多くのコンポーネントで、表示される値をユーザーがクリックしたときに、データを絞り込んだり、レコードの詳細を表示したり、指定のページや外部URLにナビゲートするように設定できます。
表示される値の構成時に、「アクション」セクションを使用してアクションを構成できます。
表示される値用のアクションを選択して構成するには:
使用可能なアクションは、次のとおりです。
アクション名 | 説明 |
---|---|
アクションなし | 値がハイパーリンクされていないことを示します。
属性で絞込みがサポートされていない場合は、このオプションがデフォルトで使用されます。 |
詳細の表示 | ユーザーが値をクリックすると、「レコード詳細」ダイアログが表示され、そのレコードまたは行の詳細が移入されます。 |
絞込み | ユーザーが値をクリックすると、その値を持つレコードのみが含まれるようデータが絞り込まれます。
表示される属性で絞込みがサポートされている場合は、このアクションがデフォルトで選択されます。 |
ハイパーリンク | ユーザーが値をクリックすると、指定したURLにナビゲートされます。
ハイパーリンクのリンク先は、同じアプリケーション内の別のページにすることも、外部URLにすることもできます。 外部URLをリンク先としたハイパーリンクには、パラメータとして属性値を含めることができます。 |
現在のページに残るには、「現在のページ」ラジオ・ボタンをクリックします。
別のページにナビゲートするには、「その他のページ」ラジオ・ボタンをクリックして、フィールドに目的のページを指定します。
絞込みのターゲット・ページを指定する方法の詳細は、「絞込みまたはハイパーリンクのターゲット・ページの選択」を参照してください。
プロトコル(HTTP、HTTPS、FTPなど)から始まる完全なURLを指定する必要があります。
外部URLをリンク先としたハイパーリンクには、属性値を含めることができます。
値は、次のように問合せパラメータにすることができます。
http://www.acme.com/index.htm?p1="Red"&p2="1995"
または、次のようにURLパスの一部にすることもできます。
http://www.acme.com/wines/1995/
外部URLに属性値を追加するには:
選択した各属性で、追加アイコンが削除アイコンに変化します。
追加するURLパラメータに選択した属性を含めない場合は、削除アイコンをクリックします。
選択された属性が表に表示され、各属性にはその属性をURLに挿入したときに使用されるIDが割り当てられます。
属性は問合せパラメータとしても挿入されます。この場合、パラメータ名は属性キーで、パラメータ値は{IDNumber} (IDNumberは属性のID)です。たとえば、http://www.acme.com/index.htm?Region={0}&WineType={1}のようになります。
デフォルトでは、値はエンコードされます。値をエンコードしない場合は、書式を{{IDNumber}}に変更します。たとえば、{{0}}のようになります。
ID番号を使用して属性値を手動で挿入することもできます。
コンポーネントのハイパーリンクと挿入された属性値のエンコードの詳細は、「Studioコンポーネントから外部URLへのハイパーリンクの構成」を参照してください。
挿入された問合せパラメータを編集しなかった場合、StudioではそれもURLから削除されます。
挿入された問合せパラメータを編集した場合は、パラメータをURLから手動で削除する必要があります。
属性値を手動で挿入した場合は、それも手動で削除する必要があります。
Oracle Endeca Information Discovery Studio Studioユーザーズ・ガイド · リリース3.1.0 · 2013年10月
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