コレクション

属性の1つによって論理バケットにグループ化されているレコードを表します。この属性は一意かつ単一割当てである必要があり、コレクション指定(またはコレクション主キー)と呼ばれます。スキーマ内のコレクションを識別し、どの属性がコレクションに属しているかを判別します。

コレクション内のレコードは同じ属性セットを持たないことがありますが、コレクション内のすべてのレコードは通常、Endeca Serverによって動作するアプリケーション内で類似のまたは関連した目的を持ちます。コレクションの例としては、ハウ・ツー説明を備えた販売用製品、保証クレームを備えた車両、満足度調査を備えた従業員変更の構造化人事記録などがあります。

単一のデータ・ドメインには数多くのコレクションを含めることができます。実際、Endecaデータ・ドメインにコレクションを入れることにより、ユーザーはデータ・ドメイン内のコレクションにデータを直接ロードすることができ、すべてのコレクションにわたって(またはそれらの上に)会話Webサービス問合せまたはEQL問合せを発行することができます。たとえば、各コレクションからレコードを選択し、結果を結合で返すことができます。それぞれが別々のコレクションに属している2つの異なる属性にわたってフィルタ・ルールを作成することもできます。

Studioでは、Endeca Serverからのコレクションはデータ・セットと呼ばれています。たとえば、Studioにおける特定のEndeca Server接続には、数多くのデータ・セットを含めることができます。

Studioで仮想レコード・セットを表すビューとは対照的に、コレクションは物理レコードを表し、レコードが特定のデータ・ドメイン(Endeca Serverコレクション)の索引にロードされるときにグループ化される様子を反映しています。

「データ・セット」および「フィルタ・ルール」も参照してください。