実行時プロンプトへの入力

Planningに詳しくない場合は、EPMドキュメント・ライブラリで入手可能なOracle Hyperion Planning User's Guideを参照してください。このライブラリを開くには、Smart Viewのリボンから、「ヘルプ」の隣にある矢印、続いて「EPMドキュメント」をクリックします。

起動時に、ビジネス・ルールが変数情報を入力するように指示することができます。いわゆる実行時プロンプトです。ビジネス・ルールのデザイナが実行時プロンプトを設定します。

  実行時プロンプトを入力するには、次の手順に従います。

  1. 実行プロンプトがあるビジネス・ルールを起動します。

  2. 実行時プロンプトにより指定された入力タイプを入力または選択します。次の表は入力タイプをまとめたものです:

    アイコン

    予想される入力タイプ

    runtime prompt one member selection

    1つのメンバー選択

    runtime prompt one member selections

    複数メンバー選択

    runtime prompt numerical value

    数値(入力するか、セルのドロップダウン・メニューから選択する)

    runtime prompt text value

    テキスト値 - 高度な計算スクリプトのみで使用し、グラフィック表示のスクリプトでは使用しません

    runtime prompt dimension

    データベースからのディメンション - 高度な計算スクリプトのみで使用し、グラフィック表示のスクリプトでは使用しません

    runtime prompt cross dimension

    Calculation Managerのビジネス・ルールのみ: デザイナが実行時プロンプトに対して設定した各ディメンションから1つのメンバーのみを含むメンバーまたはメンバーの組合せ(たとえば、「売り上げ->実績->1月」は売り上げ、実績および1月のメンバー交差を参照しています)

    runtime prompt range of members

    Calculation Managerのビジネス・ルールのみ: デザイナが実行時プロンプトに対して設定した各ディメンションから選択可能なメンバーの範囲(IDescendants("Marketing"),FY08など)

    実行時プロンプトが有効であることを確認してください。すべての実行時プロンプト値が有効になるまで、ビジネス・ルールを起動できません。

  3. 「起動」をクリックします。

    計算が正常に処理されると、データベースの値に計算結果が反映されます。

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