マージ・ポリシーによって、特定のデータ・ドメインでEndecaデータ・ドメインのDgraphプロセスが索引ファイルの増分更新世代をマージする頻度が決定されます。
バージョンは、世代ファイルのシーケンスとして維持されます。新しいバージョンは、新しい世代ファイルをこのシーケンスに追加します。問合せ待機時間は、索引ファイルを格納するために使用される世代ファイルの数およびサイズに部分的に依存します。
世代ファイルは、マージと呼ばれるプロセスを通じて結合されます。マージは、Endecaデータ・ドメイン処理には影響しないものの、そのパフォーマンスに影響する可能性のあるバックグラウンド・タスクです。そのため、マージの積極性を指示するマージ・ポリシーを設定できます。クラスタ環境では、マージ・ポリシーを設定するリクエストがリーダーDgraphノードにルーティングされます。
マージ・ポリシーを設定するには、soapUIなどの任意のWebサービス・ツールを使用して、構成Webサービスにリクエストを送信してグローバル構成レコード(GCR)の設定を変更します。具体的には、グローバル構成レコードのmdex-config_MergePolicy属性によって、Endecaデータ・ドメインのマージ・ポリシーが設定されます。
別の方法として、URL /admin/dataDomainName?op=mergeコマンドを使用して、実行中のデータ・ドメインのマージ・ポリシーを変更したり、マージを強制実行することもできます。
ノードのクラスタを実行している場合、このリクエストはリーダー・ノードにルーティングされ、データ・ドメインの索引に対して処理されます。