Studioでは、log4j.properties構成ファイルを使用して、Tomcatバンドルが起動されます。それ以外の場合、すべてのlog4j構成は、XML構成ファイルから取得されます。
common/endorsed/log4j.properties.jar内のlog4j.propertiesのバージョンは、Tomcatバンドルのロギングの構成に使用されます。Tomcatバンドルでは、log4jはStudioの前に初期化されるため、このファイルには、なんらかの事前log4j構成が存在している必要があります。
このバージョンのlog4j.propertiesでは、初期メッセージがportal-log4j-ext.xml内のデフォルト構成と同じ形式でコンソールにログされるように、最小構成が提供されます。その設定は、サーバーの起動時に出力される少数のメッセージにのみ影響を与えます。
Studioの起動時、そのXML構成ファイルがロードされます。このファイルは、log4j.properties内の設定をオーバーライドします。そのため、管理者は、log4j.propertiesを変更する必要はありません。
Tomcatの起動に使用されるlog4j.propertiesファイルに加えて、デプロイされているすべてのコンポーネントおよびStudioアプリケーション自身には、独自のlog4j.propertiesファイルがWEB-INF/classesにあります。
Studioでは、XML構成ファイルが使用されるため、それらのファイル内の設定は無効です。