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Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.1.2)
E49845-08
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STRSUB

@STRSUBファンクションでは、文字列(文字)用の列または定数内の文字を置換します。リテラル文字列は一重引用符で囲みます。

Oracle GoldenGateでは、このファンクションで、Unicode、およびMicrosoft Windows、UNIX、Linuxオペレーティング・システムのネイティブ・エンコーディングの文字列を格納する列内の文字を表すために、エスケープ・シーケンスの使用をサポートしています。引数がUnicodeで指定される場合、ターゲット列はSQL Unicodeデータ型である必要があります。

文字列引数には、1から255のシングルバイト・コード値を16進形式または8進形式で使用できます。AからFの16進値は大文字と小文字を区別しませんが、先頭の'x'は小文字にする必要があります。ゼロ(0)の値(\x00および\000)は文字列の終了文字になるため、許可されません。マルチバイト・キャラクタ・セット値またはUNICODE値はサポートされていません。

このファンクションは、NCHARまたはNVARCHARデータ型をサポートしていません。

構文

@STRSUB
(source_string, search_string, substitute_string
[, search_string, substitute_string] [, ...])
source_string

置換される文字を含む一重引用符で囲まれたソース文字列またはソース列名。

search_string

一重引用符で囲まれた置換される文字列。

substitute_string

検索した文字列と置換される一重引用符で囲まれた文字列。

例1   

次の例では、xxABCxxが返されます。

@STRSUB ('123ABC123', '123', 'xx')
例2   

次の例では、023zBC023が返されます。

@STRSUB ('123ABC123', 'A', 'z', '1', '0')
例3   

次に、16進数文字列引数を使用して^Zをスペースで置き換える例を示します。

@strsub (col1,'\x1A',' '));