デフォルトでは、Crystal Ballにより、正規分布に対する予測値の適合が試行されます。有意水準を入力することにより、正規性の仮定を拒否する下位しきい値を指定できます。デフォルト水準が0.05である場合、正規性の拒否が正しい信頼度が95%であることを意味します。一般的に使用される他の有意水準は0.01、0.025および0.1です。これらはそれぞれ99%、97.5%および90%の信頼度を意味します。
正規性が拒否された場合、Crystal Ballでは、指標が予測値から直接計算されます(デフォルト)。または、指標の計算元として最も適した連続確率分布を選択するために最良適合が実行されるよう選択することもできます。
正規性検定および非正規最良適合(正規性が拒否された場合)では、「予測プリファレンス」ダイアログ(予測ウィンドウで「プリファレンス」、「予測」の順に選択して開きます)の「予測ウィンドウ」タブに設定されている分布選択および適合度検定が使用されます。
分布が正規ではない場合に最良適合分布から計算することを選択する前に、次を考慮してください:
また、2番目の主要設定である「予測値から指標を計算」を選択し、正規性検定を省略し、常に予測データから指標を直接計算することもできます。