カスタム・ノード・プロファイルの構成

Endeca ServerインスタンスがWebLogic Serverにデプロイされていると、デフォルトのノード・プロファイルからハードウェア特性を使用します。endeca-cmd set-node-profileを使用して、Endeca Serverノードがデプロイされた後、異なるハードウェア特性をノード・プロファイルで指定することで、カスタム・ノード・プロファイルによりオーバーライドできます。

データ・ドメインが作成される前に、ノード・プロファイルをEndeca Serverノード用に設定することをお薦めします。カスタム・ノード・プロファイルが設定されていないと、デフォルトのノード・プロファイルがデータ・ドメインで使用されます。

重要: すべてのノードでは、ノード・プロファイルがデフォルトのプロファイルである場合でも、指定したプロファイルである場合でも、単一のノード・プロファイルが使用されます。つまり、ノード・プロファイルをEndeca Serverノードで変更すると、Endeca Serverクラスタにあるすべてのノードが、このプロファイルを使用して起動します。

カスタム・ノード・プロファイルを構成する前に、endeca-cmd get-node-profileを使用して、デフォルトのハードウェア・ノード・プロファイルに関する情報をEndeca Serverクラスタからリクエストします。

ノード・プロファイルのハードウェア特性を指定するには:

  1. デプロイされているEndeca Serverノードで、endeca-cmdユーティリティかクラスタWebサービスにアクセスします。

    endeca-cmdの詳細とその場所は、『Endeca Server管理者ガイド』を参照してください。

  2. 次の例で示すようなコマンドを使用します。
    endeca-cmd set-node-profile --num-cpu-cores 4 --ram-size 2048

    または、クラスタWebサービスのリクエストでsetNodeProfile操作を使用できます。

    <ns:setNodeProfile>
       <ns:nodeProfile>
          <ns1:numCpuCores>4</ns1:numCpuCores>
          <ns1:ramSizeMB>2048</ns1:ramSizeMB>
       </ns:nodeProfile>
    </ns:setNodeProfile>

このノード・プロファイルで指定されたハードウェア特性が、WebLogicドメインの管理対象ノード上で実行しているEndeca Serverインスタンスのすべてで使用されます。

Endeca Serverノード・プロファイルを変更した後で、データ・ドメイン・プロファイルを作成できます。そして、データ・ドメイン・プロファイルを使用して、Endeca Serverクラスタでホストされているデータ・ドメイン・クラスタを作成できます。