39.2 新機能と利点

Oracle Reportsを使用すると、ペーパーベースおよびJSPベースのWebレポートに、多様なグラフを簡単に追加できます。

Oracle Reports 11gリリース2 (11.1.2)では、次の機能がサポートされます。

• SVG (Scalable Vector Graphic)イメージのサポート。

• 不規則な時間間隔のプロット。詳細は、「不規則な時間間隔のプロット」を参照してください。

• グラフ・ウィザードでの新しいチャート・スタイル。詳細は、「新しいチャート・スタイル」を参照してください。

• グラフ・ウィザードでの数値書式設定のサポート。

新しいタイプのグラフおよび新機能によって、Reports Builderでは次の利点が実現されます。

• グラフの種類が増えて、多様な用途に使用できます。

• 解像度を低下させずに、グラフ・イメージの出力を向上できます。

• 制限なしに時間データをプロットできます。

• データ・モデルに関係なくグラフで数値の書式を設定できます。

不規則な時間間隔のプロット

Oracle Reports 11gリリース2 (11.1.2)では、時間軸上での不規則な時間間隔のプロットがサポートされます。詳細は、「図39-1 不規則な時間間隔のプロット」を参照してください。

図39-1 不規則な時間間隔のプロット

「図39-1 不規則な時間間隔のプロット」の説明

新しいチャート・スタイル

Oracle Reports 11gリリース2 (11.1.2)では、次の新しいチャート・スタイルがサポートされます。

• オータム

• モノクロ

• アース

• エグゼキュティブ

• 会計

• 投影

• レガッタ

詳細は、「図39-2 新しいチャート・スタイル」を参照してください。

図39-2 新しいチャート・スタイル

「図39-2 新しいチャート・スタイル」の説明