認証プロキシをサポートするためのプロパティ

default.xmlファイル内に、認証プロキシのサポートを構成します。

多くのネットワークでは、インターネット・アクセスのセキュリティを確保し、アクセスを制御するために、認証プロキシ・サーバーが使用されています。これらのプロキシ・サーバーでは、アクセスのために一意のユーザーIDとパスワードを要求します。
プロパティ名 プロパティの値
http.proxy.host 文字列値です(デフォルトは空)。認証プロキシ・サーバーのホスト名を指定します。この値を空にすると、プロキシは使用されません。
http.proxy.port 認証プロキシ・サーバーのポートを指定する番号です(デフォルトは空)。
http.proxy.agent.host クローラが実行されるホストの名前またはIPアドレスです(デフォルトは空)。この値はprotocol-httpclientプラグインによって使用されます。このプロパティは、プロキシでNTLM認証が必要な場合のみ使用します。
http.proxy.username 文字列値です(デフォルトは空)。プロキシのユーザー名を指定します。この名前は、プロキシ・サーバーが基本認証、ダイジェスト認証またはNTLM認証を要求する場合に、protocol-httpclientプラグインによって使用されます。NTLM認証の場合、ユーザー名の前にドメインを付加しないでください(たとえば、susamが正しく、DOMAIN\susamは正しくありません)。
http.proxy.password 文字列値です(デフォルトは空)。プロキシのユーザーIDのパスワードを指定します。
http.proxy.realm 文字列値です(デフォルトは空)。プロキシの認証レルムを指定します。レルムが必要ない場合、またはすべてのレルムで認証が行われる場合は、値を指定しないでください。サイトでNTLM認証を使用している場合は、NTLMではレルムという概念を使用しないため、このプロパティの値としてNTLM認証のドメイン名を指定する必要があります。