Integrator ETL Serverのライセンスの構成

WebLogicドメインにIntegrator ETL Server Webアプリケーションをインストールした後、ライセンスを構成する必要があります。

ライセンスを構成する前に、Integrator ETL Serverのインストール先とするWebLogic Serverドメインを作成します。

ライセンスの構成は、Integrator ETL Server Webアプリケーションのインストールの前後に行うことができます。

Integrator ETL Serverドメインを停止してから、ライセンスの構成を開始することもできます。

Integrator ETL Serverのライセンスは、license.datという名前のファイルで、WebLogic用のIntegrator ETL Serverパッケージに含まれています。パッケージを解凍したら、ファイルlicense.datを永続的な場所にコピーすることもできます。

Integrator ETL Serverのライセンスを構成するには:

  1. 単純なテキスト・エディタを使用して、cloverServer.propertiesというファイルを作成します。
  2. ファイルcloverServer.propertiesに、プロパティlicense.fileを追加します。このプロパティの値は、ファイルlicense.datへのパスです。cloverServer.propertiesを保存します。
    注意: このファイルへのパスを指定する際は、WebLogic ServerおよびIntegrator ETL Serverをどのオペレーティング・システムにインストールしたかに関係なく、スラッシュを使用します。
    たとえば、license.datをIntegrator ETL Serverドメインのホーム・ディレクトリに配置したWindowsインストールの場合、license.fileプロパティの値は、C:/Oracle/Middleware/user_projects/domains/endeca_integrator_server_domain/license.datになります。
    license.file=C:/Oracle/Middleware/user_projects/domains/endeca_integrator_server_domain/license.dat
  3. ドメインのホーム・ディレクトリで、ドメインの起動ファイル(Linuxの場合はstartWebLogic.sh、Windowsの場合はstartWebLogic.cmd)を編集します。-Dclover_config_fileプロパティを使用して、JavaオプションにcloverServer.propertiesファイルへのパスを追加します。
    • Linuxの場合:
      export JAVA_OPTIONS="$JAVA_OPTIONS
      				  -Dclover_config_file=Oracle/Middleware/user_projects/domains/endeca_integrator_server_domain/cloverServer.properties"
    • Windowsの場合:
      set JAVA_OPTIONS=%JAVA_OPTIONS%
      				  -Dclover_config_file=C:/Oracle/Middleware/user_projects/domains/endeca_integrator_server_domain/cloverServer.properties
  4. WebLogic Serverドメインを再起動します。
  5. ブラウザを起動して、URL (http://localhost:8301/clover)を入力します。

Integrator ETL Serverによって、ログイン・ページが表示されます。


ライセンス構成後のIntegrator ETL Serverのログイン・ページ

Integrator ETL Serverにログインするには、「ユーザー名」フィールドにcloverを、「パスワード」フィールドにcloverを入力します。