Windows用のTomcatバンドルのコンテキスト・ルートの変更

オプションで、Windows用のTomcatバンドルのインストール後に、コンテキスト・ルートを変更できます。コンテキスト・ルートを変更すると、Studioアプリケーションと自動的にデプロイされるコンポーネントおよび他のフックに影響を及ぼします。

初めてバンドルをインストールするときは、デフォルトのコンテキスト・ルートとして「/eid」が使用され、http://localhost:8080/eidに移動すると、Studioにアクセスできます。コンテキスト・ルートを「sales」に変更すると、URLがhttp://localhost:8080/salesになります。

コンテキスト・ルートを変更する手順は次のとおりです。

  1. サーバーを停止します。
  2. endeca-portal\tomcat-6.0.37\conf\Catalina\localhost\eid.xmlファイルの名前を<context root>.xmlに変更します。

    たとえば、新しいコンテキスト・ルートがsalesの場合、ファイル名はsales.xmlになります。

    マルチレベル・コンテキスト・パスでは、名前を#で区切ります。たとえば、コンテキスト・パスが/sales/eastの場合、ファイル名はsales#east.xmlになるはずです。

  3. endeca-portal\tomcat-6.0.37\webapps\eidディレクトリの名前をendeca-portal\tomcat-6.0.37\webapps\<context root>に変更します。

    マルチレベル・コンテキスト・パスの場合、endeca-portal\tomcat-6.0.37\webapps\sales#eastのようなマルチレベル・パスを使用します。

  4. サーバーを再起動します。

Studio Webアプリケーションのコンテキスト・ルートを変更すると、自動的にデプロイされるコンポーネントは専用のコンテキストにデプロイされます。これらのコンテキストは、Studioアプリケーションのコンテキスト・パスの下でネストされます。

たとえば、Studioが/mycompany/portal/にデプロイされている場合、コンポーネントはmycompany#portal#component-name-portlet.warとして自動的にデプロイされ、コンテキスト・パスは/mycompany/studio/component-name-portlet/になります。

Studioの最初の起動後にコンテキスト・ルートを変更すると、コンポーネントのアンデプロイおよび再デプロイができます。