IAS Serverはすべてのクロール操作を管理します。IAS Serverには、WSDLインタフェースとIAS Serverコマンドライン・ユーティリティがあります。IAS Serverは、IAS Service内で実行します。
また、IAS Serverは、ソース・ドキュメントから導出されるメタデータ・プロパティでレコードにタグを付けます。IAS Serverがレコードを返した後、Endecaグラフへのレコードを読み取るように(Integratorの)Endeca Record Store Readerを構成できます。この場合、Integrator ETLは、レコードを処理して、レコード・プロパティを追加または変更できます。その後、レコードにアクセスするEndecaアプリケーションを構築でき、アプリケーション・ユーザーに対して、レコードに含まれるドキュメント・コンテンツの検索と移動を許可できます。
クロールで作成されるレコードごとにアクセス制御リスト(ACL)のプロパティを生成するようにIAS Serverを構成できます。これらのACLプロパティをセキュリティ・ログイン・モジュールと併用すると、ユーザー・ログイン・プロファイルに基づきレコードへのアクセスを制限できます。Endeca Access Control Systemの使用の詳細は、『Security Guide for Integrator』を参照してください。