Dimension Description Record (DDR)

Dimension Description Record (DDR)は、PDRと連携して管理属性を定義します。

DDRについて

Dimension Description Recordは、関連付けられている標準属性と同じ名前を持ちます。階層標準属性値と管理属性値の作成を有効にするため、事前定義済の許可される値のリストを提供するため、および属性値のメタデータのプレースホルダとしても使用されます。

DDRの必須スキーマ属性

Dimension Description Recordには、次の必須スキーマ属性があります。(ここで言う必須とは、DDRで指定しなかった場合にデフォルト値が使用されることを意味します。)
スキーマ属性 タイプ 説明
mdex-dimension_Key string 管理属性の主キー(仕様)。変更できません。この属性は必須であり、ユーザーが指定する必要があります。
mdex-dimension_EnableRefinements boolean trueに設定した場合、絞込みが表示されます。

falseに設定した場合、絞込みは表示されません。つまり、管理属性は非表示になります。

デフォルトはtrueです。

管理属性の絞込みを表示するかどうかを変更できます。この変更に関する制限はありません。

mdex-dimension-value_Spec string 管理属性値の主キー(仕様)。

変更できません。

管理属性を追加する場合、DDRでこの属性を指定しないとデフォルト値が使用されます(書式: mdex-dimension_<key>_Spec<key>は追加する属性のキー)。

mdex-dimension-value_Parent string 親管理属性値のキー。

変更できません。

ディメンションを追加する場合、DDRでこの属性を指定しないとデフォルト値が使用されます(書式: mdex-dimension_<key>_Parent<key>は追加する属性のキー)。

mdex-dimension_IsDimensionSearchHierarchical boolean trueに設定した場合、値検索時に、検索は割り当てられた値とそれらの値の先祖の両方を照合します。

falseに設定した場合、検索は割り当てられた値のみ照合します。

デフォルトはfalseです。

属性検索の階層設定を変更できるのは、レコードをロードする前だけです。

mdex-dimension_IsRecordSearchHierarchical boolean trueに設定した場合、レコード検索時に、検索はレコードを割り当てられた値とそれらの値の先祖の両方と照合します。

falseに設定した場合、検索はレコードを割り当てられた値とのみ照合します。

デフォルトはfalseです。

レコード検索の階層設定を変更できるのは、レコードをロードする前だけです。

DDRのユーザー定義スキーマ属性

他のユーザー定義属性の割当てをDDRに追加して、データ・レコードの様々な編成を表示できます。これらの属性の名前の先頭にmdexまたはsystemを付けることはできません。