Oracle MapViewerへの接続の構成

「マップ」コンポーネントは、Oracle MapViewer(リリース11g、パッチ・セット5以降)を使用してマップを表示します。Studioには、MapViewerへの接続を構成するための「フレームワーク設定」が含まれています。

デフォルトでは、StudioはMapViewerのパブリック・インスタンスを使用するように構成されます。そのインスタンスを使用している場合は、ブラウザはインターネット・アクセスがあるため、構成を変更する必要はありません。

Studioには、MapViewer接続に関連した次の「フレームワーク設定」が含まれています。MapViewerの独自のインスタンスを使用している場合や、ブラウザにインターネット・アクセスがない場合は、これらの設定を変更する必要があります。Studioのフレームワーク設定の構成の詳細は、『Studio管理およびカスタマイズ・ガイド』を参照してください。

フレームワーク設定 説明
df.mapLocation MapViewer eLocationサービスのURL。

eLocationサービスは、ロケーションのテキスト検索に使用され、ユーザーが入力したロケーション名を緯度と経度に変換します。

デフォルトでは、グローバルeLocationサービスのURLです。

独自の内部インスタンスを使用しており、インターネット・アクセスがない場合は、この設定をeLocationサービスが使用できないことを示す「なし」に設定します。この設定が「なし」の場合は、Studioはロケーションのテキスト検索を無効にします。

この設定が「なし」ではなく、Studioが特定のURLに接続できない場合は、テキスト検索は無効になります。

その後も、ページがリフレッシュされるたびにStudioによって接続が確認され続けます。サービスが使用可能になると、ロケーションのテキスト検索が有効になります。

df.mapViewer MapViewerインスタンスのURL。

デフォルトでは、MapViewerのパブリック・インスタンスのURLです。

MapViewerの独自の内部インスタンスを使用している場合は、MapViewerインスタンスに接続できるように設定を更新する必要があります。

df.mapTileLayer MapViewerタイル・レイヤーの名前。

デフォルトでは、パブリック・インスタンスの名前です。

独自の内部インスタンスを使用している場合は、タイル・レイヤーに割り当てた名前を使用できるように設定を更新する必要があります。