コンポーネントで使用する属性の選択

多くのStudioコンポーネントでは、コンポーネント用の属性を選択する必要があります。

1つの値のみを選択する必要がある場合は、コンポーネント編集ビューに、使用可能な属性のリストを表示するためのボタンまたはリンクが含まれています。


1つの属性を選択するためのボタン

値のリストを設定できる場合は、使用可能な属性のリストが編集ビューに直接表示され、リストから属性をドラッグ・アンド・ドロップできます。

「結果リスト」やレコード・リストの「結果表」などのように、表示する属性の選択のみを行い、集計は行わない場合もあります。この場合、使用可能な属性リストに属性が表示されるだけです。


使用可能な属性リスト(非集計コンポーネントの場合)
「チャート」「ピボット・テーブル」など、その他のコンポーネントの場合は、集計メトリック値と集計に使用するディメンションを選択します。集計データを表示するコンポーネントの場合、属性リストは次のようになります。
  • 各属性をメトリックまたはディメンションとして使用できるかどうかがアイコンによって示されます。

    使用可能な属性リスト(集計コンポーネントの場合)

    複数値の日時属性はディメンションとして使用できず、リストから除外されます。

  • 選択したビューの事前定義メトリックが含まれています。
  • 次のシステム・メトリックが含まれています。
    メトリック名 説明
    レコード数 現在の行に対するディメンション値の組合せを持つ、基礎となるデータ・セット内のレコード数を表示します。

    たとえば、コンポーネントが「国」および「製品ライン」ディメンションを使用して集計される場合を考えます。現在の項目には、国として「アメリカ合衆国」、製品ラインとしてアパレルが含まれます。

    一致するレコードの数は、国として「アメリカ合衆国」、製品ラインとしてアパレルの値を持つレコードの数です。

    値のあるレコード数 現在のディメンション値に対して選択した属性の値(NULL以外)を持つレコードの数を表示します。

    このメトリックを追加した場合、使用する属性を選択するよう要求されます。選択できるのは、「件数」集計が有効化された属性のみです。

    たとえば、コンポーネントが「国」および「製品ライン」を使用して集計される場合を考えます。現在の項目には、国として「アメリカ合衆国」、製品ラインとしてアパレルが含まれます。

    国として「アメリカ合衆国」を持ち、製品ラインとしてアパレルを持つ15個のレコードのうち、4つのレコードは「色」が「青」、3つは「色」が「緑」に設定されており、8個は「色」の値が設定されていません。

    この場合、「色」属性の値が設定されたレコードの数は7になります。

    一意の値の数 現在のディメンション値に対して選択した属性の一意の値(NULL以外)の数を表示します。

    このメトリックを追加した場合、使用する属性を選択するよう要求されます。選択できるのは、「重複していない件数」集計方法が有効化された属性のみです。

    たとえば、コンポーネントが「国」および「製品ライン」を使用して集計される場合を考えます。現在の項目には、国として「アメリカ合衆国」、製品ラインとしてアパレルが含まれます。

    国として「アメリカ合衆国」を持ち、製品ラインとしてアパレルを持つ15個のレコードのうち、4つのレコードは「色」が「青」、3つは「色」が「緑」に設定されており、8個は「色」の値が設定されていません。

    この場合、「色」の一意の値の数は2になります。

コンポーネントの値を選択するには:

  1. 1つの値を選択するには、次の手順を実行します。
    1. リンクまたはボタンをクリックします。
    2. 属性リスト・ダイアログで、属性をクリックして選択します。

      フィルタ・フィールドを使用して特定の属性を検索できます。

    3. 適用」をクリックします。

    メトリック属性を選択すると、その属性にデフォルトの集計方法が割り当てられます。

    メトリックとして「値のあるレコード数」または「一意の値の数」を選択した場合は、使用する属性を選択するように求められます。

  2. コンポーネントに値のリストを移入するには、次の手順を実行します。
    1. リストに属性を追加するには、使用可能な属性リストからコンポーネント編集ビュー上の適切な場所まで属性をドラッグします。

      フィルタ・フィールドを使用して特定の属性を検索できます。

      属性のドラッグを開始すると、ドロップ可能な場所が強調表示されます。

      たとえば、メトリックをドラッグしている場合、ディメンション・リストにドロップすることはできません。

    2. 属性を目的の場所にドロップします。

      属性をメトリック・リストにドロップすると、その属性にデフォルトの集計方法が割り当てられます。

      「値のあるレコード数」または「一意の値の数」属性をドロップした場合は、使用する属性を選択するように求められます。

  3. 選択した属性を構成するには、編集アイコンをクリックします。
  4. 選択した属性を削除するには、削除アイコンをクリックします。