属性値の分割またはマージによる複数値属性の作成

新規データ・セットを作成する際は、デリミタに基づいて属性値を分割するか、複数の属性の値をマージすることによって、複数値属性を作成できます。

たとえば、属性の値が「blue;white;red」の場合、実際には3つの個々の値をセミコロンで区切っていることになります。値間に空白を入れた場合、Studioによりすべて切り捨てられます。

また、データに属性Color1、Color2およびColor3が存在する場合、Color2およびColor3の値をColor1の値とマージして、1つの複数値属性を作成できます。属性値をマージする際は、現在のロケールのデフォルトのセパレータが使用されます。

複数値属性を作成するには:

  1. 「データ・セットの追加」ページで、「拡張オプション」をクリックします。
    データ・セット属性の拡張オプション
  2. 属性の値を分割するには:
    1. 属性の「分割」チェック・ボックスを選択します。
    2. 値分割ダイアログの「値のデリミタ」で、値を区切るために使用するデリミタを指定します。

      値分割ダイアログ

      ドロップダウン・リストからデリミタを選択します。

      ドロップダウン・リストにないデリミタを使用する場合は、もう一方のラジオ・ボタンをクリックし、フィールドにデリミタを入力します。

    3. 分割構成を保存するには、「保存」をクリックします。
    4. 分割構成を変更する必要がある場合は、「分割」列にある編集アイコンをクリックします。
    5. 属性値を分割しない場合は、「分割」チェック・ボックスの選択を解除します。
  3. 属性に他の属性値をマージするには、次の手順を実行します。
    1. 属性の「マージ」チェック・ボックスを選択します。
    2. マージ・ダイアログの「属性」ドロップダウン・リストで、元の属性とマージする最初の属性を選択します。
      データ・セットの属性のマージを構成するためのダイアログ

      マージできるのは、データ型が同じ属性のみです。

    3. 属性を追加するには、「属性の追加」ボタンをクリックし、ドロップダウン・リストから属性を選択します。
    4. 属性を削除するには、削除アイコンをクリックします。元の属性は削除できません。
    5. マージ構成を保存するには、「保存」をクリックします。

      マージ後の属性を「データ・セットの追加」ページで今後編集することはできません。それらには、元の属性に指定したすべての構成オプションが自動的に継承されます。

      マージ後の属性の「マージ」チェック・ボックスも選択されます。

    6. マージ構成を変更する必要がある場合は、「マージ」列にある編集アイコンをクリックします。
    7. マージを解除するには、「マージ」チェック・ボックスの選択を解除します。