Oracle Endeca Serverクラスタ

複数のEndeca Serverインスタンスをデプロイして、複数のクラスタ化データ・ドメインをホストおよび管理すること。

Endeca Serverクラスタは、Oracle Endeca Serverソフトウェアの上に他のサービスを構築するときのビルディング・ブロックとなります。また、Endeca Information Discoveryのオンプレミス・デプロイメントもサポートします。ハードウェア・ノードの同種クラスタ上にあるWebLogicドメインで実行します。それらのすべてでは、共有記憶域に対する書込み権限でアクセスします。システム管理者は、後でクラスタにサーバーを追加することもできます。

エンド・ユーザーから非表示にされるホスト済データ・ドメイン・ノードとEndeca Serverノードの場所に関する詳細を保持することで、データ・ドメイン・クラスタの設定に関する詳細をカプセル化します。(エンド・ユーザーとは、特定のデータ・ドメイン・クラスタの上に構成された、Studioなどの任意のフロントエンド・アプリケーションのユーザーです。)

Endeca Serverクラスタは、データ・ドメインへのリソースの割当て方法を決定し、要求のロード・バランシングを実行して要求を適切なノードにルーティングし、データ・ドメインの可用性を維持します。データ・ドメイン・クラスタ設定の処理、処理リソースの割当ておよび構成を自動化しながら、データ・ドメインのプロビジョニングと管理を行うための統合インタフェースが用意されています。

データ・ドメイン・プロファイルのセットを作成して再利用することもできます(たとえば、小、中、大のデータ・ドメイン用)。各データ・ドメイン・プロファイルでは、Endeca Serverノードにおいて基盤となるハードウェア・リソースで異なる割当てにマップされます。データ・ドメイン・クラスタを作成するとき、最初は以前に定義されたプロファイルが使用されますが、作成後に変更できます。

「データ・ドメイン」、「データ・ドメイン・クラスタ」、「Oracle Endeca Server」および「Oracle Endeca Server Webサービス」も参照してください。