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Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.1.2)
E49845-08
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STRNUM

@STRNUMファンクションでは、数字を文字列に変換し、出力形式および埋込みを指定します。

構文

@STRNUM (column, {LEFT | LEFTSPACE, | RIGHT | RIGHTZERO} [length] )
column

ソース数字列名。

LEFT

左に寄せます(埋込みなし)。

LEFTSPACE

左に寄せ、ターゲット列の残りを空白で埋めます。

RIGHT

右に寄せ、ターゲット列の残りを空白で埋めます。列の値が負の値の場合、空白はマイナス記号の前に追加されます。たとえば、ターゲット列で7桁が許可されているとすると、列値-1.27にstrnum(Col1, right)を使用した場合の結果は、###-1.27になります。マイナス記号は桁数にカウントされませんが、10進数はカウントされます。

RIGHTZERO

右に寄せ、ターゲット列の残りをゼロで埋めます。列の値が負の値の場合、ゼロはマイナス記号の後ろで数値の前に追加されます。たとえば、ターゲット列で7桁が許可されているとすると、列値-1.27にstrnum(Col1, rightzero)を使用した場合の結果は、-0001.27になります。マイナス記号は桁数にカウントされませんが、10進数はカウントされます。

length

埋込みを指定するオプション(LEFT以外)を使用しているときに、出力長を指定します。例:

  • 列値-1.27にstrnum(Col1, right, 6)を使用した場合の結果は、##-1.27になります。マイナス記号は桁数にカウントされませんが、10進数はカウントされます。

  • 列値-1.27にstrnum(Col1, rightzero, 6)が使用されている場合は、-001.27になります。マイナス記号は桁数にカウントされませんが、10進数はカウントされます。

次に、ソース列NUMの値が15で、ターゲット列の最大長が5文字の場合に、フォーマット・オプションを使用して様々な結果を取得する例を示します。

ファンクション文 結果(#は空白を表します)
CHAR1 = @STRNUM (NUM, LEFT)
15
CHAR1 = @STRNUM (NUM, LEFTSPACE)
15###
CHAR1 = @STRNUM (NUM, RIGHTZERO)
00015
CHAR1 = @STRNUM (NUM, RIGHT)
###15

前述の例で出力のlengthを4とすると、次のように異なるタイプの結果が返されます。

ファンクション文 結果(#は空白を表します)
CHAR1 = @STRNUM (NUM, LEFTSPACE, 4)
15##
CHAR1 = @STRNUM (NUM, RIGHTZERO, 4)
0015
CHAR1 = @STRNUM (NUM, RIGHT, 4)
##15