説明
初期ロードReplicat用のBULKLOADパラメータは、Oracle SQL*Loaderへのダイレクト・バルク・ロード方式を使用するときに使用します。この方法では、ダイレクト・ロードを実行するために、初期ロード・データをOracleのSQL*Loaderユーティリティのインタフェースに直接渡します。Collectorプロセスとトレイルは使用されません。
Oracle GoldenGateでのデータ・ロード方式の詳細は、『Oracle GoldenGate Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIX』を参照してください。
構文
BULKLOAD [LOGGING | NOLOGGING] [PARALLEL | NOPARALLEL] [SKIPALLINDEXES | SKIPUNUSEDINDEX | NOSKIPALLINDEXES]
LOGGING | NOLOGGINGOracleのReplicatに有効です。LOGGINGがデフォルトで、ロード済オブジェクトのREDOロギングは有効です。NOLOGGINGは、ロード済オブジェクトのREDOロギングを無効にしてBULKLOADのパフォーマンスを向上します。同期および複数のマスター構成のカスケードにはNOLOGGINGを使用しないでください。
ただし、ターゲットがカスケードまたは双方向構成の一部で、ローカルExtractによってロード済オブジェクトが取得される場合、BULKLOADをLOGGINGに設定する必要があります。
PARALLEL | NOPARALLELOracleのReplicatに有効です。PARALLELは、BULKLOADで複数のロード・セッションを使用して同じセグメントを同時にロードできるようにします。NOPARALLELがデフォルトで、パラレル・ロードは無効です。
SKIPALLINDEXES | SKIPUNUSEDINDEX | NOSKIPALLINDEXESOracleのReplicatに有効です。索引の処理を制御します。NOSKIPALLINDEXESがデフォルトで、ダイレクト・ロード中に索引メンテナンスが可能です。SKIPALLINDEXESは、すべての索引メンテナンスをスキップします。SKIPUNUSEDINDEXは、使用不可の索引をスキップします。