ヘッダーをスキップ
Oracle® Database Applianceライセンス情報
リリース2.8
B66179-03
  目次へ移動
目次

前
 
次
 

1 キャパシティ・ライセンス情報

この章には、Oracle Database Applianceのキャパシティ・ライセンス情報を示します。 次の項目が個別の項で説明されています。

各項は次の内容で構成されています。


注意:

Oracle Database Appliance Virtualized Platformのキャパシティ・ライセンスの詳細は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の第6章のODA_BASEのサイズ変更に関する項を参照してください。

Oracle Database Appliance X3-2

概要

Oracle Database Appliance X3-2は2台のサーバーで構成されており、各サーバーには16個のCPUコアがあります。 デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、16個のCPUが有効です。

  • 合計32個の有効なCPUコアがあります。

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで16個)を使用することも、「Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。 たとえば、各サーバーのCPUコア数を12個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、12個のCPUが有効です。

  • 合計24個の有効なCPUコアがあります。

Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数を変更する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • 各サーバーのCPUコア数は、4、8、12または16に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を8に変更した場合、その後はCPUコア数を12または16に変更できます。CPUコア数を12に変更した場合、その後はCPUコア数を16に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が16の場合、デフォルト構成を使用します。 「Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を16に設定しないでください。デフォルト構成を使用すると、必要に応じて後でCPUコア数を16未満に設定できます。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を16に設定し、後でCPUコア数を減らせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更

CPUコア数を変更する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。 キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なCPUコア数を選択します。 選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初は、4、8、12または16を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。 ODA_BASEには、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。

キャパシティ・ライセンスおよびOracle Database Appliance X3-2仮想化プラットフォーム

Oracle Database Appliance X3-2仮想化プラットフォームのキャパシティ・ライセンスは各サーバーの16個のコアすべてに基づいています。

クラスタ管理およびデータベースを含むOracleソフトウェアがインストールされているODA_BASEドメインに、コアのサブセットを割り当てます。 残りのコアは仮想マシンのデプロイに使用可能です。 コアの割当ては、ライセンス情報を更新する必要がなく、いつでも変更できます。

ODA_BASEコア数を変更する手順は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の第6章のODA_BASEのサイズ変更に関する項に記載されています。

Oracle Database Appliance

概要

Oracle Database Applianceは2台のサーバーで構成されており、各サーバーには12個のCPUコアがあります。 デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、12個のCPUが有効です。

  • 合計24個の有効なCPUコアがあります

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで12個)を使用することも、「Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。 たとえば、各サーバーのCPUコア数を8個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、8個のCPUが有効です。

  • 合計16個の有効なCPUコアがあります。

Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数を変更する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • 各サーバーのCPUコア数は、2、4、6、8、10または12に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を6に変更した場合、その後はCPUコア数を8、10または12に変更できます。CPUコア数を8に変更した場合、その後はCPUコア数を10または12に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が12の場合、デフォルト構成を使用します。 「Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更」の手順に従ってCPUコア数を12に設定しないでください。デフォルト構成を使用すると、必要に応じて後でCPUコア数を12未満に設定できます。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を12に設定し、後でCPUコア数を減らせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の変更

CPUコア数を変更する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なCPUコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初は、246810または12を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。 ODA_BASEには、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。

キャパシティ・ライセンスおよびOracle Database Appliance仮想化プラットフォーム

Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームのキャパシティ・ライセンスは各サーバーの12個のコアすべてに基づいています。

クラスタ管理およびデータベースを含むOracleソフトウェアがインストールされているODA_BASEドメインに、コアのサブセットを割り当てます。 残りのコアは仮想マシンのデプロイに使用可能です。コアの割当ては、ライセンス情報を更新する必要がなく、いつでも変更できます。

ODA_BASEコア数を変更する手順は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の第6章のODA_BASEのサイズ変更に関する項に記載されています。