ODIプロシージャの構成および実行

このプロシージャは、<インストール・パス>\IKMSQLtoEndecaServer\3.1.0\procedureにインストールされます。これにより、SOAPプロトコルを使用して直接Webサービスを起動し、Endeca Serverへのデータの書込み要求をポストして、レスポンス・ファイルを取得できます。

このプロシージャを実行する前に、次の作業を終えている必要があります。

ODIプロシージャを構成および実行するには、次の手順を実行します。

  1. 次の手順を実行して、プロシージャをODIにインポートします。
    1. ODI Studioで、「デザイナ」タブを選択します。
    2. 「プロジェクト」 > 「<プロジェクト名>」 > 「最初のフォルダ」を開きます。
    3. 「プロシージャ」を右クリックして、「プロシージャのインポート」を選択します。

      例:


      「デザイナ」タブの「プロシージャのインポート」オプション

      「プロシージャのインポート(XMLファイル)」ダイアログが表示されます。

    4. 「ファイル・インポート・ディレクトリ」フィールドで、<インストール・パス>\IKMSQLtoEndecaServer\3.1.0\procedureを参照して「開く」をクリックします。

      例:


      インポートするプロシージャ・ファイルの選択
    5. Endeca_Web_Service_Procedureを選択して「OK」をクリックします。
    6. 「閉じる」をクリックして「インポート・レポート」を閉じます。
  2. Webサービス・リクエストに関連付ける物理スキーマおよび論理スキーマを作成します。
    1. 「トポロジ」タブを選択します。
    2. 「物理アーキテクチャ」 > 「テクノロジ」 > 「ファイル」を開きます。
    3. 「ファイル一般」を右クリックして、「新規物理スキーマ」を選択します。

      例:


      「トポロジ」タブの「新規物理スキーマ」オプション
    4. 「コンテキスト」タブを選択します。
    5. プラス記号のアイコン(+)をクリックします。
    6. 「コンテキスト」リストで既存のコンテキストを選択します。
    7. 「論理スキーマ」リストで、既存の論理スキーマを選択するか、新しい名前を指定して新規の論理スキーマを定義します。

      新規の論理スキーマを指定した場合、物理スキーマの保存時にODIによって自動的に論理スキーマが作成されます。

    8. 「すべて保存」をクリックします。
    9. 「定義」タブを選択します。
    10. 「ディレクトリ(スキーマ)」リストおよび「ディレクトリ(作業スキーマ)」リストの両方で、リクエスト・ファイルおよびレスポンス・ファイルを保存するディレクトリのパスを指定します。

      Windowsの場合、\文字を含むパスをエスケープするには、2つ目の\文字を追加する必要があります。例: C:\\test

  3. インポートしたプロシージャをダブルクリックして「詳細」タブを選択します。
  4. 「Endeca Server論理スキーマ設定」をダブルクリックして「ソース・コマンド」リストで「Endeca Server論理スキーマ」を選択します。
  5. 「詳細」タブに戻ります。
  6. 「ファイル論理スキーマ設定」をダブルクリックして「ソース・コマンド」リストでファイルの論理スキーマを選択します。
  7. 次に、ODIプロシージャ自体を構成します。
    1. 「オプション」で、「ENDECA_WS_RELATIVE_PATH」「REQUEST_FILE_NAME」および「RESPONSE_FILE_NAME」の値を指定します。
    2. その他のオプションは省略可能です。オプションの詳細は、ODIプロシージャの構成リファレンスに関する項を参照してください。
  8. 「保存」をクリックします。

これで、スケジュール要件に応じてODIプロシージャを実行できます。