アップロードしたファイルからのアプリケーション・データ・セットの作成

ファイル・アップロード・オプションを使用してアプリケーション・データ・セットを作成する場合は、ExcelまたはJSONファイルからデータをアップロードできます。

ファイルからデータをアップロードする前に、データをクリーンアップして次のものを削除してください。
  • タブ
  • 改行
  • キャリッジ・リターン

これらが属性値に存在すると、ユーザーがその値を絞込みに使用できない可能性があります。

不要な空白も同様に削除してください。

アップロードしたファイルからデータ・セットを作成した場合、dataSetName_eid-reserved-specという属性が常に生成されます。この属性は、各レコードの一意の識別子として機能します。

ファイル・アップロード・オプションを選択した後、アップロードしたファイルからデータ・セットを作成するには:

  1. 該当するラジオ・ボタンをクリックして、Excelスプレッドシートをアップロードするか、JSONファイルをアップロードするかを指定します。
    ファイル・アップロードからデータ・セットを作成する場合のファイル・タイプの選択
  2. アップロードするファイルを検索して選択するには、「参照」ボタンをクリックします。

    Excel 2000以上で作成し、ファイル拡張子が.xlsまたは.xlsxのExcelスプレッドシートを使用してください。

    JSONファイルの場合、ファイル拡張子が.json、エンコードがUTF-8である必要があります。

    Studioにより、ファイルが処理され、データのサブセットが表示されます。

    Excelスプレッドシートの場合、最初のワークシートのデータが表示されます。列は、ファイル内の列順とまったく同じになるとはかぎりません。

    JSONファイルの場合、Studioによってファイルが解析されるときに、ファイル内にある配列も識別されます。配列のリストは、該当するファイルの「レコードの取得元」ドロップダウン・リストに移入する際に使用されます。データ・セットでは、選択した配列の項目ごとにレコードが作成されます。

    また、日時値はデフォルトのStudio日時形式(時刻なし)を使用して表示されることに注意してください。ただし、データ・セットには完全な日時が含まれています。

    最初の1000件のレコードに属性が存在しない場合は、属性構成ページに属性は表示されず、データ・セットにも追加されません。

    JSONファイルの形式が不適切な場合は、ファイルが可能なかぎり解析されます。

  3. Excelファイルの場合、次の手順を実行します。
    選択したExcelファイルのデータのプレビュー
    1. 複数のワークシートがある場合は、「使用するシートの選択」ドロップダウン・リストからアップロードに使用するワークシートを選択します。
    2. データにヘッダー行がある場合は、「マイ・データにはヘッダー行が含まれます」チェック・ボックスを選択します。
    3. 「次」をクリックします。

      次のページが表示され、データ・セット属性を定義できます。

  4. JSONファイルの場合、次の手順を実行します。
    JSONファイルのデータのプレビュー
    1. 「レコードの取得元」ドロップダウン・リストで、データ・セットの作成に使用する配列を選択します。

      選択した配列の項目ごとにレコードが作成されます。

      JSONファイルのルート・レベルからデータ・セットを作成するには、「ドキュメント・ルート」を選択します。

    2. 「次」をクリックします。

      次のページが表示され、データ・セット属性を定義できます。

  5. 次のページの「データ・セットの定義」で、次の手順を実行します。
    自動絞込みルールの設定を含む「データ・セットの追加」ページ
    1. 「データ・セット名」フィールドに、データ・セットの名前を入力します。

      デフォルトでは、拡張子なしのファイル名がデータ・セット名として使用されます。

    2. 「デフォルトの検索言語」ドロップダウン・リストで、検索用にデータを索引付けするために使用する言語を選択します。

      Endeca Serverでサポートされている言語の中から任意に選択できます。

    3. 既存のアプリケーションに別のデータ・セットを追加する際に2つのデータ・セット間に絞込みルールを自動的に作成するには、「絞込みルールの自動作成」チェック・ボックスを選択します。

      自動絞込みルールを有効化すると、名前、複数値設定、データ型および絞込み動作が同じ属性をリンクするルールがStudioによって作成されます。

    4. データ・セットの属性を構成します。「新しいデータ・セットの属性のレビューと変更」を参照してください。
  6. 属性の構成が終了したら、「完了」をクリックします。

    データ・セットが作成され、アプリケーションが表示されます。

    データ・セットの作成中は、Endeca Serverドメインが一時的に読取り専用に設定されます。データ・セットが完成した時点で、書込み可能に戻ります。

    既存のアプリケーションに新規データ・セットを追加する場合は、アプリケーションに新規ページが追加されます。ページ名はデータ・セットに基づいて決定されます。

    データ・セットの作成中に問題が発生した場合でも、新規ページが作成されることがあります。この場合、他のデータ・セットからのビューにリンクするようにコンポーネントを更新するか、ページを削除できます。