Integrator ETL Designerのインストール

Integrator ETLはEclipse IDEにインストールされます。

Integrator ETLをインストールする前に、http://eclipse.orgからEclipse IDE for Java DevelopersバージョンIndigo (3.7)をダウンロードします。ダウンロードしたEclipseパッケージを適切な場所に配置します。Eclipseパッケージを展開またはインストールする必要はありません。Integrator ETLインストール・スクリプトによってEclipseワークベンチがインストールされます。

インストール・プロセスでEclipse RSEプラグインもインストールされます。プラグインはインストール・プロセス中にダウンロードされます。インストール・プロセスでは有効なインターネット接続が必要になります。インターネットへの接続が利用できない場合、インストール・プロセスはここでハングします。

Oracle Software Delivery CloudからダウンロードしたIntegrator ETLパッケージも必要になります。

WindowsクライアントにIntegrator ETLをインストールする手順は次のとおりです。

  1. Windows用Integrator ETL Designerインストール・パッケージ(EID_3.1_IntegratorETL.zip)を適切な場所に展開します。
  2. Integrator ETLインストール・パッケージを展開したディレクトリに移動し、install.batを実行します。

    インストール・スクリプトが開始されます。

  3. デフォルトのインストール・ディレクトリはC:\Oracle\Endeca\Discovery\3.1.0\IntegratorETLです。プロンプト「デフォルト・ディレクトリを使用しますか」で次の操作を実行します。
    • デフォルト・ディレクトリにインストールする場合は、[Return]キーを押すか、yを入力して[Return]キーを押します。
    • 別のディレクトリにインストールする場合は、nを入力して[Return]キーを押します。

      プロンプト「Integrator ETLのインストール・ディレクトリを指定してください」でIntegrator ETLをインストールするディレクトリの完全修飾パスを入力します。

    注意: 存在しないディレクトリを指定することをお薦めします。指定したディレクトリはインストール中に作成されます。存在するディレクトリを指定した場合は、指定したディレクトリの確認を求められます。既存のディレクトリはインストール中に上書きされます。別のディレクトリを指定することもできます。
  4. プロンプトEclipse ZIPファイルのフル・パスを入力してくださいで、http://eclipse.orgからダウンロードしたEclipse .ZIPファイルの完全修飾パスを入力します。

    パスにはZIPファイル名まで含める必要があります。

    たとえば、Eclipse ZIPファイルをOracleディレクトリに格納した場合は、C:\Oracle\eclipse-java-indigo-SR2-win32-x86_64.zipのように入力します。

    Eclipse .ZIPファイルへのパスを入力して[Return]キーを押すと、インストール・プロセスが開始されます。

Integrator ETLが指定した場所にインストールされます。

注意: インストール処理には時間がかかります。処理中にインストーラはインターネットに接続してRSEプラグインをダウンロードします。多くの要因により、このプラグインのダウンロードとインストールに時間がかかる場合があります。

ただしRSEプラグインのインストールに時間がかかりすぎる場合、インターネット接続が中断し、インストールがハングすることがあります。この原因でインストールがハングしたと思われる場合は、インストールを中止し、インターネット接続を回復してから再度インストールを行ってください。

Integrator ETL実行可能ファイルのデスクトップ・ショートカットを作成できます。