プライマリ・ログ構成は、portal-log4j.xmlで管理されます。このファイルは、ポータル・アプリケーション・ファイルWEB-INF/lib/portal-impl.jarの内部にパックされています。
portal-log4j.xml内の設定をオーバーライドするには、portal-log4j-ext.xmlファイルを使用します。このファイルは、ポータル・アプリケーションの/WEB-INF/classes/META-INF/ディレクトリにあります。
どちらのファイルも標準のlog4j XML構成の形式であり、次の操作が可能です。
- アペンダの作成と変更
- ログ出力へのアペンダのバインド
- 様々なクラス/パッケージのログの冗長度の調整
portal-log4j-ext.xmlでは、デフォルトで、次のパッケージに対してログの冗長度がINFOに指定されています。
- com.endeca
- com.endeca.portal.metadata
- com.endeca.portal.instrumentation
これにより、Information Discovery以外のコンポーネントのログの冗長度のデフォルト設定がオーバーライドされることはありません。
注意: ロギングの冗長度を調整すると、冗長度は、log4jとJULI (Java Utility Logging Implementation)の両方で更新されます。これらのログ出力のいずれかを使用するコードは、この構成に従う必要があります。