ステップワイズ回帰オプションの設定

Predictorウィザードの「手法」パネルでいずれかのステップワイズ回帰手法を選択すると、「ステップワイズ・オプション」ダイアログが開きます。

適切なステップワイズ手法のオプションを設定するには:

  1. 「ステップワイズ・オプション」ダイアログで、「R2乗」および「部分F検定」の設定を選択します。

    「ステップワイズ・オプション」ダイアログのテキスト・ボックス、設定およびボタン:

    • R2乗 - 前回および新規の回帰の解について、指定した統計(「R2乗」または「調整済R2乗」)の間の差異がしきい値を下回る場合に、ステップワイズ回帰を停止します。その場合、Predictorでは新規の回帰の解は使用されません。デフォルトでは、この停止基準が選択されており、「R2乗」が統計として使用されます。この設定と「部分F検定の有意性」が選択されている場合、いずれかの基準のしきい値に達するとステップワイズ回帰は停止します。

    • しきい値 - ステップワイズ回帰を続行するために、前回のステップの「R2乗」または「調整済R2乗」と、新規ステップの「R2乗」または「調整済R2乗」の間に必要な最小の増分を設定します。デフォルトは0.001です。

    • 部分F検定の有意性 - 新規の解のF統計量の確率が最大値を超えている場合、ステップワイズ回帰が停止します。デフォルトでは、この停止基準は選択されていません。この設定と「R2乗」が選択されている場合、いずれかの基準のしきい値に達すると、ステップワイズ回帰は停止します。

    • 追加する確率 - 回帰式に変数を追加する必要のある独立変数の相関(部分F統計量)の最大の確率を設定します。デフォルトは0.05です。統計量のテストを処理する場合、確率が低いほど有意性は高くなります。

    • 除去する確率 - 回帰式から変数を除去する必要のある独立変数の相関(部分F統計量)の最小の確率を設定します。デフォルトは0.05です。この設定は、反復ステップワイズ回帰でのみ使用されます。「除去する確率」設定は、「追加する確率」設定より0.05以上高くする必要があります。

  2. 「OK」をクリックします。

「手法」パネルが再度表示されます(多重線形回帰の使用を参照)。