Record Store APIは、レコード・ストアを管理したり、読取り/書込み操作を実行するクライアント・ユーティリティ・クラスを提供します。
Record Store APIには、レコード・コレクションの生成などのオブジェクトの操作に便利なクライアント・ユーティリティ・クラスのセットが含まれています。これらのクラスのJavaバージョンは、recordstore-api-3.1.0.jarライブラリに含まれています。
これらのクラスの簡単な概要は、次のとおりです。署名および引数の詳細については、Record Store APIリファレンス(Javadoc)を参照してください。
ServiceAddress address = new ServiceAddress("localhost", 8401, contextPath); RecordStoreLocator locator = RecordStoreLocator.create(address, "MyCrawl");
RecordStore rs = locator.getService();
また、クラスには、レコード・ストア・インスタンスとの通信を構成するその他の取得メソッドおよび設定メソッドもあります。
RecordStoreWriterクラスは、レコードをレコード・ストア・インスタンスに書き込むためのメソッドを提供します。
クラスには、一度に1つのレコードまたは一度にすべてのレコードを書き込むことができる2つのwrite()メソッドがあります。
RecordStoreWriter writer = RecordStoreWriter.createWriter( recordStore, tId, 100);
RecordStoreReaderクラスは、レコード・ストア・インスタンスからベースラインおよびデルタ・レコードを読み取るためのメソッドを提供します。
RecordStoreReaderクラスには、ID別に個々のレコードを読み取るためのリーダーがありません。このタイプの読取りを実行するには、WSDL (コア操作)からRecordStore.readRecordsById()メソッドを使用します。
RecordStoreReader reader = RecordStoreReader.createBaselineReader( recordStore, tId, gId, 100);
RecordStoreWriterおよびRecordStoreReaderクラスは、レコードのバッチ処理および非バッチ処理を処理するため便利です。