無効な値または空の値の処理

新規データ・セットの各属性に対して、無効な値または空の値の処理方法を指定できます。無効な値とは、属性が文字列型以外の場合のみ発生する可能性がある、その属性のデータ型と一致しない形式を持つ値であり、そのデータ型に変換することはできません。たとえば数値属性の場合、一部のレコード値はNoneやnullになります。

無効な属性値や空の属性値の処理方法を構成するには:

  1. 「データ・セットの追加」ページで、「拡張オプション」をクリックします。
    データ・セット属性の拡張オプション
  2. 「調整ルール」列で、「ルールの編集」ボタンをクリックします。
  3. 「不一致のデータ型値の修正」で、該当するラジオ・ボタンをクリックして、選択したデータ型に変換できない値の処理方法を指定します。次のいずれかを実行できます。
    • 無効な値を空白値に置き換える
    • 無効な値をカスタム値に置き換える
    • 無効な値を含むレコードを削除する

    新規データ・セットの不一致値や欠損値を管理するためのダイアログ

    文字列属性の場合は、無効な値を調整するためのルールを構成できません。文字列属性が不一致値を持つことはありません。

  4. 「欠損値の修正」で、ラジオ・ボタンをクリックして空の値の処理方法を指定します。次のいずれかを実行できます。
    • 空の値をそのまま残す
    • 値が欠損しているときに使用するカスタム値を提供する
    • 空の値を含むレコードを削除する
  5. 「適用」をクリックして構成を保存します。