Studio用のHost:ヘッダーを保持しないリバース・プロキシ構成

Studioの前面にあるリバース・プロキシでHost:ヘッダーが保持されず、かわりにターゲット・アプリケーション・サーバーをHost:ヘッダーで参照してリクエストが行われる場合、Studioとアプリケーション・サーバーでは間違ったホスト名が受信されます。これにより、Studioでは、リバース・プロキシ・サーバーではなく、プロキシされたアプリケーション・サーバーを参照する絶対URLが生成されます。

リバース・プロキシで、Host:ヘッダーの保持を構成できない場合は、決められたホスト名とポートを構成する必要があります。そのためには、次のいずれかを行います。

アプリケーション・サーバーでの決められたホスト名の構成

Tomcatの場合、server.xml内の<Connector>要素で、schemeproxyNameおよびproxyPortの各属性を設定します。

WebLogicの場合、仮想ホストに、決められたホスト名とポートを設定します。

Studioでの決められたホスト名の構成

Studioに、決められたホスト名とポートを構成するには、次のプロパティをportal-ext.propertiesに追加します。
web.server.host=<hostname of reverse proxy server>
web.server.http.port=<port of reverse proxy server>