属性のデフォルトの表示形式の構成

デフォルトでは、属性値の表示形式は、属性のデータ型およびユーザーの現在のロケールに基づいています。属性ごとに、使用されるデフォルトの表示形式を変更できます。特定のコンポーネント内では、表示形式を更新することもできます。

表示形式を構成するのは、属性のデフォルト・ロケールのバージョンに対してのみです。ロケール固有の属性の形式は構成しません。形式の構成ではすでに現在のロケールが考慮されているため、ロケール固有の属性に対して個別に形式を構成する必要はありません。

「ビュー」ページの属性リストで、属性のデフォルトの表示形式を変更するには:

  1. 「書式」列の編集アイコンをクリックします。

    「書式オプション」ダイアログが表示されます。

    ダイアログ上部には、現在のロケールに基づいた現在の書式設定の選択を示すサンプル値が表示されます。

  2. 数値属性の場合は、次の手順を実行します。
    ビュー属性の基本的な数値書式設定フィールド
    1. ラジオ・ボタンをクリックして数値のタイプを指定します。

      数値属性は、通常の数値、通貨またはパーセンテージとして表示できます。

      数値属性を通貨またはパーセンテージに設定した場合は、コンポーネント・レベルではこの選択を上書きできません。

    2. 数値が通貨の場合は、「通貨」ドロップダウン・リストから通貨の種類を選択します。この選択により、各値の横に表示される記号が決まります。
      通貨属性値の値の書式設定フィールド
    3. 数値がパーセンテージの場合、「パーセント記号を含める」ドロップダウン・リストから、パーセント記号(%)を値とともに表示するかどうかを選択します。

      パーセンテージ属性値の値の書式設定フィールド

      パーセンテージ形式を使用する場合は、値が自動的に100倍されます。つまり、実際の値が.05の場合、値は5%として表示されます。

    4. 「小数点」で、すべての数値をデフォルトの小数点以下の桁数を使用して表示するには、「デフォルトの使用」ラジオ・ボタンを選択したままにします。

      元の値から小数点以下の桁数をすべて6位まで表示するには、「自動」ラジオ・ボタンを選択します。Studioにより、小数第6位より下は省略され、末尾のゼロも削除されます。

      すべての数値に使用する小数点以下の桁数を指定するには、カスタムのラジオ・ボタンをクリックし、フィールドに表示する小数点の桁数を入力します。

    5. 「グループ化セパレータを含める」ドロップダウン・リストから、グループ化セパレータ(千の位を区切るために使用されます)を表示するかどうかを選択します。
    6. 「拡張書式設定」セクションには、追加の書式設定オプションが含まれています。これらのオプションを表示するには、セクション・ヘッダーをクリックします。
      数値属性値の「拡張書式設定」のフィールド

      拡張項目ごとに、ユーザーのロケールに基づいて表示が自動的に決まるように選択することも、特定のオプションを選択することもできます。

    7. 「拡張書式設定」「数値書式」ドロップダウン・リストから、正および負の数を表示する方法を選択します。
    8. 「小数区切り」ドロップダウン・リストから、小数点に使用する文字を選択します。
    9. 「グループ化セパレータ」ドロップダウン・リストから、グループ化(3桁ごと)セパレータに使用する文字を選択します。
  3. ブール属性の場合は、各ブール値に表示する値を決定できます。

    デフォルトでは、1はTrueのローカライズ・バージョンとして、0はFalseのローカライズ・バージョンとして表示されます。表示する個々の(ただしローカライズされていない)値を設定するには:



    1. 「カスタム値」ラジオ・ボタンをクリックします。
    2. True値(1)フィールドに、属性値が1(True)の場合に表示する値を入力します。
    3. False値(0)フィールドに、属性値が0(False)の場合に表示する値を入力します。
  4. ジオコードの場合、次の手順に従って、緯度および経度値に対して表示する小数点以下の桁数を設定します。
    ジオコード属性の値の書式設定フィールド
    1. カスタムのラジオ・ボタンをクリックします。
    2. フィールドに、小数点以下の桁数を入力します。
  5. 日付/時間属性の場合は、次の手順を実行します。
    日付/時間属性の値の書式設定フィールド
    1. 「日付表示」ドロップダウン・リストから、日付に使用する書式を選択します。

      選択した書式がロケールに合せて調整されます。たとえば、一部のロケールでは月が最初に表示され、他のロケールでは日付が最初に表示されます。

    2. 「時間表示」ドロップダウン・リストから、時間に使用する書式を選択します。
  6. 時間属性の場合、「時間表示」ドロップダウン・リストから、時間に使用する書式を選択します。
    時間属性の値の書式設定フィールド
  7. 期間属性の場合、次の手順を実行します。
    期間属性の値の書式設定フィールド
    1. 「期間の精度」ドロップダウン・リストから、期間を表示する際に使用する単位を選択します。

      たとえば、1日と15時間20分の期間に対し、日を精度として選択した場合、その値は1.63日と表示されます。時間を選択した場合、値は39.33時間と表示されます。

    2. 「精度単位を含める」ドロップダウン・リストから、値の横に精度単位を表示するかどうかを選択します。
    3. 期間値に対して表示する小数点以下の桁数を指定するには、「小数点」の「カスタム」チェック・ボックスを選択し、数値をフィールドに入力します。
  8. すべての値タイプについて、「複数値の書式設定」セクションで複数の値の表示形式を指定します。
    ビュー属性の「複数値の書式設定」構成

    この設定は、属性が定義により複数値になっている場合、またセット集計が属性に適用される場合を含め、属性の値が複数表示される場合は常に適用されます。

    「複数値セパレータ」ドロップダウン・リストで、値を区切るために使用する文字を選択します。

  9. 書式構成を確認するには、「適用」をクリックします。
  10. ビュー設定に対する変更を保存するには、「ビューの保存」をクリックします。