Oracle Endeca Information Discoveryのその他のモジュール

Studioには、WebベースのStudioアプリケーションと、スプレッドシート・ファイルや他のデータソースからのデータのアップロードに使用するプロビジョニング・サービスが含まれます。Studioおよびプロビジョニング・サービスは、同一のダウンロードに含まれます。

Oracle Endeca Information Discovery 3.1.0には、次の個別ダウンロードしたモジュールも含まれます。

モジュールおよびバージョン 説明
Oracle Endeca Server 7.6.0 Oracle Endeca Serverには、Studioアプリケーションの基盤となる問合せエンジンが備わっています。これらのアプリケーションでは、アプリケーション・エンド・ユーザーからの問合せに回答したり、アプリケーション・エンド・ユーザーにビジネス分析情報を提供することができます。

Oracle Endeca Serverでは、Integrator ETLまたはプロビジョニング・サービスによってロードされたソース・データ・レコードを格納するEndecaデータ・ドメインも管理できます。

各Studioアプリケーションは、Endecaデータ・ドメインに接続されています。

Oracle Endeca Information Discovery Integrator 3.1.0 Oracle Endeca Information Discovery Integrator ETLは、各種ソース(フラット・ファイルからデータベースにいたるまで)からソース・レコードを抽出して、そのデータをEndeca Serverデータ・ドメインにロードできる高パフォーマンスのデータ統合プラットフォームです。
Integratorスイートには、次のものが含まれます。
  • Integrator ETL。ソース・データのロード先であるグラフの構築と、Endeca Serverデータ・ドメインのスキーマ構成に使用されます。
  • Information Discoveryコネクタ。Endecaデータ・ドメインにおける様々なデータ収集操作の実行に使用されるIntegrator ETLコンポーネント。
  • Integrator ETL Server。エンタープライズ環境全体でのグラフの実行に使用されます。この環境では、様々なユーザーやユーザー・グループがグラフにアクセスして実行します。
  • Integrator Acquisition System。オプションのコンポーネント。Integrator Acquisition System(IAS)は、ファイル・システム、コンテンツ管理システム、Webサーバー、カスタム・データソースなどのあらゆる形式で格納されたソース・データをクロールする一連のコンポーネントです。

    IASでは、データが必要に応じて変換され、XMLファイルまたはレコード・ストアに出力されます。これらのデータは、Integrator ETLでアクセスしてEndeca Serverで使用できます。

プロビジョニング・サービスを使用してStudioアプリケーションのみを作成する場合は、Integratorをインストールする必要はありません。

Oracle Endeca ServerおよびOracle Endeca Information Discovery Integratorには、別個のドキュメント・セット(別個のインストレーション・ガイドを含む)が存在します。

Studio 3.1.0は、Oracle Endeca ServerおよびIntegratorの前述のバージョンのみと互換性があることに注意してください。それより前のバージョンのモジュールとは互換性がありません。