WindowsにおけるEndecaサービス・ユーザーの作成

このトピックは、Jetty WebサーバーへのIASのインストールのみに適用されます。IASをWebLogic Serverにインストールする場合、このトピックをスキップできます。Endecaサービスは、(権限を制御できる)指定のユーザーとして実行する必要があります。

インストール・プロセス中に、IASインストール・スクリプトから、Endecaサービス・ユーザーを入力するよう求められます。endecaというユーザー・アカウントを作成し、アプリケーションに必要なすべてのファイルにアクセスするためのファイルおよびディレクトリ権限を付与することをお薦めします。ただし、この要件を満たしていれば任意のユーザーを使用してもかまいません。

ユーザーendecaを作成するには:

  1. ローカル・マシンの管理者権限があることを確認します。
  2. Windowsの「コントロール パネル」で、「コンピュータの管理」「管理ツール」を選択します。
  3. 「コンピュータの管理」ウィンドウのツリー・ペインで、「システム ツール」「ローカル ユーザーとグループ」を選択します。
  4. 「ユーザー」を右クリックし、「新しいユーザー」を選択します。
  5. 「新しいユーザー」ダイアログ・ボックスで次の手順を実行します。
    1. 「ユーザー名」と「フル ネーム」の両方に、endecaと入力します。
    2. 必要に応じて説明も入力します。
    3. ユーザーendecaにパスワードを設定します。
      注意: インストーラでは、空白のパスワードを持つサービス・ユーザーが許可されていないため、このユーザーには空白以外のパスワードを設定する必要があります。
    4. 「ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」の選択を解除します。
  6. 「作成」をクリックして新しいユーザーを作成し、「閉じる」をクリックしてダイアログ・ボックスを終了します。
  7. 「コンピュータの管理」ウィンドウを閉じます。ただし、「管理ツール」は終了しないでください。
  8. 「管理ツール」で次の手順を実行します。
    1. 「ローカル セキュリティ ポリシー」を開きます。
    2. 「ローカル セキュリティ設定」ウィンドウで、「ローカル ポリシー」「ユーザー権利の割り当て」を選択します。
    3. 右側のポリシーのリストで、「サービスとしてログオン」を開きます。
    4. プロセスをサービスとして登録できるユーザーのリストに、ユーザーendecaを追加します。
    5. ダイアログ・ボックスを閉じて、「管理ツール」を終了します。