任意のIAS Webサービスを使用するクライアント・アプリケーションを作成するには、クライアント・スタブを生成する特定のWebサービスのWSDLファイルが必要です。
WSDLファイルは、値タイプ、例外およびWebサービスで利用できるメソッドをプログラミングによる方法で指定します。通常、クライアント開発者は、WSDLファイルを解析したり、クライアント・サイド・スタブ(プロキシ・クラスとも呼ばれます)および値タイプを生成するツールを使用します。これらの生成ファイルには、SOAPメッセージをシリアライズおよびデシリアライズしたり、SOAPレイヤ透過を作成するためにクライアント開発者に必要とされるすべてのコードが含まれています。IAS WSDLファイルは、Webサービスのサポートを持つ言語で使用できます。
WSDLからクライアント・スタブ・コードを生成するツールは、次のとおりです。
- Apache CXF 2.2以降
- Java Web Services Developer Pack (Java WSDP)、バージョン1.4以降
- Microsoft .NET Framework SDKの一部として入手できるWebサービス記述言語ツール(wsdl.exe)
特定のWebサービスのスタブを生成する際、パッケージ名としてから適切なものを次から指定します。
- com.endeca.eidi.ias.api
- com.endeca.eidi.component.manager
- com.endeca.eidi.recordstore
たとえば、CXF
wsdl2javaユーティリティは、WSDLファイルを取得し、次のいずれかのコマンドを使用して完全に注釈が付けられたJavaコードを生成します。
- wsdl2java -p com.endeca.eidi.ias.api -client IasCrawlerService.wsdl
- wsdl2java -p com.endeca.eidi.component.manager -client ComponentInstanceManager.wsdl
- wsdl2java -p com.endeca.eidi.recordstore -client RecordStore.wsdl
WSDLコード生成ユーティリティの使用の詳細は、ユーティリティのドキュメントを参照してください。
クラス・メンバーの正確な構文は、使用するWSDLツールの出力によって異なることに注意してください。そのため、クラス・メンバーの正確な構文については、WSDLツールによって生成されたクライアント・スタブ・クラスを確認してください。