大容量ファイルをロードすると、パフォーマンスが低下することがあります。このような場合、プロビジョニング・サービスのメモリー使用量を変更できます。
プロビジョニング・サービスのメッセージ駆動型Beanの最大数は、plan.xmlのmessage-driven-bean-limitパラメータで制御します。この変数のデフォルト値は2です。
USER_MEM_ARGS="-Xms256m -Xmx6144m -XX:PermSize=64M -XX:MaxPermSize=512M"-Xmx6144mを、使用するヒープ領域の大きさに変更します。デフォルトのヒープ領域は6GBです。
これら2つの構成設定には関連性があります。MDBのプールに大きな値を指定する場合、プロビジョニング・サービスのヒープ領域も増やす必要があります。反対に、ヒープ領域の大きさを減らす場合は、プール内のMDBの数も減らす必要があります。
ヒープ領域の初期見積り量は、プール単位当たり1GBです。そのため、6つのデフォルト・プール・サイズでは6GBのヒープ領域が必要になります。プロビジョニング・サービスを使用していくうちに、独自のニーズと操作性に合うようにこれらの見積り量を微調整できるようになります。