値リストを使用した絞込みの選択

「使用可能な絞込み」コンポーネントの値リストでは、絞込みに使用する値を1つ以上選択できる場合があります。選択した属性値が含まれないレコードを表示する絞込みを選択することもできます。

利用可能な各値に対して、コンポーネントでは一致するレコードの数、またはその値に対する一致するレコードの相対的な数を示す影付きの棒が表示されます。

単一の非階層属性値の選択

階層ではない属性で、複数選択を許可しない場合は、値のリストが表示されます。

単純な属性値リストを示す「使用可能な絞込み」の一部
値をクリックすると、次のことが実行されます。
  • その値を含むレコードのみを表示するようデータがフィルタされます。
  • 選択された値は、「選択した絞込み」コンポーネントに追加されます。
  • 属性が「使用可能な絞込み」コンポーネントから削除されます。

階層属性値の選択

階層属性の場合は、初期状態では「使用可能な絞込み」コンポーネントには階層の上位レベルのみが表示されます。

属性値階層の最初のレベルを示す「使用可能な絞込み」の一部
属性値をクリックすると、次のことが実行されます。
  • その値を含むレコードのみを表示するようデータがフィルタされます。
  • 選択された値は、「選択した絞込み」コンポーネントに追加されます。
  • 「使用可能な絞込み」コンポーネントで、選択した値の子の値が表示され、リストの上に親の値が表示されます。
    属性値階層の2番目のレベルを示す「使用可能な絞込み」の一部

階層の最上部のレベルに戻るには、親の値の削除アイコンをクリックします。

子の属性値をクリックすると、選択した値がその属性の既存の絞込みに追加されます。

子の値に別のレベルがある場合は、それらの値が「使用可能な絞込み」コンポーネントに表示されます。

子がない値をクリックすると、属性が「使用可能な絞込み」コンポーネントから削除されます。

属性値の否定絞込みの選択

否定絞込みを許可するように属性を構成することもできます。否定絞込みとは、選択した属性値が含まれないレコードのみを含むようデータを絞り込むことを意味します。

属性で否定絞込みが許可されると、値の上にマウスを置くと、その値の右側に否定絞込みのアイコンが表示されます。

属性値の否定絞込みのアイコンを示す「使用可能な絞込み」の一部

その値を含むレコードのみを含むようデータを絞り込むには、その値をクリックします。

その値を含まないレコードのみを含むようデータを絞り込むには、否定絞込みのアイコンをクリックします。否定絞込みを実行すると、値の前に否定絞込みのアイコンが表示されます。

属性に対する複数の値の選択

ユーザーが1つの属性に対して複数の値を選択できる場合、値を選択すると、その値は追加される値のリストに追加されます。値の否定絞込みを選択すると、その値の前に否定絞込みのアイコンが表示されます。

属性の値を複数選択した状況を示す「使用可能な絞込み」の一部
追加する値をすべて選択した後、これらの値をフィルタリングに使用するには、「送信」をクリックします。複数の値でフィルタリングする場合は、次のようになります。
  • 属性の構成に応じて、次のいずれかであるレコードを含むようデータがフィルタされます。
    • 選択された値の1つまたは複数を含む
    • 選択された値すべてを含む
  • 選択した値が「選択した絞込み」コンポーネントに追加されます。
  • 選択した値が「使用可能な絞込み」コンポーネントから削除されます。

その他の残っている値を選択することもできます。すべての値を選択すると、属性が「使用可能な絞込み」コンポーネントから削除されます。