Endeca Serverのノード・プロファイルにより、Endeca ServerクラスタがEndeca Serverノードの作成に使用するハードウェア特性を定義します。
Endeca Serverノード用の
ノード・プロファイルにより次を定義します。
- CPUコアの数。これは、クラスタの各Endeca Serverインスタンスに割り当てたCPUコアの数です。Endeca ServerアプリケーションがWebLogic Serverにデプロイされていると、CPUコアの数が起動時に自動的に決まります。デフォルトは2より大きいか、ノードで利用可能なCPUコアの数です。
- 仮想メモリーのサイズ(MB単位)。デフォルトは1024MBです。これは、クラスタの各Endeca Serverインスタンスに割り当てた仮想メモリーのサイズです。
1つのノード・プロファイルのみがシステムで構成できます。Endeca ServerクラスタにあるすべてのEndeca Serverインスタンス(ノード)により使用されます。
ノード・プロファイルで指定されたハードウェア特性には、次の影響があります。
- 最初にEndeca ServerインスタンスをWebLogic Serverでデプロイすると、デフォルトのノード・プロファイル設定が使用されます。さらに、インストール処理中に選択した選択肢に応じて、HTTPSプロトコルを複数のEndeca Serverインスタンス間における通信で使用できます。
- Endeca ServerがWebLogic Serverにデプロイされると、Endeca Serverノードで変更するコマンドを実行することで、ハードウェアのノード・プロファイルを変更できます。変更すると、デフォルトのノード・プロファイルをオーバーライドし、新規ノード・プロファイルを使用して、Endeca Serverクラスタにあるすべてのノードが起動します。
一般的に、ノードでハードウェア・リソースをすべて利用できない場合、最大限に利用するようにノード・プロファイルを管理者は設定します。たとえば、マシンに12個のCPUがある場合、ノード・プロファイルのnumCPUcoresも12に設定されます。(デフォルトでは、ノードで使用できるすべてのハードウェア・リソースを使用します)。
- ハードウェアのノード・プロファイルを変更する前に、現在のノード・プロファイルを取得するのが便利です。クラスタWebサービスのgetNodeProfile操作かendeca-cmd get-node-profileコマンドを使用します。
重要: ノード・プロファイルをデータ・ドメイン作成後に変更することをお薦めしません。特に、Endeca Serverクラスタにあるノードで利用可能なRAMのサイズやCPUコアの数を減らした場合です。