「データ・ソース構成」ダイアログの「データ・ソースの構成」ページで、データ・ソースに含める属性を構成します。
データ・ソース属性の構成には、ユーザーが新しいデータ・セットを作成するときに使用可能なほとんどのオプションが含まれます。これにより、ほとんどの場合に適切なデフォルト値が提供されるため、ユーザーは値を変更する必要がありません。
初めてこのページが表示されたとき、「基本オプション」ビューが表示されます。
属性の追加の構成オプションを表示するには、「拡張オプション」をクリックします。
データ・ソースの属性を構成するには、次の手順を実行します。
チェックボックスを選択すると、その列がデータ・ソースに含められます。
デフォルトでは、プロビジョニング・サービスがデータを取得できるすべての列のチェックボックスが選択されています。
たとえば、列が定数であるか別の列への参照であるためにデータがアクセス不可の場合は、チェックボックスはデフォルトで選択解除されています。チェックボックスがデフォルトで選択解除されている場合は、選択解除のままにすることをお薦めします。
フィルタ処理用にどの属性も明確に有効化しない場合、ユーザーはデータをフィルタできません。ソース・データに非常に多くのレコードが含まれている場合は、一部の属性に対するフィルタ処理を有効化することをお薦めします。
フィルタ処理には、「数値」、「文字列」および「日時」のフィールドのみを有効化できます。ユーザーは、「時間」または「期間」フィールドをフィルタ処理には使用できません。
また、ユーザーに対してCHARまたはNCHARを元の列型として使用するデータベース列によるフィルタ処理を許可する場合は注意が必要です。空白で埋めた値が列に含まれている場合、データをフィルタする際に一致する値の取得が困難になる場合があります。たとえば、2個の空白の後にabcがある値の場合、ユーザーが空白なしでabcと入力しても一致しません。
チェックボックスを選択すると、列に「編集」アイコンが追加されます。
データ・セットのデータフィルタするために属性を使用しているユーザーに対してヒントを表示するには、次を実行します。
属性が最初に日付として識別されていない場合は、そのデータ型を日付に変更できません。
文字列値には不一致値が存在しないため、無効な値を調整するためのルールは構成できません。
「分割」オプションは、属性値が実際には値のリストである場合に使用します。たとえば、Color属性(blue;red;whiteで指定できます)は、実際はセミコロンで区切られた3つの別個の値です。
属性の値を分割するには、次の手順を実行します。
ドロップダウン・リストからデリミタを選択します。使用するデリミタがドロップダウン・リストにない場合は、もう一方のラジオ・ボタンを選択して、フィールドにデリミタを入力します。
「マージ」オプションは、他の属性の値を現在の属性と結合する場合に使用します。たとえば、色の完全なリストを生成するために、Color2およびColor3の値をColor1属性に追加できます。
複数の属性の値をマージするには、次の手順を実行します。
マージされた属性は、元の属性と同じ型である必要があります。
「データ・ソースの構成」ページでは、マージした属性を編集できなくなります。マージした属性は、元の属性に指定したすべての構成オプションを自動的に継承します。
それらの属性の「マージ」チェックボックスも選択されます。
絞込み動作には、ユーザーが複数値を使用して絞り込めるか、および複数値がANDまたはORを使用するかを指定します。
使用可能なオプションは、次のとおりです。
オプション | 説明 |
---|---|
複数OR | エンド・ユーザーが一度に複数の値を絞り込みできることを示しています。
複数ORの場合は、少なくともレコードに選択された値の1つが含まれている場合に一致します。 したがって、エンド・ユーザーがRed、GreenおよびBlueという値を選択した場合は、一致レコードに必要なのは、これらの値(Red、GreenまたはBlue)のいずれか1つが含まれていることのみです。 ほとんどの属性で、これはデフォルトであり、推奨値です。 |
複数AND | エンド・ユーザーが一度に複数の値を絞り込みできることを示しています。
複数ANDの場合は、レコードに選択された属性値すべてが含まれている場合にのみ一致します。「複数AND」は、複数値属性とのみ使用します。 したがって、エンド・ユーザーがRed、GreenおよびBlueという値を選択した場合は、一致レコードに必要なのは、これらの値(Red、GreenおよびBlue)すべてが含まれていることです。 |
単一 | エンド・ユーザーが一度に1つの値のみを絞り込みできることを示しています。
「単一」絞込み動作は日時値で必須で、LONG値を持つ文字列属性および多数の一意の値を持つ数値属性およびジオコード属性で推奨されています。 分割またはマージした属性を含む複数値属性にはお薦めしません。 |
テキスト検索とは、エンド・ユーザーが特定の検索条件を検索するために「検索ボックス」コンポーネントを使用することです。
その他の属性のタイプは、テキスト検索をサポートしません。
テキスト検索から属性を除外するには、「検索可能」チェックボックスを選択解除します。
デフォルトでは、属性に対するテキスト検索では、デフォルトの検索言語が使用されます。属性値の言語がデフォルトと異なる場合は、ドロップダウン・リストを使用して検索言語を選択します。
Oracle Endeca Information Discovery Studio Studio管理およびカスタマイズ・ガイド · リリース3.1.0 · 2013年10月
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