データ・ソースとの相互作用を構成するために2つのタイムアウトが使用可能です。
スタック・スレッド最大時間プロパティは、WebLogic Serverがスレッドをスタック状態であると判断して終了するまでに、スレッドが処理を実行できる時間(秒単位)を指定します。
プロビジョニング・サービスのインストール時に、このパラメータの値は、14400 (4時間)に設定されます。
大量のデータをロードする必要があり、処理をより長く実行する必要がある場合は、このプロパティの値を変更できます。
このプロパティの詳細および設定方法は、http://docs.oracle.com/cd/E23943_01/apirefs.1111/e13952/taskhelp/tuning/TuningExecuteThreads.htmlで「Tuning stuck thread detection behavior」を参照してください。
Oracle Business Intelligence Serverからデータをロードする際に、サーバーに重い負荷がかかっている場合は、レスポンスが迅速でなくなるため、データ・ソースの定義時に参照操作がタイムアウトする可能性があります。この場合は、操作の同期BeanであるObiSyncOperationsEjbのタイムアウトを大きくすることが必要になることがあります。このBeanのデフォルトのタイムアウトは、600秒(10分)です。参照操作は、はるかに短い時間で完了します。Oracle Business Intelligence Serverでの参照操作に時間がかかる場合は、タイムアウトまでの時間を長くすることができます。
WebLogic ServerにおけるBeanのタイムアウトの構成の詳細は、 http://docs.oracle.com/cd/E28280_01/web.1111/e13731/trxejb.htmを参照してください。
この設定は、Oracle Business Intelligence Serverを使用した参照操作にのみ影響します。データのロード操作は、引き続きスタック・スレッド最大時間プロパティによって処理されます。