クラスタ・コーディネータのロール

クラスタ・コーディネータは、構成と状態の管理および分散調整サービスをEndeca Serverクラスタのメンバーに提供します。データ・ドメイン・クラスタとEndeca Serverクラスタのノードにより実現される問合せ処理の高可用性が確保されます。

Endeca Serverクラスタにあるノードは、クラスタ・コーディネータを実行するようにオプションで構成できます。クラスタ化Endeca Serverデプロイの可用性はクラスタ・コーディネータのサービスの実行によって異なるので、奇数個(3個以上)のEndeca Serverノードをクラスタ・コーディネータとして構成して、クラスタ・コーディネータでシングル・ポイント障害を防止することを強くお薦めします。

クラスタ・コーディネータのサービスには次の特性があります。

要約すると、実行するためには、クラスタ・コーディネータのサービスではそのノードの過半数がアクティブである必要があります。そのため、デプロイされたEndeca Serverクラスタにおいて奇数個(3個以上)のEndeca Serverノード上でクラスタ・コーディネータのインスタンスを実行することをお薦めします。クラスタ・コーディネータのサービスをEndeca Serverノードのサブセットにデプロイする方法の詳細は、『Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイド』を参照してください。