タイムアウトのデフォルト値、最大値および最小値

固定した各データ・バージョンは、指定したタイムアウト期間だけ維持できます。タイムアウトのデフォルト値、その最大値および最小値は、$DOMAIN_HOME/configにあるEndecaServer.propertiesファイルに記録されます。

これらの値を変更するためにファイルを変更できます。このとき、Endeca Serverクラスタを実行する場合は、Endeca Serverインスタンスをホストするすべてのマシン上で値を変更する必要があります。EndecaServer.propertiesファイルでは、特定のデータ・バージョンをメモリー内に維持するための関連パラメータに、次のデフォルト値が設定されています。

パラメータ 説明
endeca-ds-pin-timeout-min デフォルト最小値は60000ミリ秒(ms)です。これは、PinDataVersionリクエストの発行時にDgraphプロセスによって使用できる最小タイムアウト値です。
endeca-ds-pin-timeout-max デフォルト最大値は300000 msです。これは、PinDataVersionリクエストの発行時にDgraphプロセスによって使用できる最大タイムアウト値です。
endeca-ds-pin-timeout-default タイムアウトのデフォルト値は120000 msです。これは、PinDataVersionリクエストで値を指定しなかった場合にDgraphによって使用されるデフォルト・タイムアウト値です。(通常、対話Webサービスのこのリクエストを使用して、データ・バージョンを固定します。)

このトピックには、データ・バージョンの固定に関連する値のみがリストされています。EndecaServer.propertiesファイル内にあるパラメータの完全なリストについては、『Oracle Endeca Server管理者ガイド』を参照してください。