システム要件」を参照してください。


Java Runtime Environmentのダウンロード

JREはOracleから無料でダウンロードできます。

  1. http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.htmlにアクセスしてください。

  2. 「Java Platform, Standard Edition」で、最新リリースを選択するか、「Previous Releases」をクリックしてサポートされている旧バージョンをインストールします。JDKまたはJREのいずれかを使用できます。JDKにはJREが含まれています。サポートされていないバージョンまたはエディションのJava JREまたはJDKを使用しないでください。

  3. ご使用のオペレーティング・システムに適当なJREまたはJDKをダウンロードするための画面上の指示に従います。

  4. JREで提供されるインストールの指示に従います。

  5. JRE実行可能ファイルのパスを保存してください。後で必要になります。

  6. 「JRE環境の確認」の手順に進みます。

JRE環境の確認

この項では、UNIXおよびWindowsプラットフォームでJRE環境を確認する手順を示します。

UNIXでのJREの確認

JREをインストールした後、次のテストを実行し、システムにより認識されたJavaのバージョンが適当か検証します。

  1. オペレーティング・システムのコマンド・シェルから次のコマンドを実行します。

    java -version
    
  2. コマンド出力にダウンロードしたバージョンが表示されていることを確認してください。

WindowsでのJREの確認

JREをインストールした後、Oracle GoldenGate Director Serverをインストールする前に、次のタスクを完了してJREのパスを確認します。

JREバージョンの確認

JAVA_HOMEシステム変数の設定

JAVA_HOMEシステム・パスの設定

JREバージョンの確認

次の手順では、サーバー・コンピュータにインストールされているJREバージョンを確認します。

  1. キーボードの[Win (Windows)]キーを押しながら[R]キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ボックスを開きます。あるいは、「スタート」「ファイル名を指定して実行」の順に選択します。

  2. 「ファイル名を指定して実行」ボックスにcmdと入力し、Windowsコマンド・コンソールを実行します。

  3. 次のコマンドを実行します。

    java -version
    
  4. 次の内の1つを実行します。

JAVA_HOMEシステム変数の設定

次の手順では、JAVA_HOMEシステム環境変数がインストールしたJREを指し示しているか確認します。この変数がない場合は変数を作成します。

  1. デスクトップ(Windows 2000)または「スタート」メニュー(Windows XP)で「マイ コンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

  2. 「詳細設定」タブをクリックして、「環境変数」をクリックします。

  3. 「システム環境変数」で、JAVA_HOMEシステム変数を探します。JAVA_HOMEパスは、JREをインストールするとき書き留めた場所を示している必要があります。

  4. 次の内の1つを実行します。

    • JAVA_HOMEシステム変数が正しい場所を示している場合、「環境変数」ダイアログ・ボックスを開いたまま、「JAVA_HOMEシステム・パスの設定」の説明に従います。

    • JAVA_HOMEシステム変数がない場合、または間違った場所を示している場合は、次の手順に進みます。

  5. 「システム環境変数」で、次の内の1つを実行します。

    • 「新規」をクリックして、JAVA_HOME変数を作成します。

    • 既存のJAVA_HOME変数を選択し、「編集」をクリックします。ダイアログ・ボックスが開くので、この変数を編集します。

  6. 「変数名」ボックスに大文字でJAVA_HOMEと入力します。

  7. 「変数値」ボックスでJREへの正しいパスを入力します。

  8. 「OK」をクリックしてパスを設定し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

  9. 「環境変数」ダイアログ・ボックスを開いたまま、「JAVA_HOMEシステム・パスの設定」の説明に従います。

JAVA_HOMEシステム・パスの設定

次の手順で、JAVA_HOMEパスがPathシステム変数内の適切な場所にあることを確認します。Oracleデータベース・ソフトウェアのようなプログラムは、JREインストール・ファイルへのパスをOracle GoldenGate Director Serverが予想する場所に置きます。

  1. 「環境変数」ダイアログ・ボックスで、「システム環境変数」の下にあるPath変数を探します。

  2. JAVA_HOMEへのパスが、パスのリストで最初のパスとして表示されていることを確認します。

    %JAVA_HOME%\bin;
    
  3. 次の内の1つを実行します。

    • このJAVA_HOMEパスが文字列の中で最初のパスである場合、「環境変数」「システムのプロパティ」ダイアログ・ボックスを閉じ、「Oracle GoldenGate Director Serverのインストール」の説明に従います。

    • このJAVA_HOMEパスが最初のパスでない場合、次の手順を続けます。

  4. 「システム環境変数」Path変数をダブルクリックし、編集用に開きます。

  5. パス文字列内でJAVA_HOMEパスを確認します。存在する場合、リストの先頭にカット・アンド・ペースト(セミコロンを含める)します。そうでない場合は入力します。パスは%JAVA_HOME%\binと入力されている必要があります。

  6. 「OK」をクリックして「システム変数の編集」ダイアログ・ボックスを閉じます。

  7. 「環境変数」「システムのプロパティ」ダイアログ・ボックスを閉じます。