グラフのディメンション値に対する色固定の有効化

「チャート」コンポーネント編集ビューの「構成」タブでは、「チャートの色固定の有効化」チェック・ボックスを使用して、各ディメンション値に常に同じ色が使用されるようにするかどうかを指定できます。

チェック・ボックスを選択した場合は、ディメンション値は常に同じ色で表示されます。ユーザーがアプリケーション・データを絞り込んでも、グラフ内の色は変わりません。また、色は、色固定を使用するすべてのチャート・コンポーネントで統一されます。

たとえば、Vintageディメンションの値を表示するグラフの場合、1992を表すグラフ要素(棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフのウェッジなど)は、色固定を使用するすべてのグラフで同じ色になります。


色固定を有効化したグラフ

選択を解除した場合は、グラフのディメンション値の色はユーザーがデータを絞り込むと変わります。色固定を使用しない「チャート」コンポーネントでは、ディメンション値の色がグラフごとに異なる場合もあります。

コンポーネントでは、フレームワーク設定df.defaultChartColorPaletteで定義されたカラー・パレットが使用されます。デフォルト・パレットには30個の色値がありますが、16から30までの範囲で設定できます。「グラフ表示のためのカラー・パレットの構成」を参照してください。

色固定を有効化すると、各ディメンション値は常に同じ色で表示されますが、色が繰り返される可能性があります。

たとえば、デフォルトのカラー・パレットを使用しているときに、Vintageディメンションの値の数が30以下であれば、各ビンテージは一意の色で表示されます。ビンテージの数が30を超える場合は、1992と2001が同じ色で表示される可能性があります。

色は、現在の絞込みの値の数ではなく、ディメンションの値の合計数に基づいて割り当てられます。したがって、値の数を減らすようにデータを絞り込んだ場合でも、合計数がパレットの値の数よりも多ければ、色が繰り返される可能性があります。

チャート構成で色固定がサポートされていない場合は、色固定は自動的に無効化されます。次の構成では色固定を使用できません。