「データ・ソース・ライブラリ」でのデータ・ソースへのアクセスの構成

デフォルトでは、アプリケーションを作成または管理できるすべてのユーザーは、「データ・ソース・ライブラリ」のデータ・ソースからデータ・セットを作成できます。ただし、データ・ソースを使用する特定のロール、ユーザーまたはユーザー・グループのみを許可するようにデータ・ソースへのアクセスを制限できます。

「データ・ソース・ライブラリ」リストの「アクセス」列は、データ・ソースへのアクセスが制限されているかどうかを示します。
  • 「すべてに使用可能」に設定した場合、すべてのユーザーは、新しいアプリケーションを作製するためにこのデータ・ソースを使用でき、すべてのアプリケーション管理者は、このデータ・ソースを使用してアプリケーションに新しいデータ・セットを追加できます。
  • 「制限付き」に設定した場合、特定のユーザー、ユーザー・グループまたはユーザー・ロールのみがこのデータ・ソースを使用してデータ・セットを作成できます。

「データ・ソース・ライブラリ」の「アクセス」列

これは、ユーザーがデータ・ソースからアプリケーションを作成できるかどうかのみを制御することに注意してください。特定のデータへのアクセスは制御されません。Oracle BIデータ・ソースの場合、データへのアクセスは、RPDファイル内の権限を使用して制御されます。

データ・ソースへのアクセスを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「データ・ソース・ライブラリ」で、「アクセス」列の値をクリックします。

    データ・ソース・アクセスのダイアログが表示されます。


    データ・ソースへのアクセスを編集するためのダイアログ
  2. データ・ソース・アクセスのダイアログで、データ・ソースへのアクセスを制限するには、「選択したロールとユーザーへのアクセスの制限」ラジオ・ボタンをクリックします。

    「ロール」「ユーザー」および「ユーザー・グループ」タブが有効になります。

  3. デフォルトで「ロール」タブには、管理者ロールが「選択したロール」リストに追加されますが、これは削除できません。その他のロールを追加および削除するには、次を実行します。
    1. データ・ソースを使用可能なロールのリストにロールを追加するには、使用可能なリストから選択したリストへロールをドラッグします。

      「フィルタ」フィールドを使用して、特定のロールを検索できます。

    2. 選択したリストからロールを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。
    3. 選択したリストをクリアするには、「すべてクリア」ボタンをクリックします。
  4. 「ユーザー」タブでは、次の操作を実行します。
    1. データ・ソースを使用可能なユーザーのリストにユーザーを追加するには、使用可能なリストから選択したリストへユーザーをドラッグします。

      「フィルタ」フィールドを使用して、特定のユーザーを検索できます。

    2. 選択したリストからユーザーを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。
    3. 選択したリストをクリアするには、「すべてクリア」ボタンをクリックします。

    ユーザーがロールを持つ場合、またはアクセス権を付与したユーザー・グループに属している場合、アクセス権が付与されたユーザーのリストに含まれていない場合も、ユーザーはこのデータ・ソースに対するアクセス権を持ちます。

  5. 「ユーザー・グループ」タブでは、次の操作を実行します。
    1. データ・ソースを使用可能なグループのリストにユーザー・グループを追加するには、使用可能なリストから選択したリストへグループをドラッグします。

      「フィルタ」フィールドを使用して、特定のユーザー・グループを検索できます。

    2. 選択したリストからユーザー・グループを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。
    3. 選択したリストをクリアするには、「すべてクリア」ボタンをクリックします。
  6. データ・ソース・アクセスに対する変更を保存するには、「保存」をクリックします。