Studio 3.1.xのインストールとバックアップのリストア

次にStudio 3.1.xをインストールします。インストール後、バックアップ・ファイルを使用してデータとカスタム設定をリストアします。Studio 3.1.xを開始します。

Studio 3.1.xへのアップグレードを完了するには:

  1. 『Studioインストレーション・ガイド』の手順に従って、Studio 3.1.xをインストールします。サーバーは開始しないでください。

    Studioのデフォルトのコンテキスト・パスは、ルート・コンテキストから/eid/に変更になりました。コンテキスト・パスを変更する必要がある場合には、3.1ガイドの指示に従ってください。

    WebLogicでは、デフォルトのStudioホーム・ディレクトリ(従来のLiferayホーム・ディレクトリ)は、<MiddlewareHomeDirectory>/user_projects/domainsから<MiddlewareHomeDirectory>/user_projects/domains/<StudioDomain>/eid/studioに変更されました。Studioホームの値を変更する必要がある場合には、3.1ガイドの指示に従ってください。

  2. dataディレクトリ全体を安全なバックアップの場所からリストアします。Studio 3.1.xとともにインストールされたdataファイルを上書きします。

    JCRリポジトリ、Lucene検索索引など、通常はdataに格納されているものの場所を変更した場合は、カスタムの場所もリストアして再確認します。

  3. データベースをリストアします。

    HSQLを使用している場合、この手順を省略できます。データベースは、dataディレクトリをリストアしたときにリストアされます。

    MYSQLまたは他のRDBMSを使用している場合は、データベースはまだ変更されていません。データベースが変更されている場合は、ベンダーからのリストア手順に従います。

  4. HSQLを使用していない場合には、ご使用のデータベースに接続するようにStudioを構成します。

    3.1のportal-ext.propertiesファイルには、コメント・アウトされたサンプル設定が数点含まれています。

    3.0のportal-ext.propertiesファイルからカスタマイズ設定をコピーできます。

  5. それ以外のカスタマイズ設定を、3.0のportal-ext.propertiesファイルから3.1のportal-ext.propertiesファイルにコピーします。
  6. Studio 3.1.xを開始します。

    Studioの使用を開始する前に、必ず、コンポーネントのすべてがデプロイされ登録されるまで待機します。アップグレードが完全に完了したかどうかを検証するために、すべてのアクティビティが停止したタイミングをログ・ファイルで確認できます。