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Management Pack for Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Directorリリース・ノート
12c (12.1.2)
E52105-02
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Management Pack for Oracle® GoldenGate

GoldenGate Directorリリース・ノート

12c (12.1.2)

E52105-02(原本部品番号:E50293-02)

2014年2月

このドキュメントには、リリース12.1.2のOracle GoldenGate Directorのリリース・ノートが含まれています。

ライセンス・キー

Oracle GoldenGate Directorを使用するために、'pw'ファイルは不要になりました。バージョン11.1.1以上にアップグレードすると、インストール・ディレクトリからこのファイルを安全に削除できます。

可用性

Oracle GoldenGate Directorは、現在のOracle GoldenGateサポート・ポリシーで適用されるOracle GoldenGateソフトウェアのバージョンと互換性があります。どのOracle GoldenGateビルドがデータベース・バージョンとオペレーティング・システムの特定の組合せで利用できるかを調べるには、http://support.oracle.comにログオンし、「動作保証」タブを選択します。「動作保証検索のヒント」をクリックすると、ヒントが表示されます。このサイトに入るには、電子メール・アドレスとパスワードが必要です。

Oracle GoldenGate Director 12.1.2の新機能

新しいパラメータがOracle GoldenGate 12.1.2のコア製品で導入され、Oracle GoldenGate Directorのこのバージョンでサポートされます。

Oracle GoldenGate 11.2以降、マルチバイト・サポートも実装され、Oracle GoldenGate Director 12.1.2ではUTF8でのみサポートされます。特定のパラメータの詳細は、Oracle GoldenGateのリリース・ノートを参照してください。

WebLogic Server 12c (12.1.1、12.1.2)のサポートが追加されました。JREのバージョンは、WebLogic Server 11gを使用する場合はバージョン6 (1.6.x)以上、WebLogic Server 12cを使用する場合はバージョン1.6.0_20以上または1.7である必要があります。詳細は、Oracle GoldenGate Directorの管理を参照してください。

Oracle Databaseの場合、Oracle GoldenGate DirectorがOracleサービス名およびOracle SIDに接続できるようになりました。

ドキュメントの追加事項

このリリースのドキュメントの追加事項はありません。

ドキュメントの変更

Oracle GoldenGateドキュメント・ライブラリは次のように再編成され、改良されています。

インストールとアップグレード

Oracleからダウンロードしたインストール・ファイルは、gzipで圧縮されたファイルではなく、標準の.zipファイルです。ダウンロード・ファイルを解凍するには、次の方法を使用してください。

サーバーにこれらのユーティリティがない場合は、OracleのWebサイト(http://updates.oracle.com/unzips/unzips.html)からダウンロードできます。

アップグレードの手順の詳細は、Oracle GoldenGate Directorの管理を参照してください。

既知の問題

この項には、Oracle GoldenGate Directorに影響する既知の問題が含まれています。

全般的な問題

  • Oracle GoldenGate DirectorはUTF-8形式のみサポートするため、特定の文字セットをサポートしない、または一部の文字を正しく表示できない場合があります。

  • IBM z/OSは、Oracle GoldenGateバージョン11.2.1.0.3で開始されました。Oracle Bug#13861016を参照してください。

  • バージョン11.2.1.0.2より前のOracle GoldenGateでは、所有者が現在のユーザーでない表に対してリスト表がサポートされていません。Oracle Bug#13885563を参照してください。

  • SSLモード・ログインが有効な場合、条件を説明したクリア・メッセージのかわりに例外が生成されます。

  • Oracle GoldenGate Directorは、DEFGENファイルを作成または表のリストを表示(SHOW TABLES)するためにデータベースにアクセスする際、データベースにOracle GoldenGateがサポートしていない特殊文字を含む表が含まれている場合、例外を生成します。予想される結果は、条件を説明したクリア・メッセージの生成です。

サポートされているプロセス・タイプ

GGSCIで標準的に定義されているプロセスのみOracle GoldenGate Directorで構成、監視、制御が可能です。スタンドアロンのプロセスと、オペレーティング・システムのコマンド・ラインから実行されるDDLGEN、MEASFLS、MEASRPT、TRIGGENのようなプログラムは、Oracle GoldenGate Directorで作成したり監視できません。

Windows、UNIX、NonStopでは、次のプロセスはOracle GoldenGate Directorで構成、監視、制御が可能です。

  • Extract

  • Replicat

  • Manager

  • 証跡(ローカルおよびリモート)

  • ファイル(ローカルおよびリモート)

  • ExtractおよびReplicatのタスク

Nonstopでは、Loggerプロセスの監視と制御が可能ですが、Oracle GoldenGate Director ClientではなくGGSCIとLOGPARMファイルを使用して、プロセスを構成または変更する必要があります。

マクロ

Oracle GoldenGate Directorは、パラメータ・ファイル内で定義されたマクロをサポートしません。Oracle GoldenGate Directorでは、INCLUDEパラメータ使用して外部参照しているマクロをサポートしますが、マクロに次のパラメータを定義できないという制限があります。制限に従わない場合、Oracle GoldenGate Directorでパラメータ・ファイルを処理できません。

  • EXTRACT

  • REPLICAT

  • RMTHOST

  • RMTTRAIL

  • RMTFILE

  • RMTBATCH

  • EXTFILE

  • EXTTRAIL

  • SOURCEDB

  • USERID

  • TABLE

  • MAP

  • COLMAP

DEFGENユーティリティ

Oracle GoldenGate DirectorのビルトインDEFGENユーティリティは、すべてデフォルト設定の定義ファイルを作成します。定義の出力をカスタマイズするには、DEFGENのコマンドライン・バージョンを使用する必要があります。

Oracle GoldenGate Director GGSCI

Oracle GoldenGate DirectorのビルトインGGSCIウィンドウは、次のOracle GoldenGateコマンドをサポートしません。これらのコマンドは、Oracle GoldenGateホストのGGSCIから投入される必要があります。

  • DBLOGINを含むすべてのデータベース・コマンド

  • VERSION

  • FC

  • HISTORY

  • !

  • SHELL

  • EDIT PARAMS

  • EXIT

  • RESTART

  • ADD TRACETABLE

Oracle GoldenGate Directorには、Oracle GoldenGate TRACETABLEをOracleデータベースに追加するインタフェースがありません。また、Oracle GoldenGate DirectorのビルトインGGSCIインタフェースから作成することもできません。ADD TRACETABLEコマンド(および他のすべてのデータベース・コマンド)には、DBLOGINによるデータベース・ログインが必要です。そのため、Oracle GoldenGateホストのローカルGGSCIセッションを使用する必要があります。

出力フォーマット・パラメータ

Oracle GoldenGate Directorは、FORMATASCIIFORMATSQLおよびFORMATXMLを使用した異なるフォーマットでの複数ファイルへの単一のCaptureオブジェクトの書き込みをサポートしません。フォーマット・パラメータはCaptureオブジェクトへの挿入によってグローバルに適用されるだけです。同一のデータを異なるフォーマットで取得するには、Captureオブジェクトは各フォーマットに定義される必要があります。

さらに、Oracle GoldenGate Directorは複数のフォーマット・パラメータで設定される既存のCaptureオブジェクトを処理しません。既存のオブジェクトがOracle GoldenGate Directorを使用して保存されている場合、想定外の動作の原因となる可能性があります。

単一ホスト上の複数のGoldenGateインスタンス

ホスト上の1つのOracle GoldenGateからのDeliveryプロセスは、同一コンピュータ上の異なるOracle GoldenGateインスタンスからCaptureプロセスによって書かれた証跡を読むために、Oracle GoldenGate Directorを通して設定することはできません。この設定はGGSCIを通して作成されますが、Oracle GoldenGate Directorに正しく表示されません。プロセスを接続する線が表示されません。

ログの表示

11.1.1.0.6以前のOracle GoldenGateコア・バージョンを使用している場合、Oracle GoldenGate Director DesktopとActivity Consoleにログが表示される断続的な問題がありました。この問題を解決するためOracle GoldenGate 11.1.1.0.6のコアで変更が行われました。

修正された問題

特定のバグ番号やチケット番号に関する不明点は、Oracleカスタマ・サポートにお問い合せください。SRはOracleサポートSR番号、BugDBはバグID番号です。

バージョン12.1.2.0.0 ­— 2013年10月

初期リリース

My Oracle Supportの利用

My Oracle Supportを使用すると、顧客、パートナー、オラクル社社員が報告したナレッジ・ソリューション、回避策、その他の情報を見つけることができます。My Oracle Supportにより、サービス・リクエストを開くこともできます。サービス・リクエストを解決するためにパッチが必要な場合、My Oracle Supportからパッチをダウンロードする方法が指示されます。


注意:

Oracle GoldenGateを販売代理店から購入し、サポートを受ける場合は、My Oracle Supportからサービス・リクエストを作成せず、その代理店に問い合せてください。


Oracle GoldenGateナレッジ・ベースの使用

Oracle GoldenGateのナレッジ・ベースを表示するには、次の手順に従います。

  1. http://support.oracle.comにアクセスします。

  2. 言語を選択し、電子メールとOracleパスワードでログインします。

  3. 「ナレッジ」タブをクリックします。

  4. 「製品ラインの選択」で"Management Pack for Oracle GoldenGate"と入力します。別の方法としては、ドロップダウン・リストから選択するか、「参照」リンクを使用して「ミドルウェア」「Data Integration」「GoldenGate」「Management Pack for Oracle GoldenGate」の順に選択します。

  5. 「タスク」で、作成する問合せのタイプ(「トラブルシュート」など)を選択します。

  6. 「バージョン」で、使用しているOracle GoldenGate Directorのバージョンを選択します。

  7. 「検索条件の入力」で、問合せを絞り込む検索キーワードを入力します。

My Oracle Supportに関するヘルプが必要な場合は、アプリケーション・ウィンドウの上部にある「ヘルプ」をクリックします。

Oracle GoldenGateサポート・ケースの作成

質問または問題に対する回答をナレッジ・ベースで見つけられない場合は、次の手順に従ってOracleサポートのサポート・ケースをオープンできます。

  1. http://support.oracle.comにアクセスします。

  2. 言語を選択し、電子メールとOracleパスワードでログインします。

  3. 「サービス・リクエスト」タブをクリックします。

  4. 「SRの作成」をクリックします。

  5. フォームに入力し、必要に応じてアプリケーション・ウィンドウの上部にある「ヘルプ」を参照します。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleサポート・サービスでは、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。


Oracle GoldenGate Directorリリース・ノート, 12c (12.1.2)

E52105-02

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このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があり、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

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このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

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