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Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.1.2)
E49845-08
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CHARMAP

適用対象

Replicat

説明

CHARMAPパラメータでは、文字マッピング・ファイルが文字コード・ポイント・マッピングをオーバーライドするように指定します。同じキャラクタ・セットのキャラクタ・セットの変換を有効にすると、パフォーマンスが低下することがあります。

パラメータ・ファイルでの配置

CHARMAPは、パラメータ・ファイルの最初の行に配置する必要があります。

デフォルト

パラメータ・ファイルのエンコーディングは、オペレーティング・システムのデフォルトのキャラクタ・セットです。

構文

CHARMAP charmap filename 

文字マッピングファイルの書式は次のとおりです。

       -- Sample character mapping file. 
       --    Can use -- or COMMENT as comment line. 
       --    Can use CHARSET parameter to specify file encoding. 
       -- 
       -- Source character set 
       SOURCECHARSET     shiftjis 
       -- 
       -- Target character set 
       TARGETCHARSET     ja16euc 
       -- 
       -- Character map definition by one code point. 
       --   left hand is source and right hand target code point. 
       \xa2c1     \x89\xa2\xb7        -- override \xa2c1 to \x89\xa2\xb7 
       -- 
       -- Character map definition by range. Number of source and target characters must be the same. 
      \x61 - \x7a        \x41 - \x5a 

次の例では、文字マップ定義が範囲で指定されます(ソースおよびターゲットの文字の数が同じある必要があります)。

CHARMAP \x41 - \x5a

REPLACEBADCHAR FORCECHECK

これにより、ソースおよびターゲットが同じ場合でも、厳密なキャラクタ・セットの変換およびチェック・コード・ポイントが可能になります。

文字マッピング・ファイルに次を追加します。

      SOURCECHARSET   windows-932 
      TARGETCHARSET   windows-932 
      \x61 - \x7a    \x41 - \x5a