SourceConfigクラスを使用すると、クライアントはクロールされているデータ・ソースに関する情報を指定できます。SourceConfigクラスは、setModuleId()およびsetModuleProperties()の2つのメソッドを使用して、データ・ソース・プロパティを設定します。
setModuleId()メソッドは、このクロールにデータ・ソースのモジュールIDを設定します。モジュールIDは、ModuleIdオブジェクトです。
文字列File Systemは、(ソースがファイル・システムである)ファイル・システム・クロールのモジュールIDです。ファイル・システム・クロールを作成するときに、このモジュールIDを指定する必要があります。
各クロール・タイプには、独自の一意のモジュールIDがあります。IasCrawler.listModules()メソッドを使用して、IAS Serverで利用できるモジュールIDを見つけます。
プラグインの開発者は、カスタム・データ・ソースにModuleIdを指定します。IASデータの開発者は、IAS Serverコマンドライン・ユーティリティでlistModulesおよびタスクを実行して、カスタム・データ・ソースのModuleIdを決定できます。
各ModulePropertyは、このデータ・ソースに関する構成情報を提供するキー/値ペアまたはキー/複数値ペアです。キーを表す文字列を指定するにはsetKey()をコールし、1つ以上の相当する値を設定するにはsetValues()をコールしてModulePropertyを指定します。
次に、addModuleProperty()をコールして、SourceConfigオブジェクトに各ModulePropertyを設定します。