説明
AUTOSTART
パラメータでは、Managerが起動するときに、1つ以上のExtractおよびReplicatプロセスを自動的に起動します。AUTOSTART
によって、すべてのプロセス・グループを見逃すことなく、即座に同期アクティビティを開始できます。
同じパラメータ・ファイルで複数のAUTOSTART
文を使用できます。
PASSIVE
モードで作成されたExtractグループにこのパラメータを適用するには、関連付けられている別名Extractグループが存在するターゲット・システム上のManagerに対してこのパラメータを使用します。Oracle GoldenGateは、ソース・システムに起動コマンドを送信します。パッシブExtractグループに対してローカルで使用すると、AUTOSTART
は無視されます。
Managerは、再起動時に順序が正しくないトランザクションを検出すると、Extractを再起動しません。かわりに警告を出し、SEND EXTRACT
のETROLLOVER
オプションを使用してトレイルを次のファイルに切り替え、エラーの原因のトランザクションをスキップするよう通知します。
構文
AUTOSTART {{EXTRACT | REPLICAT | ER} group_name | JAGENT}
EXTRACT
Extractを自動的に起動します。
REPLICAT
Replicatを自動的に起動します。
ER
ExtractとReplicatを自動的に起動します。
JAGENT
Oracle GoldenGate Monitor JAgentを自動的に起動します。詳細は、Oracle GoldenGate Monitorの管理を参照してください。
group_name
EXTRACT
、REPLICAT
、ER
にのみ有効です。JAGENT
は、入力としてグループ名を使用しません。1つのグループ名、または複数のグループを指定するワイルドカードを指定します。ワイルドカードを使用する場合、Oracle GoldenGateは、PASSIVE
モードのものを除き、ローカル・システム上のワイルドカードの条件を満たす、指定されたプロセス・タイプのすべてのグループを起動します。