Integrator Acquisition Systemは、<インストール・パス>\IAS\workspace\stateの下に、データソース拡張機能またはマニピュレータ拡張機能の状態情報を保存するために使用できるディレクトリを自動的に作成します。拡張機能では、必要に応じてこれらのディレクトリから状態情報の読取り、書込みおよび削除を行うことができます。
データソースが増分取得を実行するには、状態情報が必要な場合があります。たとえば、データソースがCMSから読み取った最終日を保存するファイルに依存します。データソースは、後に増分取得を実行するために、このファイルから日付を読み取って渡します。
データソースの状態ディレクトリのパスは、<インストール・パス>\IAS\workspace\state\ias\crawls\<crawlId>\sourceです。
マニピュレータの状態ディレクトリのパスは、<インストール・パス>\IAS\workspace\state\ias\crawls\<crawlId>\manipulators\<manipulatorId>です。
拡張機能のライフ・サイクルの最後に、IASはPipelineComponent.deleteInstance()をコールし、またIASはstateディレクトリの内容を削除します。