Oracle® Fusion Middleware Oracle Forms and Reportsリリース・ノート 11g リリース2 (11.1.2) B66167-05 |
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この章では、Oracle Reportsに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。
この項では、一般的な問題および回避策について説明します。内容は次のとおりです。
4.1.2項「Forms and Reports 11gリリース2 (11.1.2)におけるReports Serverの障害」
4.1.3,項「Forms and Reports 11gリリース2 (11.1.1.2)におけるRwservlet診断の出力の無効化」
Oracle Fusion Middleware 11gリリース2 (11.1.2)インストールでは、ロールおよびユーザーがReportsアプリケーションにデフォルトで追加されません。JPSセキュリティを使用してレポートを実行するには、ロールおよびユーザーをReportsアプリケーションに追加する必要があります。
詳細は、次を参照してください。
『Oracle Fusion Middlewareセキュリティ・ガイド』のアプリケーション・ロールの管理に関する項
Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイドのユーザーおよびセキュリティ・ポリシーの管理に関する項
Forms and Reports 11.1.2のインストールおよび構成後、Reports Serverは起動に失敗します。
この問題を回避するには、Reports Serverインスタンスを起動する前に、次のステップを実行します。
次の場所でcwallet.sso
ファイルを探します。
domainHome\config\fmwconfig\bootstrap
write権限をSYSTEMユーザーの割当て済権限に追加します。
Reports Serverを再起動します。
SYSTEMユーザーのファイルに対するwrite権限を付与すると、Reports Serverは起動します。
rwservlet診断出力の即時利用可能な設定は、保護されていないReports Serverでは無効になっています。ユーザーがWebコマンドを実行する必要がある場合、webcommandaccessパラメータを設定する必要があります。このパラメータの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』の中レベルのForms and Reportsのセキュリティに関する項を参照してください。