コンポーネントのリスト表示

list-componentsタスクは、Component Instance Managerで管理されるコンポーネント・インスタンスの一覧を表示します。タスクを実行すると、IAS Serviceでの管理対象コンポーネントの一覧が返されます。

このタスクの構文は次のようになります。
component-manager-cmd list-components [-cp ContextPath] [-h HostName] [-p PortNumber] [-l true|false] 
これらの意味は、次のとおりです。
  • -cp (または--contextPath)は、IASのコンテキスト・パスを指定します。WebLogic Serverインストールの場合、この値にスラッシュ(/)が含めることも、含めないこともできます。フラグを省略する場合、デフォルトで<インストール・パス>\IAS\workspace\conf\commandline.propertiescom.endeca.eidi.ias.server.contextPathプロパティの値に設定されます。このプロパティが設定されていない場合、この値は、WebLogic Serverインストールでは/ias-serverになり、Jettyインストールでは空(つまり、ルート・コンテキスト・パス)になります。オプション。
  • -h(または--host)は、Component Instance Managerが実行するホストを指定します。フラグを省略する場合、デフォルトはcommandline.propertiescom.endeca.eidi.ias.server.hostプロパティの値になります。プロパティを設定しない場合、値はデフォルトでlocalhostに設定されます。オプション。
  • -p(または--port)は、Component Instance Managerのポートを指定します。フラグを省略する場合、デフォルトはcommandline.propertiescom.endeca.eidi.ias.server.portプロパティの値になります。プロパティを設定しない場合、値はデフォルトで8401に設定されます。オプション。
  • -l(または--isPortSsl)は、HTTPS接続を使用してサービスと通信するかどうかを指定します。値がtrueの場合、HTTPSが使用され、com.endeca.eidi.ias.server.portプロパティはSSLポートとして扱われます。値がfalseの場合、HTTPが使用され、com.endeca.eidi.ias.server.portは非SSLポートとして扱われます。非SSLポートからSSLポートへのリダイレクトを有効にした場合はfalseを指定します。オプション。

コンポーネントをリスト表示するには:

  1. コマンド・プロンプトを起動し、<インストール・パス>\IAS\<バージョン>\binに変更します。
  2. 前述のいずれかのオプションを指定してlist-componentsタスクを実行します。

コンポーネントをリスト表示する例

この例では、Endeca IAS Serviceで実行するサンプル・アプリケーションのレコード・ストア・インスタンスをリスト表示します。
component-manager-cmd.bat list-components
NAME            TYPE            STATUS
ebizsampleapp-trigger-dimensions        RecordStore     RUNNING
ebizsampleapp-products  RecordStore     RUNNING
ebizsampleapp-category-dimension        RecordStore     RUNNING
コンポーネントが作成されていない場合、list-componentsタスクは次の内容を返します。
No components have been provisioned.