データ・ドメイン・プロファイルの定義

新規データ・ドメイン・プロファイルをEndeca Serverで定義するには、クラスタWebサービスのputDataDomainProfileリクエストまたはendeca-cmd put-dd-profileコマンドを使用します。データ・ドメインを作成する前に、ドメイン・プロファイルが存在している必要があります。存在しない場合、デフォルトのデータ・ドメイン・プロファイルが使用されます。

データ・ドメイン・プロファイルにより、データ・ドメインで利用可能なリソースを定義します。Endeca Serverクラスタのプロビジョニング済Endeca Serverノードでデータ・ドメインを作成する際、Endeca Serverのテンプレートとして機能します。

データ・ドメイン・プロファイルは、Endeca Serverにより初期データ・ドメイン作成でのみ使用されます。データ・ドメインをEndeca Serverクラスタで作成すると、デフォルトのデータ・ドメイン・プロファイルかカスタムのデータ・ドメイン・プロファイル(指定した場合)に基づいて構成されます。データ・ドメインが作成された後、プロファイルはこのデータ・ドメインと関連付けられません。つまり、後でデータ・ドメインの特性を変更できます。また、データ・ドメインに影響を与えずに、このデータ・ドメイン・プロファイルを削除できます。

注意: データ・ドメイン・プロファイルを作成する際には、Endeca Serverにこのプロファイルを使用して作成されたデータ・ドメインをホストするのに十分な容量があることを確認してください。たとえば、データ・ドメイン・プロファイルのcompute-cache-sizeの設定がEndeca Serverノード・インスタンスのノード・プロファイルで指定したramSizeMBより大きい場合、このプロファイルを使用してデータ・ドメインを作成することはできません。

データ・ドメイン・プロファイルを定義するには:

endeca-cmd put-dd-profileコマンドを使用して、ドメイン・プロファイルのパラメータを指定します。詳細は、「データ・ドメイン・プロファイルのパラメータ」を参照してください。
たとえば、次のコマンドによりMyProfileという名前のデータ・ドメイン・プロファイルを指定します。
endeca-cmd put-dd-profile MyProfile
         --description "To be used in development environment"
         --query-leader true
         --read-only false
         --num-followers 2
         --oversubscribe true
         --num-compute-threads 4
         --compute-cache-size 4
         --startup-timeout 600
         --shutdown-timeout 30
         --session-id-type header
         --session-id-key X-Endeca-Session-ID
         --autoIdle true
         --idleTimeoutMinutes 30

または、putDataDomainProfile操作を使用して、値をリクエストで指定して、リクエストでクラスタWebサービスにデータ・ドメイン・プロファイルを指定できます。

この新規プロファイルを作成した後、それによってデータ・ドメインを作成できます。