WebLogic ServerでのStudioのコンテキスト・パスの変更

初めてStudioをインストールする場合、コンテキスト・パス/eid/が使用されます。Studioをデプロイしたら、別のコンテキスト・パスに変更できます。

コンテキスト・パスを変更するには、Studioに付属のデプロイメント・プランを使用します。例として、デフォルトではデプロイメント・プランは、コンテキスト・パスを/eid/から/studio/に変更するように構成されています。

他のコンテキスト・パスにStudioをデプロイするには、次の手順を実行します。

  1. WebLogicの.zipファイルの上位レベルから、ファイルchange-context-roots-deployment-plan.xmlを抽出します。
  2. ファイルの<module-override>セクション。
    1. <module-name>の値がStudio WebLogicの.earファイルの実際の名前と一致することを検証します。

      次に例を示します。

      <module-override>
          <module-name>endeca-portal-weblogic-3.1.0.12345.ear</module-name>

      必要に応じて、ファイル名と一致するように値を更新します。

    2. <variable-definition>で、新しいコンテキスト・パスを反映するように、<variable>要素の値を編集します。

      すべての変数を更新してください。全体としてStudio用の変数があり、Studioコンポーネントごとに個々の変数があります。

      例として次の抜粋で示すように、デフォルトでは<variable>要素は、コンテキスト・パスを/studio/に変更するように構成されています。

      <variable>
          <name>endeca-portal-context-root</name>
          <value>/studio/</value>
      </variable>
      <variable>
          <name>endeca-navigation-portlet-context-root</name>
          <value>/studio/endeca-navigation-portlet/</value>
      </variable>

      /studio/のすべてのインスタンスを、使用するコンテキスト・パスで置換します。たとえば、コンテキスト・パスを/newpath/に変更する場合、<variable>要素の値で、/studio/のすべてのインスタンスを/newpath/で置換します。

      <variable>
          <name>endeca-portal-context-root</name>
          <value>/newpath/</value>
      </variable>
      <variable>
          <name>endeca-navigation-portlet-context-root</name>
          <value>/newpath/endeca-navigation-portlet/</value>
      </variable>
    3. ファイルを保存します。
  3. ファイルをStudioデプロイメントに適用します。
    1. 管理コンソール(<hostname>:8101/console)に移動します。
    2. ページの左上の「ロックして編集」をクリックします。
    3. ドメイン構造」の下で、「デプロイメント」をクリックします。
    4. 「デプロイメント」リストで、Studioデプロイメントのチェック・ボックスを選択します。
    5. 「デプロイメント・プランのパス」で、「パスの変更」ボタンをクリックします。
    6. 「パス」フィールドに、change-context-roots-deployment-plan.xmlのフル・パスを指定します。
    7. ファイル名の横にあるラジオ・ボタンを選択します。
    8. 「終了」をクリックします。
    9. 「変更のアクティブ化」をクリックします。