保護されたEndeca ServerへのEndeca Server接続の接続

Endeca Serverをインストールする場合、デフォルトのオプションではその保護にSSLが使用されます。保護されたEndeca Serverに接続するには、Endeca Serverの証明書ファイルをStudioにコピーします。Endeca Server接続構成で、証明書のファイル名およびパスワードを指定します。

保護されたEndeca Serverに接続する手順は次のとおりです。

  1. Studioを停止します。
  2. Endeca Serverの$DOMAIN_HOME/config/sslディレクトリから、次のファイルをコピーします。
    • endecaServerClientCert.ks
    • endecaServerTrustStore.ks
  3. ファイルをendeca-data-sourcesディレクトリに置きます。

    StudioがTomcatバンドルを使用してインストールされている場合は、ディレクトリはendeca-portal\data\endeca-data-sourcesになります。

    Studioが、バンドルを使用せずにTomcatのスタンドアロン・インスタンスにインストールされている場合は、endeca-portal\data\endeca-data-sourcesディレクトリを作成する必要があります。

    StudioがWebLogicにインストールされている場合は、ディレクトリはStudioホーム・ディレクトリのdata\endeca-data-sourcesディレクトリになります。

  4. Endeca Server接続定義に、次の設定を含むsslConfig設定を追加します。
    設定 説明
    caFile truststoreファイルの名前。

    デフォルトの保護されたEndeca Server構成では、ファイルはendecaServerTrustStore.ksになります。

    caPassword truststoreファイルのパスワード。

    Endeca Serverをインストールして証明書を作成したユーザーからパスワードを取得する必要があります。

    「データ・ソース定義」ダイアログで、Endeca Server接続を一度保存すると、caPasswordの値は************とマスクされます。また、その値もStudioデータベースで暗号化されます。

    Endeca Server接続を編集する場合は、実際のパスワード値を再入力してから保存する必要があります。そうしないと、Studioでは、マスキング・アスタリスクがパスワード値として使用されます。

    certFile キーストア・ファイルの名前。

    デフォルトの保護されたEndeca Server構成では、ファイルはendecaServerClientCert.ksになります。

    certPassword キーストア・ファイルのパスワード。

    Endeca Serverをインストールして証明書を作成したユーザーからパスワードを取得する必要があります。

    「データ・ソース定義」ダイアログで、Endeca Server接続を一度保存すると、certPasswordの値は************とマスクされます。また、その値もStudioデータベースで暗号化されます。

    Endeca Server接続を編集する場合は、実際のパスワード値を再入力してから保存する必要があります。そうしないと、Studioでは、マスキング・アスタリスクがパスワード値として使用されます。

    次に例を示します。
    "sslConfig": {
    "caFile":"endecaServerTrustStore.ks",
    "caPassword":"************",
    "certFile":"endecaServerClientCert.ks",
    "certPassword":"************"
    }
  5. Studioを再起動します。

保護されたEndeca Serverに接続されたEndeca Server接続の例

次のEndeca Server接続は、保護されたEndeca Serverに接続します。
{
 "server":"server01.lab.acme.com",
 "port":"7002",
 "dataDomainName":"acmeDB",
 "sslConfig": {
   "caFile":"endecaServerTrustStore.ks",
   "caPassword":"************",
   "certFile":"endecaServerClientCert.ks",
   "certPassword":"************"
 },
 "name":"Wine Transactions",
 "description":"Transaction data for the Midwest region"
}