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Oracle® Database Applianceライセンス情報
リリース2.6
B66179-02
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1 キャパシティ・ライセンス情報

この章には、Oracle Database Applianceのキャパシティ・ライセンス情報を示します。次の項目で構成されています。

Oracle Database ApplianceのCPUコア数の構成

この項ではOracle Database ApplianceおよびOracle Database Appliance X3-2のコア数の構成方法について説明します。CPUコア数は、サーバー1台当たりの有効なCPUコア数です。

Oracle Database Appliance

Oracle Database Applianceには、2台のサーバーが含まれています。各サーバーにはCPUコアが12個あります。

デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、1サーバー当たり12個のCPUコアを搭載して出荷されます。つまり、次のようになります。

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで12個)を使用することも、「CPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、CPUコア数を8個に変更すると、次のようになります。

Oracle Database Appliance X3-2

Oracle Database Appliance X3-2には2台のサーバーが含まれています。各サーバーにはCPUコアが16個あります。

デフォルトでは、Oracle Database Appliance X3-2は、1サーバー当たり16個のCPUコアを搭載して出荷されます。つまり、次のようになります。

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで16個)を使用することも、「CPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、CPUコア数を12個に変更すると、次のようになります。

CPUコア数を変更する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

CPUコア数の変更

CPUコア数を変更する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、1サーバー当たりの有効なコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初はOracle Database Applianceでは246810または12を選択でき、Oracle Database Appliance X3-2では4、8、12または16を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。

キャパシティ・ライセンスおよびOracle Database Appliance仮想化プラットフォーム

Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームのキャパシティ・ライセンスは各サーバーの合計コア数に基づきます:

クラスタ管理およびデータベースを含むOracleソフトウェアがインストールされているODA_BASEドメインにコアのサブセットを割り当て、残りのコアは仮想マシンにデプロイするために使用可能です。コアの割当ては、ライセンス情報を更新する必要がなく、いつでも変更できます。ODA_BASEコア数を変更する手順は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』に記載されています。