Oracle ADF Runtimeのダウンロードとインストール

WebLogic Serverをインストールしたら、ADF Runtime 11.1.1.6をインストールします。これには、プロビジョニング・サービスで必要とされるJRFが含まれています。

このトピックでは、すでにOracle WebLogic Server 10.3.6がインストールされていることを前提としています。

Application Development Frameworkインストーラをダウンロードするには、Oracleアカウントが必要です。

重要: このトピックのインストール手順は、『Oracle Fusion Middleware Application Developerインストレーション・ガイド』内の全手順から抽出したものです。この全手順では、システム要件など、ソフトウェアのインストールに関する詳細な情報を提供しています。完全な手順は、http://docs.oracle.com/cd/E23943_01/doc.1111/e14827/toc.htmでオンラインで入手できます。
注意: Oracle ADF RuntimeをLinuxにインストールする前に、次のことを確認してください。
  • ルート・ユーザーとしてインストール・プログラムを実行しないでください。
  • X-Windows (X11)環境があること。インストーラでは、モニターが256色以上で表示されるように構成されている必要があります。
重要: Oracle ADF RuntimeをWindowsにインストールする前に、Java JDKをインストールした場所へのパスがC:\Javaであるか、スペースを含んでいない別のパスであることを確認してください。Java JDKをデフォルトの場所(C:\Program Files)にインストールした場合、Oracle ADF Runtimeのインストールは失敗します。

Oracle ADF Runtimeをインストールする手順は次のとおりです。

  1. ADFパッケージをダウンロードします。
    1. http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/adf/downloads/index.htmlに移動します。
      次の図は、Application Development Runtimeのダウンロード・リンクの場所を示しています。

    2. ページの一番上の「Accept License Agreement」ラジオ・ボタンをクリックします。
    3. Application Development Runtimeリストで11.1.1.6を選択し、「ファイルのダウンロード」をクリックします。
    4. まだログインしていない場合は、(「サインイン」ページで)Oracleユーザー名とパスワードを使用してサインインします。
    5. ダウンロード・ダイアログで「ファイルを保存」をクリックします。
  2. ADF zipパッケージ(ofm_appdev_generic_11.1.1.6.0_disk1_of1.zip)を解凍します。
    パッケージには次のものが含まれています。
    • readme.htmファイル
    • Disk1ディレクトリ
    • Disk2ディレクトリ
  3. コマンド・プロンプトから、Disk1ディレクトリに移動します。
  4. インストーラを実行します。
    setup.exe -jreLoc <jre_location>

    <jre_location>は、インストールしたSun Java 6 JRE(Java Runtime Environment)の場所へのフルパスを示しています。JREは、JDKインストール・ディレクトリにあります。

    次に例を示します。

    setup.exe -jreLoc c:\Java\jdk1.6.0_43\jre

    ADFインストール・ウィザードの「ようこそ」ページが表示されます。

  5. 「ようこそ」ページで、情報を確認して「次へ」をクリックします。
  6. 「ソフトウェア更新のインストール」ページで、「ソフトウェアの更新のスキップ」を選択して、「次へ」をクリックします。
    ADFランタイム・インストール: 「ソフトウェア更新のインストール」ページ
  7. 「前提条件チェック」ページで、インストール・プロセスが必要なすべてのチェックをパスするまで待機します。

    すべてのチェックで問題がなければ「次へ」をクリックします。


    ADFランタイム・インストール: 「前提条件チェック」ページ
  8. 「インストール場所の指定」ページで、Oracle Middlewareホーム・ディレクトリがWebLogicをインストールした場所にあることを確認し、「次へ」をクリックします。
    ADFランタイム・インストール: インストール場所の指定
  9. 「アプリケーション・サーバー」ページで、「WebLogic Server」ラジオ・ボタンを選択し、「次へ」をクリックします。
    ADFランタイム・インストール: 「アプリケーション・サーバー」ページ
  10. 「インストール・サマリー」ページで、インストールの詳細を確認し、「インストール」をクリックします。
    ADFランタイム・インストール: 「インストール・サマリー」ページ
  11. 「インストールの進行状況」ページで、インストール・プロセスが完了したら、「次へ」をクリックします。
    ADFランタイム・インストール: 「インストールの進行状況」ページ
  12. 「インストール完了」ページで、インストーラを終了するには、「終了」をクリックします。
    ADFランタイム・インストール: 「インストール完了」ページ
    「スタート」メニューに次の2つのショートカットが作成されます。
    • Oracle Application Developer 11g
    • Oracle Common Home 11g