APIは、ファイルおよびフォルダに、包含および除外フィルタを指定するクラスを提供します。
クロール構成に包含および除外フィルタを追加して、IAS Serverがクロールの実行時に適切なファイルおよびフォルダを処理するようにします。
注意: IAS Extension APIを使用して構築されるカスタム・データ・ソースは、フィルタをサポートしません。
包含および除外フィルタをどちらも使用する場合、除外フィルタが優先されることに注意してください。フィルタ同士の相互作用やEndecaプロパティに関する詳細については、『Integrator Acquisition System開発者ガイド』のフィルタに関する説明を参照してください。
フィルタ・クラスは次のとおりです。
- WildcardFilter: ワイルドカード値に基づくフィルタリング
- RegexFilter: 正規表現の値に基づくフィルタリング
- DateFilter: 日時値に基づくフィルタリング
- LongFilter: long値に基づくフィルタリング
すべてのフィルタには、フィルタの適用対象となるプロパティを指定する必要があります。通常、プロパティは、IAS (
Endeca.FileSystem.Nameプロパティなど)によって生成される標準的なプロパティですが、カスタム・プロパティを指定することもできます。
フィルタの作成に使用されるクラスの一部は次のとおりです。
- ComparisonOperatorは、EQUAL、NOT_EQUAL、LESSおよびGREATERなどの比較演算子を提供します。
- Filterは、すべてのフィルタのベース型で、オプションのフィルタ・スコープ・プロパティに指定します。
- FilterScopeは、FILEおよびDIRECTORYフィルタ・スコープに列挙を提供します。
フィルタを作成した後、このフィルタをSourceConfigオブジェクトに設定する必要があり、このオブジェクトはCrawlConfig構成オブジェクトに設定されます。