IKM SQLからEndeca Serverの構成リファレンス

IKM SQLからEndeca Serverの「ターゲット」・コンポーネントを開くと、「ターゲット領域」-「プロパティ・インスペクタ」ダイアログの「オプション」領域に構成オプションがあります。これらのオプションについては後述します。

設定項目 説明
APPLY_SCHEMA データをEndeca Serverターゲットに統合する前にスキーマを作成するかどうかを指定します。値が「True」の場合はスキーマを作成し、「False」の場合は作成しません。デフォルトは「True」です。
AUTO_GENERATE_RECORDSPEC データ収集のレコード仕様を自動で作成するかどうかを指定します。値が「True」の場合はレコード仕様を作成し、「False」の場合は作成しません。モジュールにPK列を設定していない場合は、このオプションを「True」に設定することをお薦めします。デフォルト値はFalseです。
BUFFER_SIZE モジュールで使用できるバッファ・スペースの量をバイトで指定します。モジュールのバッファにはこのサイズまで記録され、それを超えるとEndeca Serverにバッチとして書き込まれます。デフォルトは50000000(約50MB)です。
BULK_LOAD_TIMEOUT バルク・ロード操作がタイムアウトするまでの時間をミリ秒単位で指定します。デフォルトは90000です。
CERT_KEYSTORE_FILE オプションです。Endeca Serverのキーストア・ファイルのパスを指定します。例: C:\Oracle\Middleware\user_projects\domains\endecaserver\config\ssl\endecaServerClientCert.ks
CERT_KEYSTORE_PASSWORD 「CERT_KEYSTORE_FILE」が指定されている場合は必須で、入力されていない場合は、オプションです。「CERT_KEYSTORE_FILE」に対応するパスワード値を指定します。このオプションは、Endeca ServerでSSLクライアント証明書が必要な場合のみ必要です。
COLLECTION_NAME 「LOAD_DATA」「True」に設定されている場合は必須で、入力されていない場合はオプションです。ナレッジ・モジュールによりデータが書き込まれるEndeca Serverのデータ収集名を指定します。
DATADOMAIN 必須です。WebLogic Serverで実行しているEndeca Serverのドメイン名を指定します。値を空にするとエラーが発生します。
DATADOMAIN_PROFILE オプションです。Endeca dataドメインの作成に使用するテンプレート名を指定します。データ・ドメイン・テンプレートは、Endecaデータ・ドメインの作成に使用する構成設定を提供する名前付きテンプレートです。
LOAD_DATA Endeca Serverにデータをロードするかどうかを指定します。値が「True」の場合はデータをロードし、「False」の場合はロードしません。このオプションは、データ収集にデータをロードすることなくスキーマを作成する場合に役立ちます。この設定は、「APPLY_SCHEMA」とともに使用できます。デフォルトは「True」です。
LOG_FILE オプションです。ナレッジ・モジュールのログ・ファイルの絶対パスを指定します。例: D:\logfolder\odi.log。指定しなかった場合は、モジュールによってログ情報が書き込まれません。
LOG_LEVEL ナレッジ・モジュールのロギング・レベルを設定します。「デバッグ」「情報」「警告」「エラー」に設定できます。デフォルトは、「警告」です。
MAX_ERROR Endeca Serverにデータをロードする際に発生してもよい最大エラー数を指定します。この値を超えると、ロード・プロセスが失敗します。エラーにはレコード処理エラーが含まれます。接続エラーはこの値に含まれません。デフォルトは0です。
MULTIASSIGN_VALUE_DELIMITER レコードの複数割当て値のデリミタ文字を指定します。デフォルトのデリミタは|です(パイプ記号)。
RESET_DOMAIN このインタフェースを実行する場合にドメインのデータおよびスキーマを削除するかどうかを指定します。データまたはスキーマが変更された場合または旧ドメインに新しいスキーマをロードする場合は、この値を「True」に設定することをお薦めします。値が「True」の場合はデータが削除され、「False」の場合は削除されません。デフォルト値はFalseです。
TRANSACTION バッチ処理を使用してデータをロードするかどうかを指定します。値が「True」の場合、すべてのデータは単一トランザクションとして処理され、障害が発生した場合、レコードはまったくロードされません。デフォルト値はFalseです。

「TRANSACTION」オプションは、通常「MAX_ERROR」とともに使用されます。トランザクションをロールバックするまでに.発生してもよい最大エラー数を指定できます。

TRUNCATE_COLLECTION 新しいデータが書き込まれる前にデータ収集のすべてのデータが削除されます。値が「True」の場合はデータが削除されます。デフォルト値はFalseです。また、「TRUNCATE_DATACOLLECTION」「True」に設定した場合は、「LOAD_DATA」「True」に設定する必要があります。
TRUST_KEYSTORE_FILE オプションです。Endeca Serverのトラストストア・ファイルのパスを指定します。例: C:\Oracle\Middleware\user_projects\domains\endecaserver\config\ssl\endecaServerTrustStore.ks。このオプションは、Endeca ServerでSSLクライアント証明書が必要な場合のみ必要です。
TRUST_KEYSTORE_PASSWORD 「TRUST_KEYSTORE_FILE」が指定されている場合は必須で、入力されていない場合は、オプションです。「TRUST_KEYSTORE_FILE」に対応するパスワード値を指定します。このオプションは、Endeca ServerでSSLクライアント証明書が必要な場合のみ必要です。
WRITER_PROTOCOL Endeca Serverにデータをロードする際にインタフェースによって使用されるプロトコルを指定します。「Webサービス」または「バルクロード」に設定できます。どちらのオプションもレコードを50MBのバッチにグループ化して、Endeca Serverにバッチとして送信します。「バルクロード」を指定した場合は、Endeca Serverにレコードをコミットするためのレコード・キューが保持されます。デフォルトは「バルクロード」です。