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Oracle® Fusion Middleware Oracle Forms and Reportsリリース・ノート
11g リリース2 (11.1.2)
B66167-05
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4 Oracle Reports

この章では、Oracle Reportsに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

4.1 一般的な問題および回避策

この項では、一般的な問題および回避策について説明します。内容は次のとおりです。

4.1.1 Reportsアプリケーションへのユーザーおよびロールのマッピング

Oracle Fusion Middleware 11gリリース2 (11.1.2)インストールでは、ロールおよびユーザーがReportsアプリケーションにデフォルトで追加されません。JPSセキュリティを使用してレポートを実行するには、ロールおよびユーザーをReportsアプリケーションに追加する必要があります。

詳細は、次を参照してください。

  • 『Oracle Fusion Middlewareセキュリティ・ガイド』のアプリケーション・ロールの管理に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイドのユーザーおよびセキュリティ・ポリシーの管理に関する項

4.1.2 Forms and Reports 11gリリース2 (11.1.2)におけるReports Serverの障害

Forms and Reports 11.1.2のインストールおよび構成後、Reports Serverは起動に失敗します。

この問題を回避するには、Reports Serverインスタンスを起動する前に、次のステップを実行します。

  1. 次の場所でcwallet.ssoファイルを探します。

    domainHome\config\fmwconfig\bootstrap

  2. write権限をSYSTEMユーザーの割当て済権限に追加します。

  3. Reports Serverを再起動します。

    SYSTEMユーザーのファイルに対するwrite権限を付与すると、Reports Serverは起動します。

4.1.3 Forms and Reports 11gリリース2 (11.1.1.2)におけるRwservlet診断の出力の無効化

rwservlet診断出力の即時利用可能な設定は、保護されていないReports Serverでは無効になっています。ユーザーがWebコマンドを実行する必要がある場合、webcommandaccessパラメータを設定する必要があります。このパラメータの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』の中レベルのForms and Reportsのセキュリティに関する項を参照してください。