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Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.1.2)
E49845-08
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THREADOPTIONS

適用対象

Extract

説明

THREADOPTIONSパラメータでは、スレッドExtractの動作方法を制御します。

GGSCI、Manager、およびExtractを停止および再起動して、変更を有効にします。

デフォルト

なし

構文

THREADOPTIONS
[IOLATENCY milliseconds]
[INQUEUESIZE n]
[OUTQUEUESIZE n]
INQUEUESIZE n

Oracle RACクラスタ内の各プロデューサExtractスレッドの入力キューのキュー・エントリ数を指定します。この値を大きくすると、大量データのパフォーマンスが向上します。この値を小さくすると、アクティビティが非常に少ない環境でデータがより迅速に送信されます。有効な値は16から65535までです。デフォルトは128です。ほとんどの場合、デフォルトで十分ですが、値を大きくする必要がある場合は、ほとんどのタイプの環境で1000で十分です。OUTQUEUESIZEも参照してください。

INQUEUESIZEおよびOUTQUEUESIZEに加え、AIXユーザーは、環境変数AIXTHREAD_SCOPES (システム・スコープ)に設定して、プロセスの同時実行をサポートする複数CPUの使用を指定することにより、パフォーマンスを改善できることがあります。システム範囲を使用するには、Managerプロセスを起動するユーザーの.profileファイルに次を追加するか、GGSCIを起動する前に、この変数を手動でエクスポートします。

AIXTHREAD_SCOPE=S
export AIXTHREAD_SCOPE
IOLATENCY milliseconds

データベースで構成されている最大コミット伝播遅延と、Oracle GoldenGateによって使用される内部値との時間差を指定します。有効な値は、0から180000ミリ秒(3分)です。内部I/Oレイテンシを表すデフォルト値は、1500(1.5秒)です。Extractがアーカイブ・ログ専用(ALO)モードの場合は無効です。

OUTQUEUESIZE n

Oracle RACクラスタ内の各プロデューサExtractスレッドの出力キューのキュー・エントリ数を指定します。有効な値は8から65535までです。デフォルトは2048です。ほとんどの場合、デフォルトで十分です。